真実度999の書『I<わたし>真実と主観性』巻末資料 付録A・B・C
真実度999の書『I<わたし>真実と主観性』デヴィッドRホーキンズ著の巻末資料になります。
付録C 意識レベルの特定
概説
意識のエネルギーフィールドの次元は無限です。特定のレベルは人間の意識と相関しており、1~1000に測定されます。(付録Bの「意識のスケール」を参照してください)。
宇宙にあるものはすべて特定の周波数、あるいは微細なエネルギーフィールドを形成しており、それは永遠に意識のフィールドに残ります。ですから、この世に存在した人は誰でも、出来事や思考、ふるまい、感情、態度など、当人にまつわるすべてのことを含めて永遠に記録され、その記録は現代でも未来でもいつでも引き出すことができます。
テクニック
キネシオロジーの反応(筋肉テスト)は、特定の刺激に対して「イエス」、「ノー」というシンプルな答えを得るものです。ホリスティック・ヘルスでは、被験者が腕をまっすぐに伸ばし、試験者がその腕の手首に指を二本おいて、軽く圧力を加えて下に押すのが一般的なやり方です。たいてい被験者は、テストしたい対象物をもう片方の手で太陽神経叢(みぞおち)のあたりにおきます。試験者は被験者に「抵抗してください(Resist)」と言いながら押しますが、もしテスト対象が被験者にとってよいものならば、腕は強い反応を示します。けれども、よいものではなく悪い影響を与えるものならば、腕は瞬時に弱い反応を示します。反応はとても迅速で短いものです。
このテスト法は長年にわたり、世界中の何千人もの実践者の間で利用されています。テストから導き出される答え(反応)の正確さや信頼性についてもよく研究されており、文献もあります(推薦図書を参照してください)。正確な反応を得るためには、試験者も被験者もともに200以上に測定されなければならないことを忘れてはなりません。
長い間、テストは身体の経路や免疫系の局所反応だと考えられてきました。しかし、研究が進むにつれて、反応は局所的なものではなく、テスト対象やステートメントに対する意識そのものの全般的な反応であることがわかりました。真実で有益で、生命を擁護するものにはポジティブな反応が出ますが、それはすべての人の中にある非個人的なフィールドから引き出されます。ポジティブな反応は、筋肉組織が強まることによって示されます。ついでを言えば、三角筋が指標筋として最もよく使われますが、カイロプラクティックの施術者が使う腓腹筋など、どんな筋肉でも使えます。
(ステートメント形式で)質問する前に、「許可」を得る必要があります。たとえば、次のように質問します。「わたしは心に思い描いていることについて質問する許可を得ている」(イエス/ノー)。
もしステートメントが誤っていたり、テスト対象が有害であれば、筋肉は「抵抗してください」という指示にすぐさま弱い反応を示します。これは刺激がネガティブであるか、虚偽であるか、生命を脅かすものであるか、あるいは答えが「ノー」であることを意味しています。反応は迅速でとても短いものです。テストが終われば身体はすぐに回復し、通常の筋肉の緊張状態に戻ります。
テストをするには試験者と被験者の二人が必要です。静かな環境が好ましく、BGMはいりません。被験者は目を閉じます。試験者はステートメント型式(肯定文)で”質問”を述べなければなりません。するとステートメントに対して”イエス”か”ノー”かで筋肉が反応します。たとえば、「この馬は健康な馬でしょうか?」のように質問するのは間違いで、正しいステートメントは、「この馬は健康です」、あるいは「この馬は病気です」という形になります。
ステートメントを述べたあとに、試験者は、地面に平行に腕をまっすぐ伸ばしている被験者に対して「抵抗してください」と言います。それから試験者は伸ばされた腕の手首の上に自分の指を二本おいてやや力を込めて下に押します。被験者の腕は「イエス」を表す強い反応、「ノー」を表す弱い反応のいずれかを示します。この反応は非常に短く、迅速です。
特定のレベルを測定する
ポジティブとネガティブ、真実と虚偽、建設的と破壊的を分ける臨界点は、測定レベル200です(チャートを参照してください)。200以上のものすべてと真実は被験者を強くし、200以下のものすべてと虚偽に対しては、被験者の腕は弱い反応を示します。
イメージやステートメント、歴史的出来事、著名な人々を含め、過去と現在について何でもテストすることができます。必ずしも言葉に出す必要はありません。
数値を測定する
例:「ラマナ・マハルシの教えは700以上に測定されます」(イエス/ノー)、「ヒトラーは200以上に測定されます」(イエス/ノー)、「そのとき彼は二十代でした」(イエス/ノー)、「三十代でした」(イエス/ノー)、「四十代でした」(イエス/ノー)、「死亡時点でした」(イエス/ノー)。
