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くすくす文庫とototoilo

練馬区上石神井に誕生したスペース
ototoiloオトトイロ
ご縁あってメンバーとして関わり
こちらの常設の書棚から
小さく「くすくす文庫」を立ち上げました。

くすくす文庫 まずは秋のしつらえ

先週末の内覧会で
いよいよ幕をあけたコモンリビングototoiloは
引き続きプレオープン(HP参照)と
オープニングイベントを予定し
皆さんのお越しをお待ちしています♪

入場料1,000円
絵本コンサート付
ピッポの工作、お菓子釣り、
ハロウィンランチ、星詠みも
1,000円チケットを購入して楽しめます
(予約優先、受付中)https://ototoilo.com/%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88/


憧れの蔵書印を作りました

改めて。
上石神井に誕生したこのスペースは、
9人のメンバーが
それぞれの音色を”あなた”と共に十色(といろ)へ響かせ、
世代を超えた人たちが垣根を越えて
共にくつろげる場所をめざし育てます。

関わることになった流れには必然的なものを感じているわたし。
上石神井のキャベツ畑の光景を見て言葉を得、
12年前出版した絵本『キャベツのくすくす』は、
えほんと音楽のコンサートの縁を繋ぎ、
「この町」で暮らすことにいよいよ意識的にさせてくれました。

当時は始まったばかりの子育てと、
作家としても常に勝るのは不安という日々でしたが、
感じてはいました、
「なにか、わかちたいものがある」らしいこと。
どうも自分はそういう性質らしいということ。

それが「場を共にする」ということなのだと、
ことに最近てらいなく思うわけです。

わたしはオトトイロに毎日いるわけではないけれど、
ここに開設した「くすくす文庫」は常設です。
本は季節ごとに入れ替えたり、
ゆくゆくは貸出もできたらいいなと考えています。
また、行けるときには、わらべうたやお手玉あそび、
絵本のよみきかせをいつでもしたい。
それらは場を共にするひとたちを繋ぐ
とてもよい道具になると感じているから。

希望があればヨガや星詠みも受け付けますし、
個別だけでなくサークルぽくしても楽しい。
ヨガも星詠みもわたしは長く続ける実践者にすぎないけど、
自分を俯瞰してほぐすに最適なツールで、
本当に支えられています。
だから、ほぐす部!

文庫としてもブックトークや絵本コンサート、
おはなしの教室や朗読会など
メンバーとも相談&コラボして企画したい。
イメージは膨らむばかり。

さて、
いつも楽しみな『生活と自治』(生活クラブの会報誌)に
田口ランディさんのエッセイがありますが、
今回のタイトルは「ことばを越えてね」。

それは、不登校の悩みに対し作家として、
親は笑っていればいいいうようなことを
書いておられたことを、果たしてと
自問し悩んでいた際に
佐藤初女さんに言われた言葉なんだそう。

今、鍼灸学校に通い学ぶランディさんが、
ご主人の肌に触れて施術(練習)したときに、
ハッとしたという、そんなお話し。

ああ、そうだなあと、僭越ながら感じるのです。
わたしの、わかちあいたいものは、
ことばを越えたところにある。
絵本のことばも、実は、
それをめざしているしそういうものとも思うんだけど、
とにかく、わたしはそういう者な気がします。

まだまだ、だけどもと言いたくなるのも
今、だからこそ。

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大川久乃
わたしの創作活動をサポートしてくださる方がありましたらぜひよろしくおねがいいたします。励みとし、精進します。