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オンラインショップ・セレクション ひなた農園07

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早いもので今年ももう終わりですね。畑は秋じゃがの収穫も終わり、残す大仕事といえば、大豆の収穫や里芋掘りです。力仕事は夫に任せて、私の12月は経理とお餅をつく日々です。
今年は、まさかこんな事が起こるとは夢にも思わなかった1年でした。と言っても、私たちの生活が変わったか?と言われると、ありがたいことに何も変わらす毎日毎日畑仕事に勤しんできました。
前にも書きましたが、何か大変な事が起こったときは「大切なモノ」が明確に見えるチャンスのような気がしています。この1年で自分の周りにいる「人・物・事、何を大切にしていきたいか」がとてもよくわかりました。そして最近は、毎日子供たちに「大好きだよ~」とハグをし、素敵な友人にも恵まれ、働き者で日々支えてくれる夫に感謝をしつつ、毎日毎日楽しくて仕方ありません♪

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辛いこと、大変なことでも見方を変えれば最高に楽しくなるはず。日々新型コロナの感染には気を付けますが、それにビクビクするのではなく、楽しいパワーで跳ねのけたいと個人的には思っています。
世界的に見て、日本の感染者数や重症者数は少ないですよね。欧米や日本で流行っている新型コロナの型が違うからだとか、日本人はマスクの着用率が高くきれい好きだからだなど色々な意見はありますが、個人的には日本人は免疫力が高いからではないかなぁ。。。と思っています。日本は世界1の発酵食品大国と言われるくらい数多くの発酵食品が身近にあります。人間の体の中には善玉菌や悪玉菌、日和身菌など色々な菌が住んでいて、その数は100兆個とも言われています。そしてその数は体の細胞の数より多く、重さにすると1~2キロにもなるそうです。毎日いい菌をたくさんとっていると免疫力が上がり、自律神経も正常に保たれます。逆に悪玉菌が増えると、免疫力が下がり、自律神経のバランスも崩れてしまいます。毎日ニコニコしてストレスなく過ごしているか、逆にストレスが多く気が落ち込んでいるかによっても腸内細菌の働きが上がったり下がったりするそうです。
コロナの予防策は色々あると思いますが、この1年間考えた結果、お味噌汁や納豆、お漬物などの発酵食品そして菌の餌になる食物繊維を毎日食べて、お日様にあたり、家族に大好きよ~と伝えて笑って過ごすことで腸内細菌も心も体も元気になり、ウイルスにも勝てる体になるのではないかなと思っています。
畑も体と一緒で、菌が沢山住んでいると野菜もいい環境ですくすく育ちます。私たちは色々な菌と共に共存しています。というか菌に生かされていると言っても過言じゃないと思っています。私は必要なところではもちろん除菌しますが、必要以上にはしません。大切な私の常在菌を殺すわけにはいきませんから。畑も同様に大切に大切に菌を増やして来年も美味しい野菜ができるように頑張りたいと思います。

先日発酵マニアの山田明子さんの水キムチ教室に参加させていただきました。この水キムチが本当に美味しく組み合わせも無限で、子供も美味しく食べられるので、今回はレシピとこのコーナーでその魅力をご紹介したい!と思います。
この水キムチは乳酸菌の宝庫!お汁と共に食べるとぬか漬けの18倍、通常のキムチの2倍の乳酸菌が含まれています!ぜひお汁も飲んだりお料理に使ったり、活用してみてください。
水キムチとはなぁに?と思われる方も多いと思います。私も今回教わるまで知りませんでした。韓国の家庭で日常的に作られているお漬物の仲間で、イメージとしては野菜が乳酸発酵したお汁たっぷりのお漬物といったイメージです。浅漬けやサラダ感覚で食べられます。
そして面白いなと思ったのが、食材の組み合わせによって色々な味が楽しめることです。入れるものは自由で、辛くしたければ唐辛子を入れればいいですし、入れずに作れば子供も食べやすいです。キムチという概念にとらわれず、自由な発想で作ると楽しいと思います。
レッスンの時に先生が作ってきてくれた4種類の試食が素晴らしく美味しかったのでご紹介します。
*白菜・ニラ・・ニンジン・水菜・ショウガ・昆布
*ダイコン・セロリ・昆布・ショウガ・梅干し(崩さず丸ごと)
*リンゴ・梨・レーズン・ショウガ
*大豆・ディル・ニンニク

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セロリが入った水キムチが我が家では大好評でした。大豆、ディル、ニンニクはオシャレすぎてノックダウンです。つけ汁は、そのまま飲んだり、韓国では冷麺のスープに使われたりするそうです。根菜が美味しい季節です、ぜひトライしてみてください。
乳酸菌で免疫力アップです!

水キムチのレシピ
材料 *お好みの野菜(キャベツ・はくさい・セロリ・きゅうり・大根水菜・ニンジン・カブなど*ケール・ブロッコリーは向いていません) 
  *塩…野菜・水分も全て入れた重さの2~5%      
  *砂糖…少々
  *お好みでスパイスや香味野菜(昆布・ショウガ・唐辛子・ニンニク・ハーブ・梅干しなど)
  *お米のとぎ汁・または米粉ひとつまみ

① 野菜を食感が残るくらいの薄切りにします。

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②野菜・砂糖・スパイスや香味野菜をチャック付きポリ袋に入れます。煮沸消毒をした瓶でもできます。
砂糖は乳酸菌が活動する餌になります。砂糖ではなくリンゴなどのフルーツでも代用可能です。

③②の袋にお米のとぎ汁を野菜が浸るくらい入れます。(野菜からも水分が出てきますので、少し少なめでも大丈夫ですが、発酵過程ではすべての材料が水分の中にいるようにしてください。野菜が水分から出ていると乳酸菌発酵ではなく違う菌が増えてしまう可能性があります。)
米粉を使う方は水を入れて、米粉をひとつまみ入れてください。

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④ 全体の重さを測り、重さの2~5%のお塩を加えてよく混ぜます。(私は2%で作ります)袋の中の空気を抜いて常温で発酵するのを待ちます。夏は一晩、冬は2~3日で発酵します。暖かい場所ですと早く発酵します。好みの酸味になったら冷蔵庫に入れてください。作ってから1週間を目安に食べてください。*瓶で作られる方は蓋を軽めに締めてください。

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今年も残り少なくなりましたが、いい菌を沢山とって、毎日笑顔で乗り切れますように。
ありがとうございました。

ひなたみか


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