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小説チャレンジ1/100

こんばんは!
小説チャレンジ1/100日!
フェミニズム沼に棲息するかっぱです。

★ここまでのあらすじ

遅々として進まない筆に嫌気がさした頃、
ひょんなことからストーリーのリライト作業を手掛けることに。しかーし!書いているとき、あまりにも物語的な文章表現の低下に驚いてしまう!TLで見かけた「800文字で小説を書く毎日チャレンジ」を実践すると心に誓い、noteで書いてみることにしたのであった……!!

本日のお題「眷属ねこの1日」

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 眷属ねこの朝は早い。
 四季のない洞窟内では常に湿った涼しい空気が身体にまとわりつく。そんな環境で主の身体を温める朝の一杯の紅茶を淹れるのが、毎朝の仕事なのだ。

「今日は地上のニンゲンをレストランに招待したのだ。塩と酢の下ごしらえまでぜーんぶ自分でやらせて、調理に入るところで逃げられた。まったく骨折り損のくたびれ儲けだよー」

 Bluetoothイヤホンから流れてくるのはねこラジオ。お気に入りのパーソナリティの話は、規則正しく神に仕える眷属猫にとっては刺激的で、朝の作業用BGMにぴったりだ。

 ふわっと蒸らした茶葉から香りがたつ。黄泉の国で最高級茶葉だが、主はこの国の主、イザナミノミコト。このくらいは贅沢のうちにも入らない。

「おはよう」

 寝ぼけ眼のイザナミが声をかけると、眷属ねこはイヤホンを外す。紅茶を抽出する3分間が、主とのその日最後の交流時間だからだ。

「よく眠れましたか、イザナミ」

 ティーポットに湯を注ぎながら眷属ねこは尋ねる。

  「ああ、とても。夜はどうだった」

 「いつも通りです。どうも地上のクセが抜けずコウモリを食べようとしてしまう者がちらほらいて止めるのに一苦労でした……。新入りたちは無事に夜を越えたようでございますよ。書庫も変わりありません。そうそう、番人が、少し怪しいものを見たと騒いでおりました」

「門番が?  どうしたというのだ」

「生きているニンゲンの気配が近づいている、と。どうやら黄泉比良坂(よもつひらさか)を歩いて下ってきているようですね」

「ふぅ、オオクニヌシのやつ入口をそうそう人に解放するなと言うておるのに……。報告ありがとう」

「いつも通り黄泉の住民にしてしまえばよいではありませんか」

 にっこり笑った眷属ねこは、イザナミにカップ&ソーサーを差し出した。

「そうだな」

 イザナミはふっと笑い、眷属ねこの淹れた極上の紅茶を受け取って一口すすった。

「今日もおつとめご苦労様」

 なーと鳴いた眷属ねこはまたイヤホンをつけ、イザナミの膝に乗って目をつむった。今日の業務は終了、夜まで気ままに眠り遊ぶ時間帯を満喫するのだ。

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眷属ねこの朝って感じだけど……。
900字くらいになってしまった。

わたしは結構すき。
いつもながらわたしはわたしが書く物語がすきなんだよなー。

続けてみます。文章上手になれ(祈り)

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