【おすすめ映画】グレイテスト・ショーマン
[構成・展開] ★★★☆☆
[音楽] ★★★★★★
[余韻・リピート欲] ★★★★★
[ひとこと]
こんな映画ブログも書くほど映画好きな私ですが、恋愛ものとミュージカルは全く合いませんでした。が、この1年前に心を持っていかれた『LA LA LAND』の影響で、今回の『グレイテスト・ショーマン』も必ず観ようと。
観ようと思いつつ時間が全然取れない…という話を飲みながらしていて、ならばとそのまま勢いで往復3時間かけてレイトショーで観てきました。時間あるじゃんかと。笑
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さて、総括からすると、サントラを買って映画をなぞり楽しみつつ、2回目観に行ってサントラとの微妙な違いを一人嗜むべき実に完成度の高いミュージカル作品だと思います。
当然ながらミュージカル作品ですし、例えばララランドに比べてもストーリーはシンプルです。映画を観に行くというよりショーを楽しみに行く方が近いかもしれません。個人的にはシンプル故に残るメッセージも好感でしたが。
しかし何より音楽。
ララランドはストーリーに絡めて音楽を好きになるタイプだとすると、グレイテスト・ショーマンは全曲が圧倒的な存在感を持ち音楽そのもので体中が満たされます。緩急もつけずに「これがショーだぞ」と曲だけで圧倒される作品です。
2時間の鑑賞中はこれでもかと良質の音楽を浴び、帰ってから音楽を聴きなおして受け皿からこぼれた名曲を丁寧に拾っていくのが実に楽しい。
音楽の趣向ではジャズが好きですのでララランドの方がより好きな部分が多いかな…という気もしますが、好き嫌いなどこの作品の前では微々たるもの。
ララランド、グレイテスト・ショーマンと、1年に1物語こんな素敵な音楽映画が世の中に出続けてくれたら素敵ですよね。
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(無料読書は要らん)