見出し画像

Apple IDのPasswordなんか覚えてないっつーの!

SmartPhoneでAppliをインストールしようとしたらApple IDのPasswordを聞かれて、"そんなの覚えてないっつーの!"と言いたくなった方は多いのでないでしょうか?

私はいつも言いたくなります。だいたいPasswordのポリシー(16文字以上、過去にxx回使ったPasswordはダメ等)が厳しくてバカバカしくなります。

人生1回しか無いのにPasswordの設定に何分も時間使えないっつーの!

Digitalの世界で長らく使われてきたPasswordの今とこれからについて考えてみます。


個人を特定する要素の1つとして、Passwordは長らくDigitalの世界で使われてきました。

Passwordは本来自分の頭の中だけで記憶しておくものです。

しかしながら昨今は先に記載したPasswordのポリシーが厳しくなり頭の中だけで覚えておくことが困難になってきています。

米国のNational Institute of Standard & Technology(NIST)が規定している標準ではPasswordは64文字以上を推奨としています! 覚えられないよ。


頭の中だけで覚えることができないので、大半のユーザは何らかのストレージにPasswordを保管するようになります。

1Passwordのような安全と思われるストレージもあるのでそのようなストレージにPasswordを保管する方法が一般的かと。

ただし1Passwordにもマスターパスワードがあります。それを盗まれてしまったら大変です。

Passwordはダークウェブと言われるサイバー闇経済で高値で売買されているため、サイバー犯罪者はあの手この手でPasswordを盗もうとしています。


数年前にFIDO(Fast ID Online)という団体が設立されて、個人を特定する要素としてPassword以外の要素(例/Face ID, Touch ID)を普及させる活動が活発化されてきました。

これによりPasswordを管理しなくても良いDigitalワールドがやってきました。Face IDやTouch IDのような文字を入力する必要の無い要素で個人を特定できます。

仕組みはとてもシンプルで、SmartPhoneやPCの金庫のようなストレージに本人だけがの秘密の鍵を保管して個人認証の際にその鍵を利用します。

詳細は割愛しますが、この鍵認証の仕組みは20年以上前からDigitalの世界で使われているとても枯れたテクノロジーなので安心です。


もう"そんなの覚えてないっつーの!"と言う必要は無いですね。

いいなと思ったら応援しよう!