#138 ホンダ日産統合の背景にある中国EVの台頭、そこから垣間見える創業者スピリットの変容
おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。
木下さんが以下の放送で
タイトル自動車メーカーの統合の話題を独自の視点も交えて解説しておられました。タイトルのテーマでなく、オープニングトークで。
(しかしあらゆる分野に恐ろしいほど精通しておられますね)
プレミアムリスナー(有料会員)限定の放送なのですが、悪しからず。
自動車メーカーの統合のテーマでは、各社メディアが既に鴻海の存在背景も交えながら、多くの記事を既に出しているので、ここでは省略します。
といいながら、一つの記事(とりわけ動画ルポ)をシェアします。
見ごたえありました。
かつて、タイにおいてほぼ100%のシェアを誇った日系の自動車メーカーがここ2年ほどで、中国EVの台頭により、急激にシェアを奪われるという話です。
日系企業に勤めていた、現地人も中国企業に転職した。
給料は3割、5割アップはあたりまえ、中には8割アップも。
動画の中でインタビューに多くの時間を割いていた、
タイ財閥 サハ・グループ ブンヤシット・チョクワタナー会長のコメントには印象的なものが多々ありました。
これはいつも木下さんが言っていること。
共感しますし、企業が成長のエンジンを備えるためには必要なマインド。
日本への期待感にとして以下のようにも語っています。
これは、確かにそうなのかもしれないけど、このこと(海外勢の日本に対する期待感、信頼感)にあぐらをかいて、今のような現状を認めてしまった側面は確実にありますね。
動画の中で、印象的なシーンとして、
中国自動車企業グループの社長が企業間競争のことを
「This is WAR」(これは戦争だ)といって吠えていました。
かつての日本企業にもそんな怒号でぶつかり合う風潮があったのではないでしょうか。
今は、声を荒げると、すぐにパワハラだのブラックだの言われてしまう風潮。
そんな「さわやか3組」てき空気感で世界を舞台に、とまでは言わなくとも、この難しい時代に生き抜いていけるだろうか。
最後にルポは
「日系企業に残された時間は短い」
と締めくくっていました。
あらためてふんどし締め直して、年末を迎えます。