Little Glee Monster『UP TO ME』に見るサウンドの成熟度(ミュージック・フェア)
「ミュージック・フェア」に出演したリトグリのサウンドを久しぶりに拝見しました。
新しいメンバーになって本格的に活動を始めて、ほぼ1年。
今年の1月に実際にサウンドを耳にしてから、彼女達のサウンドの変化を聞いてきましたが、先日のNHK『うたコン』といい、今回の「ミュージック・フェア」といい、最近の彼女達のサウンドの進化を感じます。
新しいサウンドの形がどういう印象を持つものかということも含めて、記事にしました。
何が一番違うのか
旧メンバーと新メンバーのサウンドは、根本的に違うものがあります。
それがサウンドの色調というもの。
このサウンドの違いについては、過去の記事に詳しく書いています。
旧サウンドがどういう性質を持つもので、それに対して、新しいメンバーが作り出しているサウンドはどのようなものなのか、という詳しい分析を記事にしていますので、まだ読まれていない方は読まれることをオススメします。
簡単に言えば、旧サウンドは、厚みのある色彩の濃いサウンドでした。
それに比べて、新しいサウンドは、色彩の薄いサウンドの印象を持っていました。
この理由として、新メンバーの年齢が若いことです。
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