
カメラ素人。富士フィルム 初代KLASSEを買う。
2024年12月21日。
10万円ほど握りしめ、
恵比寿にある「GT CAMERA」というカメラ屋さんに行ってきました。
気軽に、街中スナップが撮りたかったので、
コンパクトフィルムカメラ狙いです。
疲れずに持ち運べるサイズ感&重さがいい
目立たずに街中撮影ができるくらいの存在感がいい
最初は最小限の機能でカメラに慣れたい
デジカメよりも原始的なフィルムカメラで写真の科学を理解したい
趣旨から外れるのであまり多くは書きませんが、
GT CAMERAさんはサービス・品揃え共に一級。
代表の前田さんにカメラ初心者であることを伝えると、
懇切丁寧かつフレンドリーにカメラのことを教えてくれました。
めっちゃくちゃおすすめです!
(フィルム交換の練習までさせてくれる)
話を戻すと。
前田さん(GT CAMERA代表)がまずお勧めしてくれたのは、
OLYMPUSのコンパクトフィルムカメラでした。
大体金額が2万円くらい、ちゃんと記憶していないのですが、μシリーズだった気が。
お手頃かつかわいいデザインだったのですが、
もうちょっと本格的な写真が撮れそうなのがよかったので、
予算(10万円)をお伝えしたところ出てきたのがこちら。



富士フィルムのKLASSE(2001年)。
富士フィルム初の高級コンパクトカメラカテゴリの製品だったようです。
最初に出てきたOLYMPUSのカメラとの違いは
筐体がアルミニウム合金(⇔プラスチック)
レンズがガラス(⇔プラスチック)
絞り込みやフォーカスのマニュアル操作機能あり(⇔機能なし)
とのことでした。
前田さん曰く「OLUMPUSの機種でも、写真を見たら『お、きれいに撮れてる』って感じると思う。でもKLASSEで撮った写真と横並びで見ると、違いは歴然。KLASSEのほうがレンズが圧倒的に明るいからきれいにボケるし、髪の毛一本までくっきり描き分けてくれる」と。
※作例はこちらをご参考までに
また、「最初に買うなら単焦点のほうがおすすめ。ズームできるやつも便利だけど、単焦点のほうがボケもだせてフィルムらしさをよりつくれるし、暗いところでもきれいに撮ってくれるよ」と、どんどん購買欲求を連打してくれます。
KLASSEにはいろいろと機能がついているのですが、
その辺も全部教えてくれました(これよく使う、これほとんど使わない、などリアルなところまで)。
※機能詳細はこちらをご参考までに
中古提示価格は88,000円。
当時の価格は77,000円だったらしく少し上がっていますが、予算はクリア。
なにより実機を触らせてもらったところ、
挙動や音が無機質でメカメカしいところが気に入りGOT'EMしました。
※参考までに下記の動画も載せておきます(これはKLASSE Sの動作動画ですが、KLASSEと何にも変わりません)
フィルムについても、
「フィルムカメラってISO感度がフィルムによって固定されるんだ!?じゃあ撮影シーンをある程度計画立ててフィルム選ぶことになるのか」と新しい発見もしながら、「違う種類のフィルムで仕上がり比較しながら撮りたい写真のイメージに近いフィルムを探していくのがいいよ」という前田さんの助言もあり、富士フィルムとKODAKの400(この数字がISO感度)を一本づつ購入しました。
ほとんどGT CAMERAさんの接客のすばらしさを伝える内容になってしまいましたが、KLASSE自体のすばらしさ、実際の使用感や作例は別の機会にまとめようと思います。