見出し画像

#31独立起業したい、と志している人へ

おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。


これを読んでいるということは、
独立に向けて、前に進もうとしている方でしょうか。

前に進もうとしているけれども、なかなかふんぎりがつかない、というステータスでしょうか。

意思はあるけど、周囲の身近の人の反対にあって踏み出せないでしょうか(いわゆる〇〇ブロック)

単に、独立とか起業とかかんがえてないけど興味本位で開いてみたという人かもしれません。


久柳-くりゅう- 昌子久晃の場合

一生サラリーマンするのは嫌だと思って11年勤めていたオリックス株式会社を退職しました。(2013年 34歳)
実に多くのことを学びましたし、とてもいい企業でした。

今でいうスタートアップ、自分でなにかあたらしい事業を興す智慧やノウハウがあったわけでもなかったので、父親が営んでいた商売「法衣店」を一緒にやることからスタートすることになりました。法衣店とは僧侶の袈裟や法衣などの衣服、仏具やお寺にあるあらゆるものを取り扱う業態です。
父が商売をやっていた、という環境はその後の私にとってはとてもいい環境だったと思います。

周囲も、私も、いずれ父の店の後を継ぐものだと思っていました。
父の店は父を母と私という小所帯。
仕事をし始めてすぐに、色々な課題と同時に魅力も感じるようになりました。
仕事にも慣れていくにつれて「ああしたい、こうしたい」の気持ちがふつふつと湧いてきました。
一方で、小所帯ながらも「給与所得者」である甘えもありました。
日々の業務の中で、詰めが甘かったり、全力を出し切れていない自分にもどかしさも感じていました。

40歳を超えてから独立も踏まえた、今後の人生設計を強く意識するようになりました。

父は元気。まだまだ前線から一歩引く様子はありませんでした。

とても勇気がいることだったのですが、独立を決意しました。(2021年 41歳に決意 42歳になって独立)


人生は一度きり 死ぬ間際に後悔はないか?

独立や起業に限らず、何かを大きな決断に迷っておられる方がいるとしたら、一番伝えたいことはこのことです。

私は独立してから、様々な判断する基準が、
「死ぬ間際に後悔しないか?」
になりました。

判断の思い切りもよくなりました。

生まれ変わって、来世でチャレンジできる保証はありませんよね。
何かできるとしたら今生きている世界で、しかありません。


「〇〇してから」、「〇〇なったら」ではいつまでたってもできない

独立の想いはあったものの、この思考はいつも頭をぐるぐる回っていました。
「お金が貯まったら」
「もっとスキルがついたら」
私も「独立したい!」⇒即独立!というわけではありませんでした。
結構、どうしよう、でもな~の期間ながかったです。

結局、「とりあえず始めてみるかどうか」が重要なのです。
先のことはそのあと考えればいい。
というより、そのあとの環境が自分を育ててくれます。

けどけど、独立前は、売上利益の試算をして、子ども3人の生活費が賄えるか、、、そろばんはじいて、う~~ん、結構厳しいかも、でした。
絶対的な自信があったわけではありません。
だから、独立の決断には結構勇気がいりました。


失敗してもやり直せばいい

失敗した自分を想像して、一歩踏み出せない人も多いでしょう。

しかし、大きな決断をして、それがいい結果をもたらさなかったとしても、
別の形でやり直せばいい。
失敗しても人生終わりじゃない。

ただし、やり直すにあたって、プライドを捨てる覚悟は必要。
例えば、私の場合だと、
父親に、「ダメでした。もう一度一緒にやらせてください。」という覚悟があるかどうか。認めてくれるか分からないけど。


人目を気にしない

独立するにあたっては、回りの目も気になるし、
それ以前に色々言ってくる人がいます。
「今のままでいいんじゃないの?」
「うまくいかなかないんじゃない?」
「やめといたら?」
とか。

余談ですが、そういう人に限って、決断をできずに、踏み出しもしない人。
そういう人に耳を貸してはいけません。

私は、父と一緒に仕事することを経て、父を同じ業態で独立するという、やや特異な経緯があったため、回りからは色々言われました。
「もう少し待ったら、(父も引退して)好きなようにやれるよ」
とか。
ある人には
「デメリットしかない」とまで言われました。
さすがにそれは「うそ~ん」ってなりましたが。

また、もしうまくいかなかったときに、
仕事選べなくて、アルバイトなんかで必死に食い繋ぐ生活をしなければならないかもしれない。
そんな時、周囲からは「ほら、やっぱりうまくいかなかった」「だめになって、バイトで食いつないでいる」と言われるでしょう。

ただ、そんな人目を気にしない覚悟は必要。
前述のプライド捨てる系ですね。

もちろん、失敗する前提でやらないですし、
全力で立ち向かうのですが、
もしもの時の予防線・心のセーフティネットは必要。

よかったらこちらもどうぞ


要は・・・↓↓↓


命まで取られない

独立して、起業して、商売失敗したぐらいで、
命までは取られないですよ。
日本は幸い餓死するほど、貧困な国ではない。
人手不足の時代だから、
仕事を選ばなければ、働き口はある。
仕事選ぶということは、結局プライドが邪魔しているということ。


それでも踏み出せなかったら本気でないということ

少々厳しい言い方かもしれませんが、そういうことです。

できない理由、やれない理由が先に出てくるということは、
自分に言い訳をして勝手に納得しているということ。
多分、本気じゃないんだと思います。

親の反対、家族の反対、金銭的な問題、年齢、環境、
出来ない理由はいくらでも出てきます。

私もその辺の想いをもってうろうろしていた方ですし、人のこと言えませんが、勇気をもって飛び出せたので、言えます。

一方で、人の人生はその人の人生、なので、
その人の決断や判断に干渉するつもりはありません。
やるもやらないも、その人の自由。

けど、
どうかどうか、高い志を持っている方には
勇気をもって踏み出してほしいと思っています。


自分で決めたことだから楽しいよ

独立して3年目。
上手くいかないことだらけですよ。

けど、楽しい。
多分、自分で決めたことだから。
上手く行ったことはもちろん楽しいし、
上手くいかなかったことも納得感があるんですよね。

自分の人生を生きてますか?
人任せの人生を生きてませんか?
人にあれこれ振り回されるような人生を送っていませんか?

アスファルトの障壁をも、ものともせずに突き破る木の根のような人生も一つの人生、
障壁があるから、生えやすいように迂回して根を張っていくのも一つの人生、

障壁があるから、根を伸ばすのをやめてしまう人生だけは送りたくないですね。

独立や起業に限らず、大きな決断・チャレンジにたち向かう人に参考になればうれしいです。

自分で選んだ人生は楽しいです。
楽しんでいきましょうね!!

いいなと思ったら応援しよう!