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心に火を灯すショーガールの声。ムーランルージュから始まる私の「書く」挑戦。


戦わなきゃ、負ける。

勝ってないと、意味が無い。価値がない。

戦って勝つためには、とりあえず歯をくいしばってやる。
目をつぶって嫌なことを我慢する。

こんな生き方になったのはいつからだろう。

ここ数年子育ても、夫婦関係も、仕事もつまずくことが多かった。


束縛を越えて舞い上がる。梅田芸術劇場で響く『Firework』のメッセージ

先日観劇した帝劇のムーランルージュ」のなかにこんなシーンがあった。

パリはモンマルトル、芸術の街でまばゆい夜を彩るショーパブ「ムーランルージュ」。

ショーガールのDIVAであるサティーンは、舞台上ではまばゆい輝くダイアモンド。

一方、楽屋に戻りコルセットを緩めシニョンの髪をほどいた瞬間、娼婦として生きざるを得なかった悲しい生い立ちの女の子に戻る。

「まるでわたし 紙切れみたい

すぐに崩れるトランプのおうち

土の中でおぼれたみたい

だれにもわたしの声が届かない


・・・・・・・・・・


祝祭のように


うちあがれFirework

わたしだけの花火」

劇中歌であるKaty Perryの『Fire work』では「歌っていないと価値がない」と魂の叫びが劇場中にこだまする。

最後にはしがらみから解き放たれ、イギリス植民地から独立したアメリカのように、自分だけの花火を上げるんだと胸いっぱいの希望も響き渡る。

ちなみに、劇場の『Fire Work』は歌手のUAさんが翻訳しているため、上記のMVと和訳が異なる。

こんなシーンを見てからすでに私のこころに火が灯り、「#note100日書く部」に気づいたら参加表明していた。

自分が3日坊主なことを忘れて。

でも、点火済みのこころはたとえ下火になり鎮火しても、仲間の点火リレーによって再び燃え始めるだろう。

自分だけの花火を上げるために、まずは挑戦することから。


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