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いざ出国〜初の空港ラウンジに初のBusinessClass〜

3/5。ようやく出国日。

ホテルにいてもすることが無いので早めに空港へ。
下調べしたところによると、空港ラウンジがかなり閉まっているようで
私でもファーストラウンジが使えるようだ。
人生初めてのラウンジにドキドキ。

キョロキョロしながらアテンドしてくれる従業員の方に
「ラウンジなんて初めてなんですよー」とついつい話しかけてしまう。

優雅に写真を沢山撮る。

そう、私は田舎者ゆえに写真は沢山撮りたいのだ。
そして田舎者ゆえ、ビールのおかわりはグラスはあるから缶だけもらうのだ。

そうすると、席に戻った時には食べ終わったお皿や飲み終わったコップはあっと言う間に片付けられていた・・・。

ホスピタリティの素晴らしさは充分に伝わったのですが、グラスだけもらいにいくのは少々恥ずかしかった。

いつもは賑わっているであろう空港の免税店もまるでどこかの商店街のようだ。


そして、ついにビジネスクラスに乗る時が来た。
ヤバい、広い。

そして飛行機でお酒飲むのも初めての出来事だ。
まず私の前に現れたのはこの機内で最も偉いであろうCAさん。
初めて乗るのがバレているのか、話が上手でどんどん酒を勧めてくる。

海外に行く時はいつも格安航空券。ナッツの袋を投げられた覚えしかない。
それに対し、広島の日本酒はどうですか?愛媛の日本酒はどうですか?
と食事に合わせて勧めてくるではないか。
ここは天国か?

先ほどは前菜でメインディッシュとデザートまでキッチリ。
若いCAさんが料理やデザートの説明をしてくれた。
言葉に詰まったと思ったら「あずき」という言葉が出てこなかったようだ。
まだ研修生なんですと愛嬌のある笑顔で謝られた。
おじさんキラーですか。

もう、夢心地で気がついたら着陸まで1時間。
〆にハーゲンダッツを食べて上陸準備。

さて、1番の問題はここからだ。税関できちんと喋れるのだろうか。

空港に到着すると強制連行されるものだと思ったら、ところどころに人は立っているが普通にイミグレまで真っ直ぐ歩くだけであった。
移動途中でSIMカードを買おうと思ったら買えるのではないか?

入国に関してはパスポートとPCR検査結果、チャンギ国際空港で受けるPCR検査の2次元バーコードを見せたくらいだ。
IPAとかきちんとチェックされると思ったらそうでもないようだ。
(逆に日本出国時はIPAレターや入国許可メールまでキッチリ確認された。)

イミグレ通過後はカラーコーンで仕切っている通路を通り、PCR検査場所まで。
簡易的なブースで作っている。
両方の鼻の穴、喉から唾液を採取された。(日本より採取箇所が多い)

入国した人全員が終わるまでベンチで待ち、バスに収容される。
1便ごとに行くホテルを決めているのだろう。
バスの中でシンガポールフライヤーとマリーナベイサンズが見えた。

前回は5年前に10日間だけ来たんだったな。
今回は何年いさせてくれるのだろうか。


ホテルに到着するとチェックイン。
食べ物にアレルギーが無いかとかベジタリアンかと聞かれた。
明日からの食事メニューに関わるのだろう。
場所によっては毎食選べるホテルもあるらしいが、ここは14日間メニューが決まってるな。

私にはもったいない程のピカピカホテル。
調べたら5つ星ホテルだって。

この時点でもう21時。
落ち着く暇もなく、会社の方にホテル名を告げ現地で使える携帯電話を持ってきてもらう。(日本の携帯で国際ローミングではアプリが動かないのでNG)

このミッションが無事に終わらないと、隔離期間中の健康状態報告ができない。
夜分遅くに申し訳ない気持ちがいっぱいであるが、色々差入れも頂き感謝。

到着が晩御飯時を過ぎていたからか、ホテルから夜食が出された。

なんだか明日からの生活が不安になった。

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