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箱根旅でパワーチャージ


箱根三社巡り

箱根神社は何度もお詣りしたことがあるけれども、「箱根三社巡り」というものはしたことがない。
今年に入ってから実家では、父が正月早々に骨折し、退院したと思ったら心筋梗塞で倒れ、母も先日、足を骨折し、妹も足を骨折し、また私自身も長年同居していたツレといろいろあって別れの途中だったり、また一緒に詣でようという友人二人も家やら何やらで問題を抱えていたりで、
「よし、箱根三社巡りでパワーをいただこう!」ということで、箱根神社、九頭龍神社、箱根元宮の三社を巡ることに。
箱根神社は何度も詣でたことがあるので、場所も行き方も把握しているが、九頭龍神社、箱根元宮の場所は曖昧。記憶の片隅では、箱根神社の近くに九頭龍神社があったような…。
ちらっと調べたけれど、あまり良くわからなかったので、とりあえず何度もいったことのある箱根神社へ…

1_三社巡りのスタートは箱根神社

開運・交通安全・心願成就・縁結びなどのご利益があるという箱根神社。
元箱根から箱根神社最初の鳥居まで、歩いて10〜15分くらい。9月の残暑きつい中でも歩ける距離です。

ちなみに私達は箱根湯本の旅館に宿泊していたのですが、
箱根湯本から箱根登山鉄道に乗って強羅まで行き、
強羅からはケーブルカーで早雲山、そこからゴンドラに乗り換えて大涌谷、
大涌谷で少し観光を楽しんだ後(黒たまごは食べなかった)、
大涌谷からゴンドラで桃源台、
桃源台からは海賊船に乗って箱根町港を経由して元箱根…
というゴールデンルート(正攻法の順路)で元箱根まで移動しました。
車ではなくバスや鉄道を利用して箱根周辺を巡るなら断然オトクな箱根フリーパスを利用しています。

小田急を利用して箱根に行き、周辺を観光する場合は、箱根フリーパスの購入が絶対オススメ。以前より、若干値上がりした感はありますが、海賊船での移動はめっちゃ楽しいし、数カ所を巡るなら絶対お得です。
私は新宿からロマンスカーで箱根湯本に行きましたが、新宿からの運賃を含めた箱根フリーパス(2日間有効)は6100円でした。
ロマンスカーの特急券は別料金。特急券はオンラインで購入すると窓口や発券機から購入するよりも50円引きになります。新宿から箱根湯本までの特急券は1200円なので1150円でした。

芦ノ湖を遊覧する海賊船。3種類あるそうで、料金は片道1200円、往復2200円。
箱根フリーパスで乗車できます。

2_箱根神社の隣にある九頭龍神社新宮に

ネットで調べると、九頭龍神社は箱根神社のすぐ隣りにあるという情報が多く、薄ら記憶の中でもなんか隣にあったような…ということで箱根神社参拝の後、その周辺を確認したら、箱根神社の右隣に九頭龍神社がありました。
「こんなすぐ隣にあるんだ〜」と関心しつつ、お詣りしましたが、実は九頭龍神社の本宮は別の場所にありました。
九頭龍神社新宮をお詣りした後、階段を降りると、9つの龍の頭が並び水をはく「龍神水」のスポットが。以前はその水は飲めたと記憶しているのですが、コロナのためか飲用不可となっていました(2024年9月現在)。新宮でのお話なので、本宮では飲めるのかどうか、わかりません。
九頭龍神社については消化不良というか、新宮は箱根神社のすぐ隣だったので、「そんな簡単でいいんかい!」という思いもあり、結局、本宮はどこにあるのか、できれば九頭龍神社本宮も詣でたいという思いとともに、まずは箱根元宮を目指すことになります。

3_箱根神社から箱根元宮への移動は少し面倒でした

箱根元宮は箱根園(西武系)にあるロープウェイ(往復1800円、箱根フリーパスがあると10%割引で1620円になります)で標高1327mの駒ケ岳山頂まで行くことができます。ロープウェイは20分おきに運行しているそうです。
登山することもできるようですが、登山をする気はまったくなかったので、何も調べていません。
箱根フリーパスをはじめ、箱根エリアは小田急が強いのですが、箱根園は西武系。箱根神社と箱根元宮の交通手段はバスになりますが、バスの本数が少ない上、西武バスの乗車料金は小田急の箱根フリーパスには含まれません。
タクシー?という手もありますが、結局、箱根神社から箱根園まで徒歩で移動。
箱根神社から箱根園(ロープウェイ乗り場)までの徒歩での移動時間は約30分。途中、遊歩道がありましたが、その前後は車道しかなく、山道ですから、車に引かれないよう要注意!!
カーブが多く、車も前後から走ってくるので少し怖かったです。

箱根元宮にはぜひ一度訪れてほしい。見晴らし良く、途中のロープウェイも楽しい。
空と大地のパワーを存分にいただけます!!