応用
キネシオロジーテストは、未来を予知するために使うことはできません。ーそれ以外、特に質問に制限はありません。意識は時間や空間の制限を受けていませんが、未来についてなど、許可が下りない場合もあります。現在および歴史上の出来事は何でも質問することできます。答えは、非個人的なものであり、試験者や被験者の信条の影響を受けることはありません。たとえば、原形質は有害な刺激に反跳し、肉体は傷を負います。テストはこのような特性を持つものであり、それは非個人的なものです。意識は唯一、真実しか知りません。というのも、ただ真実のみが実体を持っているからです。意識が虚偽に反応しないのは、虚偽が現実に存在していないからです。また、ある銘柄の株を買ったほうがよいといった非統合的、あるいは利己的な質問にも正確には反応しないでしょう。
つまり、正確に言えばキネシオロジーの反応は「オン」か「オンでない」かを表しています。電気のスイッチでは、わたしたちは電気がついている(オン)と言いますが、ついていない(オフ)と言う場合は、電気がそこにないことを意味します。実際には、「オフの状態」は存在しません。これは微妙な表現ですが、意識の特性を理解するうえでは非常に重要です。意識は唯一真理しか認識しません。虚偽に対しては反応することができないのです。同様に、鏡は映し出す対象がある場合のみ、その姿を映すことができます。鏡の前に対象がなければ、何も映しません。
レベルを測定する
測定レベルは特定の基準となるスケールと相関しています。付録Bのチャートに沿った測定値を得るためには、質問するときにスケールについて言及するか、次のようなステートメントを述べます。「人間の意識レベルを1~1000で表すスケールを基準にし、600が覚醒のレベルであるとすれば、〇〇は<□(数字を入れる)>以上に測定されます」。「200が『真理』のレベルで、500が『愛』のレベルである意識のスケールを基準にすれば、このステートメントは<□(数字を入れる)>以上に測定されます」
注意事項
わたしたちは概して、真理と虚偽を見極めようとするものです。ですから、ステートメントは非常に具体的でなければなりません。たとえば、この仕事は応募するには”よい”仕事であるといった総括的な言葉を使うのは避けてください。どのように”よい”のでしょうか?報酬でしょうか?労働環境でしょうか?昇進制度でしょうか?上司の公平さでしょうか?
熟練
テストに慣れるにしたがって、次第に熟練していきます。”適切”な質問がひらめくようになり、その答えのほとんどが不思議なほど正確になります。しばらくの間、同じ試験者と被験者で実験しているうちに、二人とも上達し、たとえテスト対象について双方がまったく知らなくても、的を得た具体的な質問ができるようになり、驚くような正確な答えが得られるようになります。あるとき、次のようなことが起こりました。試験者があるものを紛失し、「わたしは、それをオフィスに忘れてきました」と質問を始めました(答えは、ノー)。「車に忘れてきました」(答えは、ノー)。しかし次の瞬間、突然被験者はほぼそれを”目撃”し、「トイレのドアの後ろにかかっているかどうか聞いてみてください」と言ったのです。そこで試験者は「トイレのドアの後ろにかかっています」と質問しました。(答えは、イエス)。この事例では、被験者は試験者が給油のためにガソリンスタンドに立ち寄り、そこのトイレに入ってジャケットを忘れてきてしまったことなど知る由もありませんでした。
どんな情報でも、それが現在あるいは過去のどこの空間のことであろうと、引き出すことができます。また、照合検査をすることで、答えが正確であるかどうか簡単に確認することができます。はじめのうちは懐疑的になるとしても、それは自然なことです。けれどもこのテクニックを学んだ人は、コンピュータや世界中の図書館に蓄積されている以上の情報を瞬時に入手することができます。したがって、ここには無限の可能性が秘められており、驚異的な展望が開かれています。
制限
総人口の約十%の人々はキネシオロジーテストを使用することができませんが、それは「”気”のエネルギーのバランスが乱れている」という以外、他の理由は解明されていません。
テストは、被験者自身が200以上に測定され、質問の意図も統合的である場合にのみ、正確な答えが示されます。200以上に測定されているのは、世界人口の二十二%だけなので、キネシオロジーテストは、約二十%の人々しか適切に使用できないことを意味しています。
