LEONIEとマイレオニーの旅 06
映画『レオニー』の製作実現を応援する観客コミュニティ「マイレオニー」ができて、稲木紫織さん、脇田亜希子さんを中心に会の公式サイトが立ち上がったのは2006年の7月。マイレオニーブログの場で「この指止まれ」との呼びかけが活発に行われたのでした。
はじめまして。マイレオニーサイト編集長のShioriと申します。
このたび、「松井久子監督の第三作を応援する会 マイレオニー」のサイトを立ち上げることとなりました。みなさまのご意見、ご感想、ご質問など幅広く受け付けますので、どうぞよろしくお願いたします。
記念すべき1本目の記事は、マイレオニーとは何?という説明からです。
松井監督のデビュー作『ユキエ』は700ヵ所、第二作『折り梅』は1200ヵ所を越えてなお上映会が続いていますが、前作『折り梅』から早や4年。
松井監督の第三作を観たいという声が全国から巻き起こっています。
待望の第三作は、世界的に有名な彫刻家、イサム・ノグチの母親であるアメノカ人女性、レオニー・ギルモアが主人公。この映画は、明治から昭和にかけて女性が仕事を持つことも困難だった時代に、自ら選んだ己の愛を貫き、シングルマザーという運命を引き受け、イサムを芸術家になるべく育てあげた母の物語です。
そのレオニーを松井監督がどう描くのか……熱い視線が集まる中、私たちは「松井久子監督の第三作を応援する会(マイレオニー)」を結成しました。
“自分が選んで引き受ける人生”は、現代女性が、そして男性もともに真摯に向かいたい人間としての生き方ではないでしょうか。私たちは一人一人が、“私のレオニー体験”を持っているのです。そこから、「マイレオニー」と命名されたのがこの会の由来です。
松井監督は現在、『レオニー』(仮題)のシナリオを完成し、現在製作準備に奔走しています。私たち観客にできることは、「観たい」「応援したい」という気持ちを、いろいろなところで発言してゆくこと。このブログを通じて、観客同士が連帯し、ささやかではありますが映画の製作をじっと見守りつつ応援してゆきたいと思います。また、「マイレオニー」では、観たい、応援したいという観客の気持ちを形にするとともに、 少しでも製作資金をサポートするため、賛助金を募集いたします。どうかご賛同いただけますよう心からお願い申し上げます。私たちが観たいと思う映画を、ぜひ一緒に応援してゆきましょう。
そして全国のマイレオニーから寄せられたメッセージ。それらは今もマイレオニーブログの中に記録されていますが、いくつかを抜粋して紹介します。
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鏡のなかの言葉(定期購読)
映画監督松井久子が編集長となり、生き方、暮し、アート、映画、表現等について4人のプロが書くコラムと、映画づくり、ライティング、YOGA等の…
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