#132脳みその刺激促す「ぶらぶらリサーチ」のススメ
こんばんは。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。
昨日は、新幹線と在来線を乗り継いで、岐阜県多治見までお寺行事の出席のために移動していました。
京都⇒(新幹線)⇒名古屋⇒(在来線)⇒多治見
という具合に。
行きは時間の都合もあったので、寄り道しなかったのですが、
帰りはあとの予定がなかったので、せっかくなので名古屋駅で留まり、色々なもの見て、なんちゃってリサーチするべくぶらぶらしていました。
と言っても、名古屋タカシマヤしか行っていませんが、それでもしっかり回ると色々脳内刺激をすることができたんです。
それが、結構よかった、
といより、こういう時間は意識的にとっていかないとな、と思ったので
共有いたします。
遠出するときはキチキチに予定入れない
前述の通り、後の予定が入っていなかったので、
名古屋駅に留まり、ぶらぶら時間を取ることができました。
あまり行かない土地では、あまりキチキチに予定詰め込みすぎないで、
色々見たりする時間の余裕をつくった方がいいですね。
前にも同じような経験をしました。
高松での出来事です。
出会いや発見がありました。
名古屋タカシマヤでの色々な発見や出会い一覧
沙羅さん
天然素材を独自の技術で染め、唯一無二のファッションプロダクトを生み出しておられる武藤さん
たまたまポップアップで、青梅のお店屋さんが出られていた、
沙羅のブランドを掲げられているデザイナーの武藤守広さん。
ご実家が今や絶滅危惧種の養蚕業を営んでおられたことから、ある日モノづくりに目覚め、
タイに工房を構えられて、新たな染めの技法開発やプロダクト創出に余念がありません。
とても個性的で、目を引く商品(作品?!)があったので、羽織らせていただきました。(購入はしておりません・・・!)
ワイングラス専門店
ワイングラスだけを扱っているお店。
グラスの形によって、ワインの風味が変わってくるとは驚きの世界観。
ワインに精通している人からすると常識なのでしょう。
品種によって、合ったグラスの形があるのだとか・・・・
私は、同じワインだったら、グラスを変えられても違いを感じない自信があります笑
『男の書斎』男心をくすぐる品々
名古屋タカシマヤに入るハンズが展開する一つのコンセプトブランド『男の書斎』は男心をくすぐられました。
品物自体は100円ショップで調達できてしまうものも多い。
例えば、ブックエンドとか、各種ステーショナリー。
それをデザインや機能性、素材を追求し、それを使う生活に彩りを与えることを想像させる、そんな面白いお店でした。
そう。それを使う自分を想像させ、それが自分の理想と一致した時、商品に手を伸ばすのでしょう。
子ども売り場の雰囲気
百貨店に入っているテナントだから、チープなものはなく、むしろちょっとお高い路線以上。
自分の子のために商品を探しに来た、パパママ「だけ」の買い物客はほとんど見受けられませんでした。
どういうことか。
じいじばあば帯同、もしくは、「かわいい孫へのプレゼント探しに来ました~」というばあば単体の客層で占められていました。
こども用品の財布の紐のゆるみどころが、よくわかる光景でした。
かくいう私も、3人のこどものランドセルは全て親にお世話になっています。
靴の値上がりにびっくり
靴売場ではびっくりしたことがありました。
私はクロケット&ジョーンズという高級ビジネスシューズを持っています。
自分で買ったわけではありません。。
前職の金融会社を辞める時に、なぜか私のことを認めてくれ、とても良くしてくれた大先輩に、買ってもらったのです。
ちょうど11年ほど前のことですね。
自分では決して買わないそれはとてもとても高級な靴を買ってもらったのですが、その値段に「こんな高い靴買ってくれはるんですか・・・!?」となって、その価格水準は記憶力に乏しい私にも深く刻み込まれたのですが、
今回、店頭での同じブランドの価格を見て驚きました。
ざっと、5割アップ、という状況。
お店の人とも話をしていたのですが、
「円安の影響ですか?」とも聞いてみて。「それもあるのですが・・・」「(それよりも)原料の高騰や、靴市場全体が価格上昇の傾向にあります。10万越えはここ最近になってからですね」とのことでした。
日本はデフレ経済下で、悶々としていた何十年間をようやく脱しようとしているので、値上げは歓迎派ですが、ここまでの急激な上昇にはとても驚きました。
ヨーガンレール/石見銀山 群言堂などの天然素材アパレルブランド
ヨーガンレール
石見銀山 群言堂
天然素材つながりの2店舗。
ヨーガンレールについては、商品開発講座「ANSWER」にて、同じく天然素材をつかったアパレル商品の開発を模索する私に対し、講師の方が「見といたほうがいいで」と紹介してくれたブランド。
石見銀山は50代からの女性をターゲットにしているとのこと。
ヨーガンレールは店員さんと話はできなかったが、石見銀山さんより、もう少し低い年齢層のターゲットか。
いずれにしても、天然素材文脈の購買行動やアンテナは、女性の方が旺盛であると感じる。
ぶら百貨店した副産物
やっぱり百貨店でとくにハイブランドフロアで買い物されている人々は、お金持ってそうで、常連であろう店舗で店員さんと話している様子も、なんとなく、
さりげない「どやっ」っていうオーラが出ているんですよね。
現状、まだまだ資金難な生活を強いられている我が家としては、百貨店でお金を落とすかどうかは別として、そっち側に少しでも近づきたいと思うんですよね。
刺激になる。がんばろって思う。
そういうのを得る意味でも「ぶらぶらリサーチ」超重要とおもった次第です。
なんか買い物したかって?
しましたよ。
名古屋タカシマヤでは、ちょうどなくなったボールペンの替え芯一本買いました。(770円税込)
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