【混浴サウナ】体験記3 アムス編
混浴サウナに、もう慣れた。
今回はパイパ○の日本人の正面衝突の件。
ここがわたしのアナザースカイ。アムステルダム。おばあさんでも185cmある街。
現地人の感覚を手に入れた俺は、足湯しながら全裸のカップルと笑顔で会話するほどになった。
俺は漁師じゃない。目の前のアワビに目はいかない。良識的な人間なんだ。
この日は街中を走るトラムで行けるスポットや、チーズの計り売りの情報を全裸で得た。
番台さんにフルチンでブラックコーヒーを頼み、
中庭で日光浴しながら飲んでいた。鋭い日差しがレンガの壁にパラソルとフルチンが影をつくった。
今日は平日で人が少ない。
アムステルダムは緯度が高いから秋でも激烈に寒い。玉玉が少し縮む。
サウナで少し伸ばそうかな。
コーヒーをキッチンに戻してサウナに戻る。無人のサウナで座禅を組み玉玉のシワを伸ばした。
毛は全部処理してある。(ボーボーのやつはアムスじゃ即逮捕だろう。)
水風呂(プール)とサウナでの玉伸ばしを3度繰り返すとだいぶ整っている。
煩悩が消えた。神の視点でこの全裸サウナ宮殿を歩いた。俯瞰しているようだった。
階段を登ろうとしている全裸のお婆さんをレディーファーストでさばく、
シワシワのおばあさんの後ろ姿とシワ伸ばした玉玉が交差した瞬間。ダンキューウェル。
シャワーで邪念を流してからケバブでも食べに行こうかなっと、帰る前にシャワーを浴びにいった。
壁にシャワーが並んでいる刑務所スタイルだ。中は曇ってる。
小柄な先客が一人。曲線が女だ。と思った。
目が慣れてきてた。視線を感じる。横目で見ると日本人っぽい女だった。
わかんないでも中国人かもしれないしな。もちろんパイパ○だ。あなたならどうする?
「こんにちは。日本人ですか?」
急に話しかけてきた。
「そうです。地元の方ですか?」
「いや、イギリスに留学中ですが旅行で来てます」
イギリスのパイパ○大学生リナちゃん。
ユーロはツルツルがスタンダードだ。
眉毛が濃いスレンダーなタイプ。健康的に日焼けしている。タンニングは白人のステータス。
「なんか日本人がいると急に恥ずかしくなりますよね笑」
「僕もそう思いました笑」
息子がうずきだした。リナの目しか見てはいけない。
すこし反応してしまったかもしれない。やばい。
彼女もこっちと正対しないように、半身をきっている。ディフェンスの基本だ。ゴールを守る。
パイパ○の日本人同士の正面衝突はまずい。
東京の男湯でもなかなか無い瞬間かもしれなし。
そのまま旅行の話などダラダラしながら、初めてここにきたリナちゃんに館内を案内しながらサウナで整った。
いちよ聞いてみた。
「混浴恥ずかしくないんですか?」
「日本だったら行かないけど、たまには刺激が欲しくて笑」
「なんとなくわかるわ。その気持ち」
しばらく一緒に行動しているうちにリナの造形はインプットされた。お互い様だろう。
ゴロゴロスペースで寝転びながらヒソヒソおしゃべりした。
「さっき勃ってたでしょ?」
「最初?ちょっとかな。女もけっこう見てるんだね笑」
リナは笑いながら言った。攻撃が最大の守備だ。
「そりゃそうでしょ」
「リナは実は露出狂なの?」
「そんなじゃないけど、見られてると思うと興奮するかも。」
そう言いながら寝返りしてアワビをチラ見せしてくる。輝いていた。大漁かな。
「濡れてるじゃん笑」
さっきまでの整いは消えて、完全に勃ってしまいゴロゴロスペースから立ち上がれなくなった。
息子がうつぶせで血がとまって痛い。
「ねぇプールに戻ろうよ」リナは乳首をたてながら言う。タコぶつみたいだ。
突然の全裸の出会い。あなたならどうしますか?
立てるのか?それとも勃っているのか?
【混浴サウナ】体験記の1,2も読んでね。
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