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[宅建独学勉強法11]正直不動産は宅建合格に役立ったか

以下の記事で宅建を2ヵ月完全独学で受かるための10の勉強法をお伝えしました。

おまけの11個目として、ドラマにもなった大人気コミック「正直不動産」は宅建に役立つのか分析してみます。

宅建独学勉強用に正直不動産全巻買って読んでみた

筆者の本棚より

宅建に合格できたためどのような勉強法が有効で、何が効率的で、どのような勉強はムダだったかがわかるわけですよね。

勉強時は使えるかな?と思った物は何でも買って試してみました。

その結果とりあえず正直不動産にはまりました。笑

正直不動産はドラマより漫画が宅建勉強にはおすすめ

今ではドラマもシーズン2まで終わりましたよね。

余談ですが漫画では1か月で1つのテーマ(前編と後編)を扱います。一方ドラマでは一話を原作における複数の話を混ぜ合わせる+オリジナル小話で作っています

漫画の方がシリアスかつ登場人物も多いので面白いですが、宅建視点で言うと知識の充実さが全然違います。

正直不動産は各巻の終わりに関連法律や業界話のコラムが掲載

宅建合格後も買い続ける(笑)

正直不動産のおすすめポイントとして、各巻の終わりに関連法律や業界話のコラムが掲載されています。

当然ながら宅建と関係のないトピックも多いのですが、たまにドンピシャで宅建に出てくる話も扱われます。

手っ取り早く知識だけを網羅したい方は最新の副読本がおすすめです。

正直不動産は宅建独学勉強でイメージがわかない人におすすめ

漫画のエピソードは簡単に理解かつ記憶できることがありますよね。

例えば実家暮らしの学生で、時間があるうちに宅建を取っておきたいくらいの人にとっては、宅建で扱われる事案も法律もわけがわからないでしょう。その際に正直不動産のエピソードが役に立つ可能性はあると言えます。

正直不動産を宅建独学勉強で使う注意点1.関係ないエピソードもたくさんある

当たり前の話ですが、正直不動産はあくまで漫画であり、宅建の教材として本気で読み込むことはおすすめしません。

巻によってはタイパやコスパが良いとは言えないでしょう。

正直不動産を宅建独学勉強で使う注意点2.法律名や内容が変わっていることがある(特に初期の話)

これは漫画を読んだ人にしか分かりませんが、漫画はドラマが始まる前から売られています(それで人気になってドラマ化されたわけです)。

そのため初期の頃の法律と現在の法律が異なる場合はわりと見つけられます。

漫画は教科書と異なり最新化されませんので注意が必要でしょう。

定期建物賃貸借契約は正直不動産18巻に登場

そうは言っても役立つエピソードも少なくありません。

例えば避けては通れないかつ勉強初期では地味に掴み切れない定借は、新しい方の18巻に登場します。

宅建の基本「借地権」は正直不動産3巻の終わりと4巻の始め

4巻には今流行りの地面師編も入っています。

再建築不可は正直不動産5巻

宅建必須の「共有」は正直不動産5巻の終わりと6巻の始め

正直不動産7巻の終わりと8巻の始めは既存不適格

正直不動産8巻は契約解除

正直不動産9巻の終わりと10巻の始めは通行地役権(宅建勉強におすすめ)

通行地役権は言葉だけだとよくわかりませんよね?

このエピソードは役に立ちました。

正直不動産11巻は契約不適合

正直不動産12巻は二重譲渡と建築確認(宅建勉強におすすめ)

宅建を意識して書いてくれたのかという12巻。笑

どれか1つ宅建勉強におすすめするのならば12巻と言えます。

このようにピンポイントで読んでみることは宅建勉強に役立つでしょう。

宅建独学勉強と正直不動産まとめ

正直不動産は漫画自体も面白く、かつ漫画、原案、脚本と3人体勢で作り込まれた作品です。

正直不動産は絶対読むべし!とまでは言えませんが、特に宅建勉強初期の頃には大いに役立つかもしれません。

参考にしてもらえれば幸いです。


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慶應卒TOEIC満点小説家の資格学習法
ファン様のサポートがあって10年以上執筆続けてこられました。 本当に感謝です。