有名人の副業「ステマ」を自治体が発注~京都市が政策を芸人にSNSで宣伝して貰う対価、1投稿50万円!

情報発信したのに「読まれない、認知されない」と悩む人は多い。情報洪水時代、情報の99%は埋もれます。情報埋没を避ける方法は色々あるが、読者を騙す情報発信「ステマ」に手を染める企業・役所が続出しています。

 京都市が市の政策を、芸人にSNSで投稿=宣伝してもらう対価として、
投稿1回に50万円というニュース(詳細はココ)はその典型例!

 問題は「公金の使い方」と「自治体がステマに関与」の2つに分けるべきです。「自治体がステマに関与」が「有名人の悪質な副業(詳細はココ)」と関係深い事実を説明すると「公金の使い方の杜撰さ」が明確になります。

 ステマは、ステルスマーケティングの略で「有料の宣伝と気がつかれない
宣伝」という意味。消費者を騙す宣伝なので、欧米ではFTC法などで規制されているが、日本は規制大国なのに規制法が無い。
 つまり、日本は「ステマやり放題、消費者を騙し放題」な国で、ステマの報酬も驚くほど高額(有名人なら京都市のように1投稿50万円以上)です。

逆説的に言えば「有名人の投稿1回は50万円を超える宣伝効果があり、本当の宣伝(テレビCM等)よりコストが格段に安く、コスパが高い」のです。

 一方、有名人にとって「投稿1回50万円の、ステマは、おいしい副業」と位置付けられ「この店でランチしたけど、おいしかったよ」等と依頼された通り、SNSに投稿すると、2度おいしい!
 有名人の副業「ステマ」を京都市のように「自治体が発注者になる」行為は「税金=公金の使い方」としても、倫理的にも、問題ですよね。

      解決策など詳細は以下の記事をご覧ください。 

解決策 バズる(タダで話題を確認)情報より、検索される情報発信

10話 役所の広報予算は 1/10に抑制できる~役所は広告代理店のカモ

11話 役所の 婚活パーティが酷い~政策と情報発信を改革する公務員研修録

12話 ゆるキャラ使い、重い結論を、軽い言葉で依頼するな~公務員研修録

48話 地方創生は個性の創造が必要~地方は閉鎖的・つまらないから衰退

49話 自由裁量が高い町で、移住者が急増~自分探しの若者を受け入れろ

50話 地方移住の成功法~住む場所・目的を変えて、失敗が成功に変わる

51話 事業を始める事しか考えない役所の事業は失敗~育成と撤退も考える

52話 難易度・投資は低く、効果は高い事業を創れ~協働、パラレルキャリア

53話 できる2割を活かすパレート法則で地方創生~ダメな者の保護で衰退 

54話 関係人口・顧客の口コミで観光者と移住者が急増~役所広報がダメな訳

55話 自分探しの若者・定住意欲が低い者を応援できる地方に、移住者が急増

56話 忖度させる首長が、公務員と地方を劣化させる~地方衰退の真実


57話 ふるさと納税&クラウドファンディングの欠陥~寄付で稼ぐな

58話 自治体がクラウドファンディングを運営する効果

59話 住宅の空き家・店舗の空室化を「予測、代替、関係」で解決

60話 スキル無き素人な公務員の補助金ばらまき、6つの病と処方箋

 
 60話の内、読者(地方議員・公務員)から反響が大きいベスト3

3位 働き方をこのように改革したいと、公務員向け研修の依頼
40話 仕事の引継ぎは、前例と方法でなく、目的と価値を伝え価値を高める

2位 人口減少対策・地方へ移住政策に活用したいと、講演の依頼
54話 関係人口・顧客の口コミで観光者と移住者が急増~役所広報がダメな訳

1位 これが地方と公務員が劣化する真の原因。本にして世に問うてほしい
56話 忖度させる首長が、公務員と地方を劣化させる~地方衰退の真実


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