レポート:「勝央町にあつまれ!プレゼンターの森」現地参加とオンライン配信のプレゼン大会
この記事では2月19日(金)に開催された「勝央町あつまれ!プレゼンターの森」についてまとめたいと思います。このイベントはプレゼンイベントで、今回が6回目です。勝央町のまちづくりの研修を受講した勝央町民が、自分の想いを集まった他の町民にプレゼンテーションで伝えるというイベントから始まった取り組みです。しょうおう志援協会が主催しています。こちらの記事に歴史をまとめていますので、ご覧ください。
1.「勝央町にあつまれ!プレゼンターの森」とは?
今回、6回目の開催ということになりました。今年度、これまでと違うことは、研修事業をオンラインで開催したことで、町外からの参加も広く募集したということで、このプレゼンテーション大会も、町外の方にもプレゼンテーションをしてもらおうということになりました。
今年度の研修事業「地方のカチを高めるオンライン発信塾」についてはこちらに記事をまとめています。
さらに、大変なハードルだったのが、コロナ禍での様々な対応です。現地で町民を受け入れるのとともに、同時オンライン中継をするというもの。さらにさらに、発表者もオンラインでの発表も可能として、運営にとってはなかなか大変なプロジェクトとなりました。
それでも「毎年やっているこのプレゼンテーションのイベントを中止させたくない」、という主催者たちの想いで実現しました。技術的な支援をしていただいたのは、映像作家支援機構さん。会場の設営、司会、配信、終了後のDVD作成まどまど、本当に何から何までありがとうございました!
2.プレゼンターは9名!テーマはこちら
今回、現地からの発表が5名、オンラインまたは収録映像での発表者が4名でした。今年度、勝央町以外、様々な地域からプレゼンターとしてご参加いただきました。
<プレゼンテーションテーマ>
★浅口市から(小学生):未来のとびら
★愛知県名古屋市から(小学生):僕の新しい発明
“サウンド・アイ 1号”
★勝央町から(高校生):農業就業人口増のための魅力アップ動画制作」
アグリ魅力化プロジェクト
★岡山市から:eスポーツが熱い!岡山からビッグウェーブを起こそう!
~あなたも始めませんかeスポーツ?いつから!?今でしょ!~
★岡山市から:シェアリビングで子育て世代を支える循環
つながる@home『ことこと』の取り組み
★岡山市から(釧路市出身):一市民として友好都市を考える
★瀬戸内市から:自分らしく生きていける場所をつくる
★津山市から:美作国ライターズクラブ
★勝央町から:良い姿勢ってなんだろう
小学生プレゼンターは、しょうおう志援協会の別のイベント「こども起業塾」の卒業生です。小学生からビジネスの視点を学び、考える場があることは将来に絶対役立つと感じます。
3.審査員も熱い!
このプレゼンテーション大会のもう一つの魅力は、なんといっても審査員の皆さんです。勝央町長、勝央町教育長という勝央町のツートップが参加されており、今後の取り組みへ全力で応援していただけます。これまでの5年間で、勝央町内で実現された取り組みが多数あります。
そして、全国でまちづくりに取り組み、数々の成果を上げている審査員の方も参加されています。各プレゼンターの発表へのアドバイス、これが愛のある具体的なもので、私にとってコンサル料いただいても良いアドバイスと感じます。
<審査員>
●水嶋 淳治様 勝央町長
●中島 章様 勝央町教育長
●泉 一也様 (株)場活堂 代表取締役
●三宅 創太様 (同)ツクル 代表
●大野 圭司様 (株)ジブンノオト 代表取締役
●馬袋 真紀様 朝来市スーパー公務員
●若林 美佐子様 美作大学短期大学部 専攻科 准教授
4.プレゼンテーションはきっかけ、これからがしょうおう志援協会の腕の見せ所!
今回、プレゼンターの皆さんはこの大会に向けて、少しずつ考えてきた想いを形にしていただきました。プレゼンターの方には元々ぼんやり形にしたいものがあった方もいれば、研修事業に参加する中で、やりたいことをゼロから形にした方もいらっしゃいます。
ここで発表して終わりではもったいない!これまでの5年間、プレゼンテーションした内容の実現のためにしょうおう志援協会がサポートしていきます。場合によっては、審査員として参加された町長とも相談して、勝央町役場とコラボして取り組みをすることもあります。
現在、新しい年度の活動計画を準備しています。プレゼンターの取り組みを実現することで、勝央町と他の地域の連携が深まり、まちづくりの活動の輪を大きくすることにつながると考えています。R3年度の取り組みも、このブログでご紹介していきたいと考えています。よろしくお願いいたします!
5.当日のアーカイブはこちらからご覧ください。
当日の映像アーカイブがございますので、ご覧いただければと思います。プロジェクトに関心のある方は、この記事の冒頭にご紹介したしょうおう志援協会のHPからご連絡いただければ、対応をさせていただきます。よろしくお願いします。
今回、町外の人を意識的に募集してみて、町外にも多くの方が関心を持っていることを知ることができました。町内だけだと5年間やっていると、少しマンネリ感もあり、ここ数年参加者が伸び悩んでいたところしたが、町外から客観的に自分たちを見ることで、この6年の取り組みの継続はすごいことだと知ることができましたし、町外との連携を視野に入れると可能性が広がることを感じました。大変な災害となったコロナ禍ではありましたが、勝央町にとっては活動の場を広げる後押しになったように感じます。
お読みいただき、ありがとうございました!