わたしについて
しりあいのみなさん、こんにちは。
はじめてわたしを知ったみなさん、はじめまして。
ずっと密かに興味をもっていたnoteを
このたび、はじめてみることにしました。
ここでは、
日々のことや頭のなか、描いている絵、
スケッチブックのようなイメージで
いろんなことを記録していこうと思っています。
さて、
記念すべきはじめての投稿は
"わたし"について。
うまれてから いままで
hisako shiozawa
1991年11月6日 うまれ
さそり座のA型。
10歳まで東京で育ち、
10歳から20歳まで神戸で育ちました。
関東人でも関西人でもない微妙なところで
出身地を聞かれると、いつも少し戸惑います。
東京暮らしは不自由もなく、とても楽しかったですが
神戸の街並み、海も山もある田舎の風景がとても好きで
今もふと立ち寄りたくなる大切な場所です。
幼少期から絵を描いたり工作をしたり
歌をうたうことが好きで、
手に入らない高価なおもちゃなどはダンボールや
お菓子の空き箱などでなんでも手作りしていました。
今のものづくりが好きな自分のルーツは
そこからはじまっていたのだと思います。
幼児教育系の短大を出た20歳の時に
また東京へ戻り、絵本作家の道を目指します。
元々こどもが好きで、そういった職種への道を歩む中で
絵本の存在意義や、こどもたちにとても影響力があることを知り
わたしも絵本作家になって、
何年も語り継がれるような絵本を描きたいなと
思うようになりました。
そして20歳の春、絵本作家のきむらゆういち先生が主催されている
「ゆうゆう絵本講座」に入りました。
アルバイトをしながら、ゆうゆう絵本講座14期生として
都内で行われるイベントや、グループ展、個展などを精力的に行い、
自作の絵本も数冊販売しました。
拙い画力ながらも、
今でも大切に持っていてくださっている方がいて
とてもとても嬉しく思います。
そんな活動を3年ほど続けていましたが、
やはり夢への道はそう簡単ではなく
なかなか扉が開けないことや、
自信のなさ、周りとの比較、都会暮らしの窮屈さ
いろんなことで胸がいっぱいになり
一度、環境を変えて自分を見つめ直そうと思い
23歳の春、単身で長野県へ移住をしました。
長野ぐらし
ここへ来たきっかけは、移住先を探していた時に
ふと目にした「日本一星が綺麗な村」ということば。
星を見ることがとても好きで、
小さい頃は毎週、プラネタリウムに行ったり
20歳の頃には年末一人旅で、
満点の星空を眺めながら年を越したりしたこともあり
どうせ移住をするなら、田舎の、
星が綺麗なところがいいなと思い
移住する前の夏、
下見がてら、この地へ降り立ちました。
車もないわたしのために
バス停までわざわざ迎えに来てくださった旅館の方の優しさ、
そして駅裏にぽつんとひとつある、とても素敵なカフェ、
おいしいケーキとコーヒー、
やさしいお姉さんたちと出会いました。
念願の星空はくもってて
まったく見えませんでしたが、
ここだ、と
心がそう言ってるような
そんな声が聞こえました。
わたしはここで生活を営んで行く
そんな予感がしました。
そして、翌年2015年の春
23歳のわたしは、ここで生活をはじめました。
これから
田舎ぐらしは、想像より過酷だ、とか
根を上げて都会に帰ってしまうという話も
ちらほら聞いていました。
実際わたしも、ここへ来てから1年は車のない生活をしていて
地元の方に、「車のない生活をしています」というと
動物園のパンダのような目でよく見られたものです。
そんな中でも、歩いたり、自転車や、
1時間に1本のローカル電車を駆使しながら
どうにかがんばっていました。
とてもやさしい大家さんのご厚意にも助けられながら、
24歳の春、ついに車を手に入れます。
そして、ご縁があり、今の旦那さんと出会い、
28歳の春現在、
「日本一星の綺麗な村」で二人暮らしをしています。
長野県へきてから、都内にいる時よりも
心も体もゆったりと過ごせて、
自分の好きな活動をのびのびとできています。
東京はとても刺激的で夢のような場所でしたが、
わたしはここでの暮らしの方が性にあっているようです。
春の日差しのあたたかさ
山菜や野花の美しさ
たくさんの桜の名所
夏山と青空のぱっきりとしたコントラスト
毎週のように見れる地元の花火大会
とれたての瑞々しいお野菜
秋のさわやかな空気と美しい紅葉
冬の肌をさすような寒さ
だからこそ感じる石油ストーブのあたたかさ
南アルプスの雪山
目の前に降ってくるような満点の星空
ここへ来なければずっとわからなかった
四季折々の美しさを
心で、体で、五感全部で感じています。
そして今も、絵を描いたり、うたをうたったり、
カフェを開いたり、好きなことをしながら生活をしています。
たぶん、これからも、ずっと。
絵本作家という夢は、ずっと心の中にあります。いつか、死ぬまでに、一冊だせたらいいなぁ
なんて、やわらかい気持ちで。
そんな感じで、
わたしのはなしは終わりとします。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
instagram @shirokumaza_hi