医療的ケア児と家族の”やりたい”を叶える 医療的ケア児支援法案を応援しませんか?
医療的ケア児支援法案が今後、国会に提出されます!(※)
法案が通ると、
“保育園に預けて仕事に復帰したい...”
“親が付き添わずに学校に通って欲しい...”
“あの子の地域でできてることがなんでうちの地域ではできないんだろう...”
というような悩みが解消される可能性があります。
法案が遅れることなく国会で審議されるためには、当事者の声が必要です。
法案のことをよく知って、一緒に #医療的ケア児支援法の成立を希望します と声をあげていきませんか?
(※”提出されました”との記載は誤りだったため、訂正いたします。2021/03/06 17:00)
Q. 医療的ケア児支援法案って何?
A. 2015年に始まった「永田町こども未来会議」で、政党に関係なく国会議員、厚労省や文科省などの官僚、医師関係者、福祉事業者、当事者団体が集まり、検討を始めた法案。2021年1-6月の国会で話し合い、法案の成立を目指している。
Q. 法律ができると何ができるようになるの?
A. 国と各地方自治体で医療的ケア児への取り組みが努力義務から責務になり、自治体ごとに予算がつくので、各地域で医療的ケア児が生活しやすくなったり、教育を受けやすくなりするなど、地域ごとの差が少なくなることが期待されている。
Q.責務とは?きちんと対応していない自治体があると法律違反になるの?
A. 責務とは、責任と義務のことであり、法律の目的を実現するために責任をもって果たさなければならない仕事を宣言的に規定するもの。
責務は努力義務と異なり法的な拘束力がある。国もきちんと対応するために法律を整備して、予算をつけないといけないし、地方自治体も医療的ケア児と家族への支援に自ら進んで取り組まないといけない。
Q. もっと具体的にできるようになることを教えて。
A.医療的ケア児が保育園や認定こども園に通うときに看護師や保育士が配置され、通えるようにする。
学校や放課後デイに通うときには看護師や介護福祉士がきちんと配置され、保護者の付き添いが必要なくなるようにする。
各都道府県に医療的ケア児支援センターが設立される。医療的ケア児に関する専任の担当者が常にいて家族からの問い合わせに答えてくれるようになる。
Q. 法案の成立に向けて医療的ケア児の親ができることはあるの?
A. この法案が必要だという声を一緒に挙げていくことで、国会で優先的に審議される可能性があります。
また、法律で目指していることを実現するために具体的にどんな施策が必要かはこれから決まるので、当事者の声をあげていくことが大切です。
読んでいただきありがとうございました!
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