【会いたい人を、撮りに行く。_#002】漫画家・江口寿史さん
中学生の頃、俺にとっての神的存在は、ザックリ言うと江口寿史と佐野元春でした。同級生のタクヤとリキトと、佐野元春を聴きながら、よく『ひばりくん』の模写をしたものです。(ちなみに小学生の頃の神は、藤子不二雄とジュリーとゴダイゴと王貞治かな。)
江口さんのインスタをフォローしてたら、「1/17から個展『NO MANNER』」ていう案内があったので、万難を排して神に会いに行って参りました!
まあ、いちファンとして、誰でも行ける個展のオープニング・レセプションに伺っただけなんですけどね。
特にセレモニー的なものやトークとかがあるわけじゃなく、江口さんがしばらく在廊し、希望する人は一緒に写真を撮れる流れのようだった。
しばらく列に並んで、俺の順番になった時、おもむろにベビーローライを出して、
「俺のカメラで江口さんを一枚撮らしてください!」
ってお願いしたら、
「うわあ、すごいカメラだね!」
と、ベビーローライにすんごく興味を持ってくれて、快く撮らせてくれました!
更にチェキシステムの話とか、いろいろカメラの話とか、江口さんの昔の作品の話とかできて、めちゃコーフンしました。
いやあ、嬉しい♪♪
やっぱり絵を描く人だから、様々な表現方法(技法とか道具とか)にはシンプルに興味を持つんだなと思いました。
そういう表現や描写についての話を、子供時代からの俺にとっての絵画表現における「神」とすることができたのは、極上の時間でした。
「だいぶ大人になって、江口寿史とひばりくんとスリーショット撮ったで!」
って、中学生の俺とタクヤとリキトに報告したい。
こういうのは貪欲に行くべきやと思った、2023年1月の夜。
■Kaikai Kiki_NO MANNER_江口寿史
https://gallery-kaikaikiki.com/
…23/2/7まで。