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withコロナ・健康×まちづくり「勝央健幸ラボ」の現在とオンライン活用

 この記事では、私が岡山県勝央町(しょうおうちょう)にて健康とまちづくりをテーマに活動しているプロジェクト「勝央健幸ラボ」のこれまでと、私の感じたオンライン活用の必要性お伝えします。(2020年11月23日時点)

 「勝央健幸ラボ」の説明はこちらをお読みください。民間と行政と協力してまちづくりをしながら地域住民の体の健康とこころの幸せを目指すという取り組みです。

1.2019年8月スタートからの予想外のつまづき

 昨年夏にプロジェクトがスタートして、町内のイベントにブース出展して参加したり、講演会を開催して町内での知名度アップに努めてきました。講演会の内容はこちらの記事にまとめています。

 それに加えて、活動の柱として考えていたのが「金時健幸ポイント」の見直しです。こちら、勝央町では健康に関する取り組みをするとポイントがもらえ、町内の施設利用料やごみ収集袋の交換に活用できるという取り組みで、平成28年(2016年)4月にスタートした取り組みです。

 こちら、役場の担当の保健師さんと話をする中で、取り組む住民が固定化していて、今後の方針に悩んでいるという意見がありました。私も地域で住民に「健幸ポイント」のことを聞いて、知っていて良く活用している人もいれば、全然知らない人もいて、民間との協働で何とか工夫できないかなと思いました。役場の方の承認を得て、2019年の秋に住民アンケートをして、ポイントの活用方法の提案をしたりしました。しかし、2020年となって感染症が流行ってしまい、この話は保留状態となってしまいました。

 さらに、2020年度は、健幸ラボの企画としてウォーキングイベントを計画していましたが、こちらも中止となってしまいました。

2.withコロナでもできることを

 昨年開始したプロジェクトをここで1年停滞させるのは残念なので、メンバーとアイデアを出し合い、できることを考えました。1つは、ウォーキングチャレンジ企画です。各自、期間内に万歩計で集計して目標歩数を目指すという取り組みです(自己申告制)。プレゼント商品に地元の民間団体から提供していただいたものを用意して地域活性化を意識しました。

健幸ラボウォーキング_チラシ3校_表

 加えて、町内の感染症不安を感じている人に向けて、啓発資料を作りました。こちら、勝央の「勝」という字をかけて【勝利のまち勝央町 「コロナに勝つ」日めくりクイズ】と題して、インスタグラムツイッターでコロナの知識を確認しながら町内の名所を知っていただく取り組みです。こちら11月途中から始めたのですが、町外も含めてたくさんの方に見ていただき、励みになっています。

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https://www.instagram.com/health_e_shoo/

ツイッターアカウントはこちら → 「@health_e_shoo」

3.オンラインに活路を

 このプロジェクトを始める前、私は勝央町民へのプレゼン大会イベントでプロジェクト案を発表し、その際多くの方の応援の声をいただきました。しかし、自分の力不足もあり、実際にはメンバーはなかなか増やせず、町内の協力者を増やそうにも時間がかかることを感じています。さらに今はリアルなイベント企画が難しいです。

 しかし、インスタの取り組みも町外の反響もあり、「ピンチをチャンス」として、あえて町外とつながり活動の幅を広げることが、今できることのように感じています。withコロナの時代、オンラインでの出会いも増え、町外の地域とオンラインでつながりが作りやすくなりました。先日も岡山市の取り組みに参加して刺激を受けたところです。

 オンラインで情報発信をしながら、新しいアイデアを発見し、実践していきたいと考えています。どこにお住まいの方でも大丈夫なので、興味がある方は一緒にアイデア出しをして活動をしていければと思います。お読みいただきありがとうございました。

【この記事は、こちらのメンバーと刺激しあって作成しています】
 私は「Locally Driven LABs(LDL)」のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“に所属しています。ここでは、参加者同士でオンラインツールの情報共有を記事にしています。地方で実践しているメンバーがオンラインツールの使用感、参考事例などを話しており、資料としても活用できるよう整理しています。

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