世界中に仲間がいるということ
こんにちは。辻村です。昨日の山形県沖地震で大変な思いをされている方、心からお見舞いを申し上げます。また、過去に大きな災害を経験した皆様は、人ごととは思えないことでしょう。今回は海外の仲間と一緒に仕事をしていて良かったと思うことについてです。
大丈夫か?
もう8年も前の話になってしまいましたが、東日本大震災の翌日自宅に帰ったときは、家具が倒れ食器が割れ、歩けないほどでした。
被災当日にありがたかったのは、会社を出るときに無料で使い捨てカイロを配ってくださっていた薬局の方、道すがら暖かいお茶を振る舞ってくださった方、駅構内で野宿を許してくれた東京メトロの方、一晩中働いて温かい食べ物を提供してくださった富士そばの方といった方々でした。特に、電話もなかなかつながらず渋滞していたなか車を出してくれた友人には足を向けて寝れません。
週末で片付けを済ませ、何を思ったのか月曜から普通に仕事をしていました。ご存知の方もいるかと思いますが、私はソフトウェアの会社で主に海外の仲間と仕事をしています。彼らが日本の地理的に全く不案内だとはいえ、何事もなかったかのように仕事をはじめた私のチームは驚きを持って迎え入れられました。
・あんな大きな地震があったのにもう働いているなんて、マジか?
・家族は大丈夫か?
・何かあったらうちに来いよ
・できることがあったら何でも言ってくれ
個人的には実家がなくなった知人がいたりしたので、気分は最低でした。正直なことを言えば仕事に逃げて現実から目をそらしていたという方が正しいかもしれません。ところが、仕事をはじめてみると、アメリカから、オーストラリアから、シンガポールから、中国から、そしてインドから、メールやチャットが続々と届くのです。ヨーロッパが起き出すと、チェコから、ドイツから、フランスから、イタリアからと、とめどもなくメールやチャットが届くのです。挙げ句の果ては、一部の海外のお客様からメールをいただくほどでした。(そのときのサービスリクエストの番号は大事にとってあります。)
何かあったときに人はこんなにも優しくなれる
そう実感した一日でした。そして、「ああ、海外の仲間と仕事をするってこういうことなんだな。ありがたいな。」そう思ったものです。そしてメッセージの洪水は数日間続くのです。
少しだけ変わった私
人間とは勝手なもので、立場が変わるとものごとが違って見えます。震災を通して私が少し変わったとするならば、自分自身や知人が被災したことで、可能な支援をしようと実感を持って思えるようになったことです。そして、彼らに何かあったときには、私もささやかながら声をかけ、手を差し伸べようと思います。
あなたができる支援を
今回の地震についてまだ日本赤十字社では特に対応を取っていないようですが、あなたができる支援をしてみてください。もし、あなたの会社が私の勤めている会社のように、ご自分の寄付額と同じ額を会社が追加で寄付してくれる仕組みがあるのなら、そう言った仕組みを活用してみてください。私もこれから何かできないか考えてみます。
※お昼休みにばーっと書いてしまったので、読みにくかったらすみません。
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