時折、結婚したカップルもお互いを被験者として使うことができず、テスト相手として第三者を導入しなかればならない場合もありますが、その理由もまだわかっていません。
また、自分自身を測定することもあまりお勧めできません。というのも、自動的に自我が邪魔をするからです。
被験者として適切なのは、愛するものや人を思い浮かべたときに腕が強い反応を示し、ネガティブなもの(怖れ、憎しみ、罪悪感など)を思い浮かべたときに弱い反応を示すような人です。(例:ウインストン・チャーチルは被験者を強くしますが、ビン・ラディンは弱くします)。
適切な被験者でも、たまに矛盾した反応を示すことがあります。そのような場合は、ジョン・ダイアモンドが博士が開発した「胸腺をとんとん叩く」というエクササイズを行うことで解決することができます(拳を握って、胸骨の上部を三回「ハッハッハ」と言いながら、微笑みを浮かべて叩きます。あなたが愛するものや人を心に思い描きながら行ってください)。
このようなエクササイズを行うことで、一時的なバランスの不均衡を正すことができます。こうした現象は、ネガティブな人と最近関わったことがあったり、ヘビーメタルを聴いたり、暴力的なテレビ番組やビデオゲーム見たり行ったりすることで起こります。ネガティブな音楽のエネルギーは、人体のエネルギーシステムに有害な影響を及ぼし、聞き終えてから最大で三十分間影響が持続します。テレビやコマーシャルやBGMも、しばしばネガティブなエネルギーの供給源となっています。
解説
キネシオロジーテストは、個人的な意見や信条からは独立しており、原形質と類似した非個人的な意識フィールドから非個人的な反応を引き出すものです。これは、同じ質問を言葉にしても、黙って心に思い浮かべるだけでも、同じ結果が出ることで実証することができます。被験者が質問の影響を受けることはありませんー言葉にされない場合、質問の内容さえ知らないのですから。実証するために、次のようなエクササイズをするとよいでしょう。
試験者が、被験者には知らせずに、あるイメージを心に思い浮かべて、「わたしが今心に思い浮かべているイメージはポジティブです」と言います(もしくは、真実です、あるいは、200以上に測定されます、でも結構です)。指示にしたがって、被験者は手首に加えられた圧力に抵抗します。もし、試験者がポジティブなイメージを持っていたら(例:エイブラハム・リンカーン、マザー・テレサなど)、被験者の腕は強い反応を示します。反対に、試験者が偽りのステートメントやネガティブなイメージを思い浮かべていたら(例:ビン・ラディン、ヒトラーなど)、腕は弱い反応を示します。このように、試験者が心に思い描いているイメージを被験者が知らされなくても、個人的な信条の影響を受けずに答えを導き出すことができます。
正しいキネシオロジーのテクニック
ガリレオが興味を持っていたのは、望遠鏡を作ることではなく天文学であったように、アドバンス・スピリチュアル・リサーチ研究所(Institute for Advanced Spiritual Research)が精力的に取り組んでいるのは、意識の研究であり、キネシオロジーではありません。『パワーか、フォースか』のビデオでは、基本的なキネシオロジーのやり方は実演しています。キネシオロジーに関する詳細な情報は、以下を参照してください。
インターネット
「キネシオロジー」で検索してください。College of Applied Kinesiology (www.icak.com)やその他の教育機関など、数多くの情報が提供されています。
注記:著者や出版社は個人的な質問に答えることができません。また、測定の要請も受けることができません。
今回の記事は、真実度999の書『I<わたし>真実と主観性』巻末資料 付録A・B・Cでした。付録D 量子力学は、次回の記事で出したいと思います。
真理は、体験しないと実証できないそうです。その体験を、キネシオロジーテストで測定しながら、体験を30年かけて真実度999の本にされたのが、デヴィッドRホーキンズさんです。
通常の知識があれば把握できる現代版の神学と、捉えて良いそうです。ハートで、繰り返し聴いてみてください。現在、13章まで、きょんきょんが朗読してくれてます。
stand.fm こころの休息♡チャンネル 〈新しい方へ再生〉に設定して、順番にお聴きください。
生前の人生に問われるのは、肉体的に何を体験したかではなく、霊的なレベルで何を学んだかです。『I<わたし>真実と主観性』P295
今回の記事で、145記事となりました。全部の記事を、並べてます。是非、霊的なレベルの学びに活用してください。
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