JXに見る人生の成功哲学(ジェジュン・ジュンスのリベンジの仕方)
まえがき
人生には、「成功哲学」というものがあります。
これは、古今東西、万人に共通するもので、人生の多くの成功者達が必ず通る共通の道筋とも言えるものであり、共通の要素でもあります。
今回、JX、すなわち、ジェジュンとジュンス2人によるコラボライブが発表されました。
本来なら、2人の音楽性の違いや、コラボすることによって得られるものなど、音楽記事を先に書くところですが、彼らが、多くの困難を乗り越えて、今の場所まで辿り着いたこと。
それは2人に共通したことであり、まさに「人生の成功哲学」の大事な要素の1つでもあることを感じました。
彼らは、デビュー20年というベテランの域に差し掛かり、さらにK-POPの先駆者という位置づけでありながら、長く、その存在すらかき消されていた(ジェジュン曰く)、又は、ソロ歌手としての音楽活動が十分に出来なかった、という状況にありました。
彼らは、大手事務所SMという、K-POP文化を世界に発信し続けている巨大事務所を相手に、自分達の権利保護と正当な報酬を求めただけです。
しかし、それが韓流という文化を世界に輸出していくコンテンツに仕上げた韓国芸能界のシステムを根底から覆すものであり、韓国という社会が持つ根本的な社会通念からは逸脱した考えだったということ。
そのことが、彼らにその後、荊の道を歩ませることになったと言えるでしょう。
ですが、彼らは14年という長い年月を経て、確実に完全に今、自分達の存在と価値というものを韓国芸能界の中で取り戻しつつあります。
長く封印されてきた地上波番組への出演や、音楽番組への出演、というものを勝ち取り、世界を席巻するK-POPの先駆者として、多くの後輩達から「レジェンド」と呼ばれ、人生のロールモデルとまで言われるような存在になっているのです。
彼らの14年間の歩みを見ると、そこには、1つの成功哲学があり、その哲学に沿ったことによる現在のポジションがあると言わざるを得ません。
今回のライブのテーマに据えられているものは、「IDENTITY」
「IDENTITY」とは、簡単なことばで言えば、「身元」「自分自身」ということになります。(この意味に関しては、記事本文の中で詳しく説明します)
まさに、これが彼らを今のポジションに導いた1つのものであるには違いありません。
しかし、「IDENTITY」には、もう一つの別の意味があり、それこそが人生の成功者が持つ重要な1つの共通の要素であるとも言えるのです。
今回の記事は、彼らの生き様から見えてくる「成功哲学」について、私自身が起業家の成功者から多くを学んでいる中で知り得た「人生を変えていく法則」の知見に基づいた記事になっており、その内容に見合った価格設定にしましたので、納得のいく方だけに提供します。
※
彼らのコラボによる音楽的視点からの記事は、別の記事にして配信します。
最初に
今回、私がなぜ、音楽的見地からの記事ではなく、成功哲学の見地からの記事にしようと思ったかといえば、先日、公開されたユチョンの日本活動再開の記者会見の動画を拝見したことがきっかけでした。
おそらくこの記事を購入して読んで下さっている皆さんは、ジェジュンとジュンスのファンの方でしょう。
ですから、ユチョンの日本活動再開に関しては、複雑な感情を持っているかもしれません。私も評論家というポジションにいなければ、きっと皆さんと同じように、かなり複雑な感情に囚われていると思います。
ですが、業界のことを知っている立場になり、多くの成功したアーティストのことを知ると、彼がこれから乗り越えていかなければならない道は、そう容易いものでないことがわかるのです。
そして、それに対して、おそらく2人は、安易に手を差し伸べることはないだろうということも想像がつくのです。
なぜなら、彼らは、その道のりの厳しさを自ら、誰に頼ることもなく、自分だけの力で乗り越えてきたからです。
「日本に住みたい」「日本活動を主体としてやっていきたい」と発言するユチョンは、ジェジュンやジュンスの今のポジションとは、余りにもかけ離れたところにいる、と言えます。
ユチョンが今後、どのような道筋を辿って、人生を送っていくのか…
それも評論家としては、興味深いものであり、あらためて記事にしたいと考えています。
但し、私が書く記事ですから、必ずしも、ファンにとっては大歓迎の記事にならないことだけは確かなことです。(以前の記事にも批判コメントがついたことがあります。まあ、溺愛ファンのいるアイドルにはありがちなことです)
ジェジュンとジュンスが、今のポジションに辿り着いた理由は、ハッキリしているのは、1つの成功要素をクリアしたからです。
それは誰でもが簡単に出来ることであって、実はクリアする人はそれほど多くない、とも言えます。
ですから、韓国でも日本でも、グループアイドルからソロアーティストとして成功していく人が非常に少ないのです。
20周年という1つの節目を迎えて、彼らがコラボライブを計画したことは、彼らの社会的ポジションが対等であるからこそ可能なのであり、そこに辿り着く道筋と、必要な要素というものを、この2人の人間的成長から学ぶことが出来ると思います。
彼らは、人間的にどのような成長を遂げ、それがひいては、「人生の成功哲学」の何に則していたから、今のポジションを築けることになったのか、そのことについて、書いていきたいと思います。
「IDENTITY」のもう一つの意味
私は、この記事の「まえがき」で今回のコラボライブのタイトルである「
IDENTITY」について、もう一つの意味がある、ということを書きました。
その意味とは、
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