影響力の武器

読んだ。『PRE-SUASION』影響力と説得のための革命的瞬間

影響力の武器の続編です

『影響力の武器』もかなりの名著ですが、続編の本書も非常に面白い内容だ。

要旨

「私たちがどんな人間であるかは、その選択を行う直前に、注意という観点から見て私たちがどこにいるかで決まる」

本書を読んだ人は、「ほんまそれっ!」となるはず。

読んでいない方のために少し補足する。

行動や意思決定をヒトは行うが、その行動の直前に「何を言うか」「何をするか」という選択によって、次なる行動や発言が大きく左右される、ということである。

下準備はやはり重要

その人が向いている注意の対象や考え事が、次の行動に影響を与えているので、他者に自分が望む行動を取らせるためには、下準備的に相手の注意を好ましい行動に結びつく概念に向けさせる必要がるということだ。

即実践できるアイデア

いわゆる「if~, then~」がすぐにできる方法だ。
文字通り「Aしたら、Bする」のである。

「本を読んだらnoteを書いて投稿する」みたいな感じだ。

「連想」が起これば行動につながりやすいことを意味するので、習慣形成においても役に立つ。

何でもそうだが、局所的に切り取るのではなく、すべてシステムの中で動いているので、連鎖しているつながり毎、置換したり改善するのがコツ。

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