出生率9年連続減少のフィンランドが、新しい少子化対策「労働の在宅化」で、出生率1.35から1.46へ上昇
少子化(出生率の低下)は日本だけでなく世界的な課題!
日本が少子化対策の手本にしてきた北欧でも、出生率の下降は深刻。
特にフィンランドは出生率が2010年1.87から2019年1.35へ9年連続で減少。
フィンランドは2020年1月、新しい少子化対策として「労働の在宅化」を法制化した。労働時間法で「労働時間の半分以上を自宅など好きな場所で働ける権利」を認めた。
少子化の原因(は複雑だが)として「女性の働きたい意欲の上昇」に注目して、労働の在宅化(在宅勤務が基本の働き方改革)を少子化対策と位置付けた(在宅なら子育てと仕事を両立できる)。
労働の在宅化により、フィンランドの出生率は2年連続で上昇!
日本も、労働の在宅化を推進して、少子化に歯止めをかけよう!
フィンランドの出生率の推移
年度 2010 2019 2020 2021
出生率 1.87 1.35 1.37 1.46