その後がんセンターでセカンドオピニオン
市立病院で体癌細胞診断の結果がクラス5と出て、子宮体癌との診断が下った。
その後、内膜掻把術による検査を受けたが、がん細胞は見つからず、MRIの結果から子宮肉腫の疑いも示唆された。
診断を受け入れるのは簡単ではなく、「本当にがんなのだろうか?」という思いが消えなかった。
友人の鍼灸師に相談したところ、「違うかもしれないよ。そんなに悪い兆候が身体に出ていないよ。ただ、まずは出血を止める必要があるね」と言われ、少し救われた気持ちになった。
また、ChatGPTとの会話の中で、「子宮内膜焼却術を行ったことにより、細胞が変性し悪性に見える可能性がある」という指摘も受け、藁にもすがる思いでその可能性に希望を持った。
そんな中、担当医から「あなたはがんで間違いない」と断言された。
その言葉を受けて、私は思わず
「たとえがんがあったとしても、私はこれを消すことができる」と宣言した。
自分の中でその言葉を言わずにその場にい続けることが出来なかった。
病院での迷いと看護師さんの言葉
体調は悪化し、寝込む日々が続いた。
振り返ると、ひどい貧血の影響だったかもしれない。それでも、その病院で手術を受けたいという気持ちにはなれなかった。
初診時に看護師さんから言われた言葉が、心に残っている。
「私は乳がんだったけど、この病院では手術を受けなかったの。たくさん本を読んで勉強して、がんセンターで手術をしました。」
彼女の言葉に涙を浮かべながらうなずき、心の中で「ありがとう」と思った。そして不思議と、「この経験をきっかけに、自分が良い方向へ変わることができるかもしれない」と感じた。その思いを彼女に伝えると、「いいですね」と優しく応じてくれた。
セカンドオピニオンと病院の選択
迷いの中で、セカンドオピニオンを受けることを決意した。
がんセンターで診断を受けた結果、市立病院での診断は正しいものであると再確認された。さらに、再度「肉腫の可能性がある」と言われ、感情が大きく揺さぶられた。(泣きながらお話を聞いた)
しかし、がんセンターは症例数が多く、信頼できる病院だと感じた。その場で、「こちらで手術をお願いしたい」と伝え、
治療をがんセンターに移す決断をした。