夏目友人帳27巻、読みました。ネタバレ含みますご注意。
※ネタバレ含みます、とは書きましたが核心的な部分には触れてないです。
それでも初読みの感動が薄れるかもしれないと思う方は27巻を読まれてからの方がより感動するかと個人的には思う次第です、はい。
なので閲覧は自己責任で( `・ω・´)ノ ヨロシクー
あと、写真撮ったけどなぜだか横向きにしかならなかった。ごめんなさい。
はじまる!
実は昨日届いていたらしいんですが うっかり郵便受けを 確認するのを忘れていたのでさっき読みました(2021/9/5現在)
て言っても特に感想とか偉そうなこと言うわけではなく、
まさかのあの準レギュラーがあの?!
って展開で一度読んだときに 衝撃のシーンのページを読んで、数ページ戻って、を3回ほど繰り返しました。
んで、その話を読み終わってからまた最初から読み返して、を 同じく3回ほど繰り返しました。
それっくらい衝撃な「実は、、、」なお話で、後記の作者コメントを読んでもっかい読んで、初登場の巻を探して読み返してしまいました。
(初登場回・<夏目友人帳5巻・17話、18話)
いやはや感慨深かったです。
確かにワンエピソードとして成立はしたんでしょうが、作者コメントにあるようにキャラたちに関係性が育った「今だから」感動もひとしおでした。
私的な見解として言わせてもらえれば、初めてニャンコ先生に会ったばかりの時の夏目や
あやかしたちとの間合いがはかれず右往左往していた頃の夏目、
タキや田沼と秘密を共有する前の夏目であったらまた違ったんじゃないか、って思いました。
初めて「夏目友人帳」を読んだ時は、こんなに長く続くとは失礼ながら思っていなかった(ホント失礼だなお前→ごめんなさい( ´△`))んですが、個人的にはすごく好きな絵柄と好みのストーリーにわくわくの設定やキャラたちで埋め尽くされたアヤカシと人間の交流劇。
しかもファンタジーややハートフルだけじゃなく背中がゾッとするようなホラー要素やアヤカシという人外という存在が人間のそれと遠くかけはなれたところにあったり、改めて『見た目で判断してはいけない』のもう一段階深い意味での『見た目で判断してはいけない』部分に気づかされたり、実は人間こそがアヤカシよりも強欲で無慈悲なのではと思わされる側面も併せ持つ、すごく心惹かれる作品だったので、できる限り続いてほしいと思っていました。
語りが長い語りがw
まあそれだけ好きってことで、どうかひとつ。
初登場の夏目やニャンコ先生、中級たちやみすずなど交流するアヤカシぎ増えていく上で夏目も自分の立ち位置というものを考えなくてはいけないと思うのですが、できるだけ先延ばししてくれたらいいなあ、明確な線引きをする前にもっといろんな話を読みたいし、友人帳の最後の一枚になるまで見守っていきたい想いがあふれてしまう。
実際、作者の緑川先生はまだまだお話のストックをたくさんお持ちだということなので(この話を聞いたのは数年前なので今はどうかわかりませんが)まだ終わってほしくないなという思いに呼応してくださるように夏目の何気ない日常や、今まで与えられていなかった小さな幸せが降る話とか、
まあもちろんアヤカシ絡みの話になってますがw
それもこの作品の魅力なので毎回大満足です。
不穏なところでは的場とか祓い屋とかが時々垣間見えますが、初めて祓い屋と関わった頃と比べるとほんのり変わってきた部分もありつつ、警戒しつつ、な夏目の成長が我が子のように嬉しく思います。
今では夏目さま夏目さまと慕ってくれる犬の会の面子も最初から諸手を上げて友好的ではなかったし疑心もちょこちょこあったように記憶しています。
その関係性が時間をかけて今のように育っていった今ならではのお話にひどく心を揺さぶられて今回の記事となりました。
そいえば上の方で初登場回を読み返したらうっかりしっかり読み込んでしまいました。
まあいつものことですが(ノ^∇^)ノ
その時、一時的にアヤカシが見えなくなった夏目が後から少しだけさみしい気持ちになった、と独白してるんですが、お話を読んだ時にニャンコ先生も同じようなさみしさを感じていたのかも、なんて「18話の99ページ」のあたりでそう思ってしまいました。
そもそもニャンコ先生はレイコさんの時代から、あるいはそれ以前から存在していた大妖で人との生きる時間がまるっきり違うし、短い人の生なんてほんの刹那なことはよくわかっているはずなのに、それでもいつしか心を寄せてしまうんだろうな、人間と比べたらアヤカシの方が純粋だから。
まあ、その純粋さは人の世でいうところの善にも悪にも振り切れるってのもありますけどね。
見えない夏目にそんな複雑な想いを抱いていたのかも、と思わざるをえない一場面でした(99ページのことよ)
感想文かな!
ちょこっと書くだけのつもりが結構語ってしまっていやはやお恥ずかしい( *´艸`)
ちなみに幕間のページにあった『夏目友人帳×熊本県』の映像を見たんですが、すごくにっこりしちゃいました。
僭越ながら熊本県の復興をお祈りいたします。
記事書いてる途中で最初から読み返したくなったのでしばらく夏目の世界に浸ってきます
(*´∇`)ノ マタネ~
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