とまらないヌエックへの愛
好きが加速する
何回目かのヌエックに行って来ました。
春うららかに祝福された私なので
武蔵嵐山とヌエックの往復でだいたいフラワーデモ分の花の写真が撮れました。
今回わたしはフェミニスト・カウンセリングについてちょっとさらに詳しく調べようと思い、
井上先生が著書で紹介されていた本を何冊か読んでみました。
『心的外傷と回復』
これは最後の方の回復の章が本当に良くて、
加害者にすべて責任があると認識した上で怒ったり悲しんだりできるフェーズを経て自己尊重感を取り戻し、自分を加害した人間をめちゃくちゃにやっつけるという願望から、忘れることからは同じ過ちしか生まれないという事実に向き合い加害を生む社会構造の変革のために立ち上がる行動への変容するフェーズに至ったケースのことなどが書かれていて、
フラワーデモで公衆の面前で自身の被害を訴える人がどれだけのものを越えてきたかと胸に迫るものがありました。
私自身も、「女性」を類型化し抑圧する構造のことを深刻に認識し受け止め被害経験に気づき怒れるようになるまでたどってきた道のりだとか、
そして、いや、それ以上に、いじめや家庭内暴力、身近な人との死別のような強烈な衝撃を伴う経験からの回復の経験の過程に似たものを感じて身につまされながら、どこか解放されるような気持ちで読みました。(物理的に)重そうだったのでまた行ったら次の章を読もう。
『もうひとつの声 : 男女の道徳観のちがいと女性のアイデンティティ / キャロル・ギリガン著 ; 生田久美子, 並木美智子共訳』
これは借りたのでじっくり読みます。アマゾンだと4万円もするの!ヌエック一択ですわ。。。帰りの電車で読んでたのですが、ヌエックの窓際の机で集中して読むのと違ってほどよくうつらうつらしてしまいました……zzz集中して読もう……zzz
『Yes(イエス),But(バット)・・・ : フェミニズム心理学をめざして / ジーン・ベーカー・ミラー著 ; 河野貴代美監訳』
うっ……これは期日までに読めないと判断して泣く泣く少しだけ目を通しました。回復の過程でオーガズムや他者との性的ふれあいへの忌避感・恐怖感をぬぐう試みをする場合に有用とされる文脈で紹介されていた「セーフ・セックス・ガイドラインズ」というのが気になった。まあ、今の方がアップデートされているだろうし2020年を生きるわれわれには
セイシル
がありますしね。でも気になる……
今調べたらこういうの出てきた。あとでじっくり読んでみよう。
あと、心理系の棚にあった子どものグリーフに対する行動についての分厚い本も少し目を通しました。「これ私のことやん」と思って。調査対象との共通点が見つかったりすると「あるある」「それね」となって、結構良かった。
さてさてお手洗いっと。
お手洗い表示は1色。
さすがヌエック
……説明書きまで!
帰りに、本の紹介ガイド「本あります」をもらってきた。医学がテーマ。相変わらず素敵すぎる。
今回はサイトにPDF出ていないのね。
※20200428追記 ヌエックの公式アカウントから、教えてもらいました!私が見つけられなかっただけで、このリンクから飛んでPDFダウンロードができます!!
研修とかやってたの……!サイト周遊していたら見つけた!参加したかった……!!
ヌエックへの愛が加速する訪問でした。
アサヒロジスティック社が泊まってたけどジェンダー平等にセンシティブなんだろうか……気になる……。
コロナでロックダウンかなってくらい普段から人がいないのと、アルコール消毒が建物の入り口にも情報センターの入り口にもあって、安心しました。
ここ数日急に深刻さを増してきましたが
庶民ができることはできることだけです
情報見つつ最善を......
温かくして水分をとり、よく眠りましょう……zzz
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