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SAY MY NAMEデビューアルバム「SAY MY NAME」全曲レビューから見えてくるコンセプトと強み

⭐️最後の部分にグループの声質の特徴とサウンドへの提言を追記しました。

ジェジュンがプロデュースのSAY MY NAMEが17日に発売したEP「SAY MY NAME」の全曲レビューを記事にしました。
ジェジュンのプロデュースの方向性がよくわかる仕上がりになっています。
また、グループの特徴や声質についても分析しました。
冒頭だけ無料公開します。
アルバムレビューの為、評論文体になっています。


『Be a Star』 (『私は今日夜空で最も輝く星になる』)

この曲は、チームリーダーのHitomiこと本田仁美が作詞している。

全体的に楽曲の色調はK-POPの色調。また、声質は、ハッキリした濃厚な響きの中音域の尖った声質が中心だが、響きの混濁はなく、ハスキーさも感じられない。また、響きは濃厚であるにも関わらず、透明性の高い歌声を全員がしている。
ハーモニーがきちんと作られており、高音部パートと低音部パートの比重が同等になっているのも特徴的。
メロディーに対してハモるパートという主従の割り振りではなく、2つのパートでハーモニーフレーズというものを対等に作り上げている点が、このグループの特徴と言える。

楽曲の後半に現れるサビからの短いフレーズは、覚えやすく印象的。
全体に覚えやすい簡単なメロディーラインで構成されている。

ヒット曲のいくつかの条件の中の

1.単純なメロディー
2.中毒性のあるサビ

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3,123字

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