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J-JUN『2023 DREAM CONCERT in JAPAN 』に見る存在感と役目

6月18日にさいたまスーパーアリーナで行われた『2023 DREAM CONCERT in JAPAN:Hello,My Friends! 』を拝見して来ました。
たくさんのK-POP若手グループが登場しましたが、最後から2番目はジュンスさんで、最後はジェジュンさんでした。
トリを務めたジェジュンさんのこの日の歌とパフォーマンスから見えてきたものとフェスティバルに関して感じたことを記事にしました。

アーティストとしての意識

この日、日本で正式に歌ったのは、1月のファンミ以来のことです。
1月末日の大阪ファンミでの歌はお世辞にもアーティストとして誉められたものではなかったでしょう。5月に行われたゲーム、ハニホリに参加した人から聞いた話では、その時の歌も納得のいく歌ではなかったとのことですから、どうもファンミとライブでは、明らかに彼の気持ちの持ちようが違う、ということが言えるのかもしれません。
ファンミは、どうしても気が抜けてしまう、ということなのかもしれません。それがいい悪いは別として、今回は、お正月に行われたK-POPフェスティバル同様、多くのK-POPグループが来日、また、JO1やINIのように日本人メンバーでありながら、K-POPを歌うというグループなど、グローバルな広がりを見せているK-POPグループが多くの観客の前でパフォーマンスするということで、新しいあり方を示しているフェスティバルでもありました。
さらには、このドリームフェスティバル自体が韓国で30年近くも開催されてきた伝統のフェスティバルであり、彼自身もかつてグループ時代に出演した以来ということもあって、多くの新人アーティストの中で、どのようなポジションで歌うのか、ということも重要でした。

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