いろいろ調べると、芦ノ湖畔に宿泊するなら、箱根フリーパスではなく、芦ノ湖遊覧船を利用した方が、箱根神社、箱根元宮、九頭龍神社本宮の三社は巡りやすいのではないか…という結論に達しました。
朝の段階では、箱根フリーパスもあるし、箱根湯本までは朝来たルートの逆順で戻ろうか…と話していましたが、ゴンドラは16時半で終わってしまうし、時間的にも不安だったので、箱根元港から高速バスで箱根湯本まで戻りました(その費用は1100円だったと思いますが、箱根フリーパスに含まれます)。朝の始まりをあと2〜3時間早めれば、最後に九頭龍神社本宮に立ち寄り、逆ルートで箱根湯本に戻ることも可能だと思います。

箱根元宮で買った開運のお守り。裏側には富士山の刺繍が。宮司さんがいるのが10時から15時、私達が本宮に着いたのは14時40分くらいで「一歩遅かったらお守り買えなかったね〜」と喜んでいたら、三社のお守りは箱根神社でもいただけるそうです。

4_九頭龍神社本宮参拝は次回の課題

結局、1日のみでは九頭龍神社本宮までは回ることができなかったので、次回、箱根に来た時の課題にしようと思います。
神社の但し書きにも、箱根三社はそれぞれが巡りやすいように、それぞれのペースで巡ってくださいとあり、1日で三社巡り切らないといけないということではないそうです。
桃源台からはグーグルマップ検索で徒歩34分、2.4kmとありますので、時間的に都合よくバスなどがあればいいのですが、なければ歩いてしまったほうが早いかもしれません(個人的には歩くのは全然OK)。
他に遊覧船の箱根湖尻ターミナルから歩くという方法も。それだと26分、1.8kmとなっていました。
箱根元港や箱根神社、箱根元宮までは西武プリンス系の「芦ノ湖エリア無料循環バス」が運行されているし、遊覧船もある。その意味では巡りやすいのですが、箱根三社で一番行きにくいのが九頭龍神社本宮なのかなあと、今回、九頭龍神社本宮に行けなかった私は思っています。
次回、箱根に来た時には九頭龍神社本宮詣でを実行します!!

箱根観光情報

5_箱根観光オススメルート

箱根周遊マップ(公共交通機関を利用した徒歩での移動の起点と経由地) 旅の参考に

A.箱根フリーパスを利用してのオススメ
【箱根湯本起点で箱根神社を目指すまで】
箱根湯本→(箱根登山鉄道)→強羅→(ケーブルカー)→早雲山→(ゴンドラ)→大涌谷→(ゴンドラ)→桃源台→(海賊船)→元箱根港→(徒歩)→箱根神社

*箱根神社から先のルートはそこからどうするかによりますが、箱根神社のみでOKならまた逆順で箱根湯本に戻るもよし、高速バスで箱根湯本または小田原にいって散策するのもよし
*小田原にも沢山観光地や美味しいものがあるので、早めに小田原に行ってのんびりご飯を食べたりお土産を買ったりするのもありだと思います
【箱根元宮まで行く場合】
箱根フリーパスに含まれるバスの運行時刻は限られているので、徒歩かタクシーを利用するか、私はまだ試したことがないのですが、箱根プリンスホテルの無料シャトルバスが運行しているそうなのでそれを利用して箱根園まで行き、箱根園内を楽しみつつ、ロープウェイで箱根元宮に行くのが良いかと思います。

B.箱根遊船SORAKAZEを利用するのもありかも
芦ノ湖周辺の施設を巡るなら、箱根遊船を利用するのもありかと。次、箱根に来た時にはこちらを利用してみようかと考えています。
https://www.hakone-yuransen.jp/route/

6_箱根湯本オススメのショプ(お土産、ごはん)

・はつ花そば>昼前後はいつも行列だけど、10時から開いているらしいので11時ごろまでに行くとすんなり入れる。こないだ行った時も、10時56分着のロマンスカーで箱根湯本に着き、そのまま「はつ花そば」に真っ先に行ったら並ばずに入れました(4人)。自然薯山かけ蕎麦が有名で、蕎麦は水を一切使わずにそば粉と自然薯、卵、小麦粉で打っているそうです。
・梅干 村上二郎商店>梅太子(唐辛子味)という梅干しとサメの軟骨100%の梅水晶が大好き。箱根に来たらこの2点は必ず購入。
・梅干 藤屋>昔ながらの甘くない、酸っぱい梅干しが美味しい梅干し屋さん。熟成の梅干しやはちみつ入りもあります。
・元祖箱根温泉まんじゅう 丸嶋本店>定番。外せない。皮は白と茶色があるけれど、中の餡はこしあんで、味は同じだそうです。
・ちもと>湯もちが一番の名物で、ふわふわの白くてキメの細かいお餅がほかで食べたことのない独特のお菓子。
・HAKONETURE BASE>2024年に新しくできたみたいで、時間があったので行ってみました。ノースフェイスがあり、箱根のロゴ入りTシャツが売っていました(汗をかいて着替えが欲しかったので購入、白と黒があります)。地ビールやかき氷なども。アクティビティのための空間のようです。

私の中では大涌谷はビューポイントでありパワースポット。ゴンドラで上がっていって、視界がひらけて大涌谷が見える瞬間が好き♡天気の良い日には富士山もキレイ



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