わずか1ヶ月で人生再起した人間の話。
ITリテラシーもない。喋りも下手。
事務処理能力もなく
メンタルも弱く体も弱い人でも
わずか1ヶ月で1000万円を売り上げた話。
『すみません、マジで生活が厳しくて今後どうしていいのかわかりません」
突然の電話が来た。
「えっ、なにどういうこと?」
よくわからなすぎて質問をする。
南国バリでのんびりと半隠遁生活をしていた私。
突然の電話と共に、意味不明なSOS.
私の今の状況と明らかにある温度感。
この彼との付き合いはおよそ4年ほど。
元々物販のコミュニティを運営をしていた人間。
生まれ持って体が弱く
20代の頃のサラリーマン時代の激務で
体を壊し、メンタルも壊し、
医師からも社会復帰も無理
と言われる状態を何年も過ごした。
こんな状態の自分でも稼がねば生きていけない
そこで「物販」を開始したところ、
半年間で月利100万円を達成し
当時、学んでいたコミュニティ内でも
当確を表し、一受講生から運営へと昇格した。
しかしこのコミュニティでは、
詐欺案件にひっかり当人も多額の借金を抱える。
その後起死回生で投資の学びをするために
投資のスクールに通う中で私は出会った。
このスクールでも投資のルールを遵守せず
彼は1000万ほどの借金を負うことに。
当時より、なぜか私に妙に興味を持ち
定期的に連絡をしてきては相談をしてきた
不思議と嫌味がなく、人懐こっさもあり
ただどことなく頼りないというか、
不思議な印象の人間だった。
ひょんなことで
「ロマネスクさん、実は投資でルールを無視した
ギャンブルをしてしまい全損しました。
このままだと生活ができないので実家に戻ろうと思います」
と一本の電話をしてきた。
当時の絶望と憔悴しきった声を今でも忘れない。
しかし、本人はこの電話をした理由として
もしかしたら何か奇跡が起こるかもしれない。
そんな一抹の期待をしながら自然と電話をしていた
と不思議なことを言ってきた。
そこで私は、
ビジネスの作り方を教えて
第一弾のビジネス、本人が得意とする
転売の情報を提供するビジネスを作り
初動で五十名以上のコミュニティを立ち上げて
生徒さんたちを稼がせていた。
しかし、それも1年が経過した頃に
そのコミュニティは下火になる。
ちなみにこのコミュニティでは
初月から爆益を出す人を量産するほどに
良質なコンテンツを提供していた。
しかし、このコミュニティには一つの課題が
あったのだった。それは後述していくとして、
実は私はこの未来を予見していて
それをしっかりと伝えて警告を出していた
しかし、彼はそれを楽観視していて
結果的にビジネスは沈んでいった。
人はいい時ほどしっかりと足元を見て
未来を予見しながら行動をしないと
穴があることを知らない。
そんな折に、いよいよ生活も厳しくなり
当時、バリにいた私に連絡をしてきたのだった。
突然の電話で、突然の相談に困惑しつつも
心の中では「ほれ、言わんこっちゃない」
と舌を出していたのは内緒だ。
しかし、その後数日して、朝、突然玄関ドアの
ノックの音と共に彼が現れる。
「おい、いったいなにがどうしたんだ?」
眠気まなこをこすりながら、
状況を理解できない状態で彼は
キャリケースと共に家に上がり込んでくる。
突然彼は土下座をして
「もう一度だけチャンスをください」
「もう一度だけビジネスを作るアドバイスをください」
と深々と頭を下げてきた。
きょとんとする中、私も事態をよく理解できない中で
少し考えることにした。
ブラックコーヒーを飲みながら
朝の日差しを浴びながら一服をして
今の状況の整理をする。
「来てしまっている以上仕方ない」
これが現実だと腹落ちさせながら、
その彼を席に座らせて話をすることにした。
「まず、突然来たこと」これについては迷惑でありながらその行動力は賞賛に値する。
しかしながら、相手の時間を奪うという点で敬意が足りない。
また、計画性もない。これが失敗した理由であるということこれをチクチクネチネチと解いた。
その上で、今回新たにビジネスを作る場合
絶対的に約束をしてもらいたいことを制定した
・関わる人へのリスペクト
・生徒さんたちへの配慮とリスペクト
・新しい事業へのコミットメント
・生徒さんに必ず成果を出させ続けること
これを強く確認をした。
というのも、第一弾のビジネスが下火になっていったのは
途中で慢心をしてしまい(生徒さんが成果を出しているから)
途中から、生徒さんへのサポートがおざなりになったから。
稼がせることは達成できていたのでよしとしよう。
しかし、稼がせる中で本質の理解を促進して、稼ぎ続けるマインドとスキルの提供こそが教育である。
という点が抜けていたのがオチだったのである。
稼ぐ情報を発信するだけならば、それはどこにでもあること。稼ぎながら本質を追求して、稼ぐネタを作る。
ここまでが本来の教育であり、そういう場所を作りたい。というのが彼の発端だったわけだ。
しかし、それが途中から慢心して手抜きになっていたのが見えていた。このように、サービスは本来の目的と理念があり、そこからぶれてくると途端に朽ちていく方向に進む。
これは、空き家と同じで、人がすまない家はボロボロになるのと同じサービスも理念がなくなるとボロボロになっていく。
今回も同じような結果になるくらいならば
やらない方が良い。
関わる人/生徒さんへのリスペクトがなくなるくらいなら
ビジネスなんて作らない方が良い。
そんなものを作るのは社会悪なので協力したくない。
これを約束できるか?
