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「名言との対話」3月5日、鍛冶壮一「ジェット・パイロット」

鍛治 壮一(かじ そういち、1930年昭和5年)7月6日 - 2022年令和4年)3月5日)は、日本ジャーナリスト作家航空評論家。享年91。

東京府東京市出身。1956年東京大学教養学部卒業後、毎日新聞社に入社。東京社会部記者として1965年から航空担当となる。1972年 サンデー毎日編集次長。1975年 社会部編集委員1985年(昭和60年)に同社を退社し、ジャパンタイムズ編集委員を経て独立。航空機事故などの評論家として活躍した。他に、通産省委員など歴任した。992年 日本航空協会表彰委員。1993年 日本宇宙少年団理事。

著書。

ほか、執筆記事、共著多数。

私がJALの広報部にいたとき、鍛冶先生は航空界にとって重要な人物であり、よくご一緒した。また、1991年にJALがワシントン直行便を開設したとき、広報課長だった私は航空関係の識者、学者、評論家、メディアのツアーを企画したことがある。総勢で20人ほどのツアーだった。ワシントンでの政府関係者を招いてのセミナーやウイリアズムズバーグの訪問、ジョージタウンでのジャズ鑑賞などの旅だった。大学の学者や航空評論の関川栄一郎先生や鍛冶壮一先生などもおり、和やかな雰囲気が最後まで続いたのは同行した草柳文恵さんのおかげも大きかった。

鍛冶壮一先生の著書には、「国際線機長」「パイロット」「コクピットの男」「ジェットパイロット」などのタイトルが多い。パイロット、特にジェットパイロットに大いな関心を持っていたことがわかる。その知識を存分に発揮し、関川栄一郎先生とともに、航空評論家、航空機事故評論家として名をなした人である。


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