手越祐也に見るアイドルからアーティストへの進化
手越祐也の「2マン企画~TOW MAN ZEPP TOUR~」のHanedaを拝見しました。簡単な全体的な感想のレビューに関しては、以下の記事に書いています。
ここでは、今回、1年半ぶりに彼のステージを拝見して、アーティストとしての明らかな進化を感じたことや、アイドルからアーティストへ脱皮していくことの難しさ、さらには、アーティスト手越祐也の強みと魅力について、評論家視点で分析をしてみたいと思います。
現代のJ-POP界で生き残っていく為にアーティストとして必要なことは何なのか、これは、彼に限らず、アイドルからアーティストに転向していく人全般に言えることについても記事に書いていきたいと思います。
『TWO MAN ZEPP TOUR-VS Novelbright 【O.A.】マイキ』に感じたアーティストとしての姿
実は、私は今回のライブを内容もよく確かめずに申し込んだ、というのが正直なところでした。たまたま翌日、東京ドームで行われるドリカムのライブに当選していたところ、時期を同じくして、彼のライブが羽田であるとのこと。いつも移動に飛行機を使っている私としては、ほんの半日ほど早めに上京すれば彼のライブを見ることが出来るというので、躊躇なく申し込み、当選したのでした。
ですから、お恥ずかしいところ、ライブのその時になるまで、Nobelbrightが出演することを把握していなかった、という状態で、あくまでも手越祐也の歌が聴きたくてライブに行った、というのが本当のところなのです。
なぜ、彼の歌を聞きたかったかと言えば、昨年のライブでは、ソロとして初めてのツアーということもあり、私の印象としては、まだジャニーズのグループ歌手という感覚が抜けきれていないのでは?という印象だったので、そこから1年半の彼の進化がどのようになっているのか、非常に興味深かったです。
その私の興味を今回、彼は、十分満たしてくれたと感じます。
今回のライブでは、もうすっかり、グループ歌手のイメージは抜け切ってしまい、ソロアーティストとしての姿に変わっていたと感じました。
さらに、手越祐也のライブに行くと30代の男性達に話すと、皆、「手越は歌が上手い」と評価が高いのです。
今回は、実は私は出版業界のトッププロデューサーで、多くのヒット作を世の中に出している有名な方をお誘いしたのですが、50代後半の彼も、「手越はメチャクチャ歌が上手いから、聴きに行きたい」と二つ返事で参加でした。
ジャニーズのアイドル出身の彼ですが、男性のファンが多いということも非常に強みになると感じたものです。
手越祐也のソロアーティストとしての魅力は以下のようなものになると言えるでしょう。
ソロアーティストとしての手越祐也の魅力
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