はじめてのフィルム現像依頼@エビスカメラ
2024年12月23日。
2日前に買ったKLASSEで早速フィルム一本分を撮影しきったので、
写真屋さんに現像を依頼しに行きました。
※KLASSE購入の経緯はこちら(後からリンク入れる)
「現像かー、近場の写真屋さんでいっか」と思っていたら、
どうやら写真屋さん選びで仕上がりに結構な差が出るらしい、ということを知り合いのカメラマンに知らされ、ちょっと調べてみることに。
いろんな記事を見てみたのですが、
最終的にはこちらを参考にして決めました。
5人のカメラマンの方がそれぞれお勧めする写真屋さんを挙げていて、
そこで現像した作例はもちろん、現像をお願いする流れやオーダーできることなどをわかりやすくまとめている良記事です。
関東では吉祥寺と恵比寿のお店が紹介されているのですが、
私は湘南の海沿いに住んでいるので、比較的行きやすい恵比寿のお店を選びました。
それがエビスカメラさん。
恵比寿駅からバスで10分ほどのところにあるのですが、
見たところめちゃくちゃ普通の写真屋さんなので知らなければ見逃してしまいそうです。
ただこのお店は本当に有名らしく、
現像前に祐天寺で散髪していたのですが、私の担当をしてくださっているスタイリストさんにこのお店に行く予定を話すと、「そこめちゃくちゃいいらしいね、知り合い結構使ってるよ」とのこと。
ちなみにこの散髪していたお店はGuru's Cut & Standという名前。
ちょっとコアな芸能、ファッション、クリエイター関係の方がお客さんに多いので、そこのスタイリストがそういうなら本当に信頼できそう!と思いました。
いざ、エビスカメラへ
店に入ると女性の店員さんが声をかけてくださり、
「初めてのフィルム現像なんです」ということを伝えました。
「ちょっと待っててくださいね」というと、
奥にいた男性の方を呼んで「はじめて現像する方らしいです」と伝言。
その男性の方がおそらく店長さんで、
渋めな雰囲気のわりにとても柔らかい物腰で話す方でした。
男性の店員さんにバトンタッチがされると、
まず最初にオーダーシートなる一枚の紙が出されました。
その中にある項目をもとに現像の具体的なイメージのヒアリングをしてくださるようです。
現像後はプリントするか、CDに焼くか(どっちもやる)
プリントの場合、光沢がある紙にするかマットな紙にするか(マットにする)
プリントのサイズはどうするか(Lでいい※一般的な写真のサイズ)
プリントの四辺に余白は作るか(つくる)
色調補正など仕上げ方にオーダーはあるか(ない、初めてなのでカメラそのままのアウトプットが見たい)
撮影カメラはなにか(KLASSE)
一緒にオーダーシートを見ながら要件を具体化していくので、
わからないことがあれば質問もしやすいですし、
初心者の私にとっては非常に助かりました。
エビスカメラのホスピタリティ爆発
と、ここまで話したところで、私のカメラをまじまじと見て、「そのKLASSEは中古でのご購入ですか?」と、オーダーシートにはない質問が。
「中古です」と答えると、「最近買いましたか?今は保証期間中ですか?」と突っ込んで聞かれ、「2日前に買いました、保証期間は1か月だそうです」と答えました。
「であれば、今回の現像は一旦プリントやCDにはせずに、一度メールでデータ確認をしていただくほうがいいかもしれません。中古の場合、不具合で写真が撮れていない可能性がありますし、そうなると返品対応が必要ですよね?プリントやCDでは少しお時間がかかってしまうので、まずはメールでデータを最速でお送りし、早めに問題なく撮影ができているかどうかを確認しましょう。保証期間の期限もありますし、もし不具合がある場合、返品は余裕をもってされたほうがいいと思います。逆に無事撮影ができていることが確認できてからでもプリントやCDの作成は遅くないと思いますがいかがですか?」
正直そこまで気にかけてくれるのかと感動しました。
たしかにおっしゃる通りだったので、プリントとCDはキャンセルし、
まずはメールでデータをいただくことにしました。
「メールでお送りする際には、不具合のようなものが確認できればそのことについてもメールに書いておきますのでご参考になさってください。」
寄り添い方がもうリッツカールトンのコンシェルジュの域です。
こうして無事、初めての現像依頼は終了。
データを確認するまで安心はできませんが、
無事KLASSEが仕事をしてくれていることがわかれば、
引き続きエビスカメラさんでプリントをお願いしようと思います。