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稲木紫織のアート・コラムArts&Contemporary Vol.5
「フランス6人組」結成100周年記念ミニコンサート&ライヴ配信を、両国門天ホールで聴いて
1920年パリ。友人同士であった作曲家のダリウス・ミヨー(1892-1974)、アルチュール・オネゲル(1892-1955)、ルイ・デュレ(1888-1979)、ジェルメーヌ・タイユフェル(1892-1983)、フランシス・プーランク(1899-1963)、ジョルジュ・オーリック(1899-1983)は、作曲家グループ「フランス6人組」としてデビューする。
「ロシア5人組」になぞらえ、「フランス6人組 Le Groupe Des Six」と命名したのは、評論家のアンリ・コレ(1885-1951)で、共通の友人で詩人のジャン・コクトー(1889-1963)がプロデューサー。第一次・第二次世界大戦間の自由な空気のなか、電気、地下鉄、自家用車が普及し、電信、電話、映画、蓄音機などの発達が、街を活気づけた時代であった。
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