ポートフォリオの変化
2020年に投資を始めました。株式市場にとっては変化の激しい年であったと思いますが、新型コロナウイルスの件で株式が大暴落してから本格的に投資を始めたので、今のところは想定以上の含み益を出すことができています。株式投資そのものは日本に帰国する前から計画していて、それなりに投資方針をしっかりと決めていたつもりですが、いざ実際に評価損益が数万単位で簡単に動くのを見ると、なかなか落ち着いていられません。
投資を始めた最初の数ヶ月は、みんなが知っているような企業に投資しました(米国中心で)。少しずつ結果も出ました。しかし、9月上旬の下落場面で一気に評価損を出しました。ここで、何もせずに黙って構えていられるか、もしくはなんなら安くなったので買い増しすることができるぐらいにならないといけないのでしょうが、このような下落場面が初めてであったこともあり、慌てて売ってしまいました。結果的にはその後の取引で大幅なプラスを出すことができたため取り戻すことはできましたが、大いに反省するべきことです。
ひとつ気づいたこととしては、自分自身は特別才能のある投資家でもなく、平凡なタイプ。なんとなく9月上旬までは簡単に評価益が出ていたこともあり勘違いをしていたかもしれません。反省していることとしては以下の2点。
1)自分自身は、人よりも嗅覚があり才能のある人間とは思わないこと。自分が気づいた頃には多くの人が気づいており、何か先駆けて儲けることができる銘柄など自分自身に発見することは難しいと自覚すること。もし、そのような大きな儲けを出したいのであれば、人よりも時間をかけて調べる。そして、リスクを許容できるかどうかを自分に問うこと。許容できない範囲で、リスクがあると思う銘柄に多くの金額を投資しないこと。
2)誰もが知っているような大型銘柄に複数手を出すのであれば、結局パッシブのインデックスファンドでいいのではないか、と考えるようになったこと(投資している人からすれば特別なことではないのでしょうが、株を始めたことに興奮して個別銘柄をいくつも買っていた)。面白くないと思うかもしれないが、個別銘柄に投資して毎日一喜一憂して寝不足になるぐらいなら(そして、翌日の仕事中に眠たい思いをしないためには)、インデックスファンドに投資しておいた方が気楽で確実に結果も出る。
ということで、現在は大好きコストコを除き、全てパッシブ運用の投資信託 or ETFで運用するようにしています。結果、以前のようなダイナミックな評価損益の動きはありませんが、落ち着いて少しずつじわじわと増えるようになってきました。
欲を出しすぎないって大事だな・・・
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