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#47点で頑張る⇒面で影響力をあたえる! 狂犬ツアー報告記➂

おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。

狂犬ツアー2日目昼。

地域の旗振り役になる

をミッションに与謝野町に根を張って、奮闘されておられる、
ローカルフラッグのブリュワリー見学と、
代表の濱田祐太さんのお話や、主催の木下斉さん・地元丹後エリアに広い人脈をもつ、吉岡直樹さん(よしおかクリニック・ぬかとゆげ代表)とのクロストークを、ビールと軽食をいただきながら、
というプログラムでした。

右より、木下斉さん、濱田祐太さん、吉岡直樹さん

ローカルフラッグは何の企業?

ビールの話題がすでに出ましたが、
京都でも
「若い経営者が与謝野町でビールを作って奮闘している!」
ということで、私にとっては有名人でした。

そのイメージは
「ビールを地元で作っているローカルベンチャー」
でしたが、
話を聞いてみると一味も二味も違いました。

約5年前の大学4年の時にローカルフラッグを起業されました。

「ビールを作りたい!」
と起業されたのかと思いきや、それは結果論で、
「街を盛り上げたい」
という意思があってのことでした。

つまり、ビールは一事業。
街を盛り上げるためにどんなことをすればいいか?
が先にあって、
ビールがいい!となったのでビールが先ではないのです。

もともと、起業当初にやろうとしていたことは、コワーキングスペース事業。
自治体の支援を受けるべく議会に挙げたところ、

「学生は事業なんかせずに授業に行け!」

と頭の固いオジサン議員(多分)に言われるなどして、否決。

街づくりをしていくためにしてきたこと

実は、「街を盛り上げたい」という一心から、
大学時代はあちこちの地方の自治体の議員さんのカバン持ちをしながら、「地域を盛り上げるためのヒント」を探るという草の根活動もされていたとのことです。
それも大きな都市は避けて、小さな自治体に照準を絞って。

そんな濱田さんは、
華やかさだけでなくて泥臭さも必要
といいます。

そんな濱田さんの魅力に、吸い寄せられるように、多くの仲間や、応援する地域の大人たちが集まってきて、事業は展開し、現在に至っています。

自社ブリュワリーがない頃は、与謝野産のホップを使って、醸造してくれるブリュワリーがなかったこと
コロナの蔓延
などの幾多の困難を乗り越え
自社ブリュワリーも完成に至った。

点で終わらせずに、面に広げる!

繰り返しになりますが、ビールは一事業で、
あくまでミッションは
地域の旗振り役になる

街を盛り上げたい、というのがローカルフラッグの目的。

その観点で、
このブリュワリーを起点にして、
与謝野町のエリア開発俯瞰的に面でとらえて盛り上げていく
ととらえている強い意志を感じました。

その日のディナーで隣になった、他地域で街づくりに携わっている仲間と話していて、
「この年齢でエリア開発という言葉を使って、考えているのはすごい」
と言っていました。

ブリュワリーをただの「ビールが飲める醸造所」とだけ位置づけるのではない。
点として、がんばるだけでなく、
そこを中心として、街づくり・地域を盛り上げる発火材の拠点のような感じ。

なので、ローカルフラッグの事業は
ビールのほかに、
地域プロデュース、移住定住促進事業、地域企業の​採用促進のための伴走事業など多岐にわたります。


点でがんばることはもちろん必要なのだけれども、
それだけでなく、面に広げて、多くの人と協力しながら物事を進めていく。
濱田さんの人柄はそれを過去から現在に至るまで実践しており、
大変刺激をうけるプログラムとなりました。


さて、ここまで読んで、応援したくなった人も、単にビールが飲みたい!という人も、2024年6月30日まで5周年祭で、送料無料キャンペーン中なので、チャンスです!これから暑くなってくる時期ですから、じゃんじゃんビールを飲みましょう!


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