という点を強く質問をした。
結果的に彼は
「絶対にやり抜きます、死ぬ気でやります」
ということをしっかりと目を見つめて強い信念を持って
言葉にして伝えてきたので、協力をすることにした。
まず、初めに考えたこと、それは今回のサービスは
「稼ぎながら本質的な稼ぐ構造とスキルを学ぶ学校づくり」
というコンセプトが最初に設定された。
さらに私の流儀としては、投資対効果が高くなければ
絶対にやりたくない。提供すべきでない。という持論がある。
このことから、
・誰でも
・時間がない中でも
・投資対効果が高いもの
これらを、短期中期長期でミッション形式として
稼げるネタを配置することにした。
これらを怒ってもらうことで、年間で195万から312万円稼げる内容になっている、これについては全て検証済みで再現性も間違いないものを配置した。
さらにこれらの収入のベースアップについてが今回の本質ではなくこの稼ぎ方をミッション形式で進めていく中で「なぜ稼げるのか?」
そしてどの立場でどういう構造になると
「もっと稼げるのか?」
といったケーススタディの学習を通して「稼ぐ本質の思考」と稼ぐための「情報の整理能力」を教育していくプログラムにした。
ここまでする理由というのは
「情報商材を買って満足」
「情報商材を買い続ける」
という人々を減らしたいこと。
自分自らで稼ぐ手法を作れるようになってもらいたいこと。
もしくは、投資対効果をしっかりと判断した上で
戦略的に情報を選定できる審美眼を持ってもらいたい。
そのさきに「自分のやりたいこと」「自分の没頭するビジネスを作る」などのゴールを据え置いているというのがある。
これは、当初のスクール開校の「理念」からブレない指針として制定した。
大切なことは、
・稼ぐという経験をすること
・確実に稼げるものを厳選すること
・収入基盤を作ること
・稼ぎながら構造と本質を理解すること
・最終的に稼いでから自分のやりたいことを探す
という流れを作ることが本来、副業の学校は必要なことと決めて全てを作り込んだ。
その上で大切なことは、このノウハウを大量に誰にでも売る。
ということをしてはいけないということがある。
その理由としては、これはもちろん稼がせるための
教育の場であり、費用対効果と投資対効果はほぼ確実であることは実証検証済み。
しかし、「稼ぎながら本質的な稼ぐ構造とスキルを学ぶ学校づくり」にあるため、この「ノウハウ」だけを求める人が多数を占めると学校としての色合いが変わってしまう。
だからこそ、あえて何をするのか。
という点は見せずに、コンセプトと理念を伝えながら
お互いの対話を通して信頼関係を構築して進めていく。
つまり面談と、審査という二つの関門を設けた。
さらに、成果が出なければ返金保証というものも設定している。
この設定をしているのは、
ただ単に「手軽に始めてもらうための心の障壁を取り除く」という情報商材にありがちなものではなくて、
「返金保証は発生しない」という
強固たる自信の表れであり、実際に現在の生徒さんたちは全員結果を出している。
このように「誰でも彼でも販売する」というものは、
いわゆる消耗品の考えに近くて、
人をしっかりと選んで販売をする。
とすることによってブランド力がつき、いい人が集まりコミュニティの質が高まり、結果的に全ては良いスパイラルになる。
また、これは情報商材の販売ではなくて
純粋な教育として存在しているため、
一人一人との対話やコミュニケーションを考えると
大量にきてもらう。大量にセールスをする。
というのは戦略としてまちがっている。
在学している生徒さんが成果を出し、
ただ誰でも入学できるわけではない。
この秘密主義的な雰囲気がまた興味をそそり、
ブランドの異イメージが高まっていく。
つまり、東京大学のようなものを目指す
そんな戦略をとっている。
何をするにしても、
購入者が損をしないこと
価格以上の価値を生み出すこと
適正な人に販売をすること
これがとても大切になる。
人は見える部分でしか価値を判断できない。
だからこそ「価格」や「スペック」に興味が行きがち
しかしながら「副業」のノウハウでありながら「教育」である以上ノウハウだけで集まってくるような人には本来の価値を提供できない
だからこそ、伏せるべきところは伏せ
面談と審査という二つの関門を設けることで
安っぽさを排除している。
このように、どんな状況でも、どんなものであっても
購入者に損をさせない。
購入者が結果を出せる
価格以上の価値が生み出せる
この状態を作りながら、そのコンセプトを明確にしていくことで
人々は興味を持ち納得していく。
その発信をしっかりすることができれば
1ヶ月で年収以上を稼ぐことは容易なのです。