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2021年のテーマは、「集中 / 素直 / 余白」

2021年、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

5日から仕事がはじまりました。年末年始はひさしぶりに1週間くらい全く仕事をせずに休んでたけど、ゆっくりごろごろできて最高でした。
今週はじわじわと体のペースを取り戻していこうかなって感じです。

大晦日は、2020年の私自身をふりかえるnoteを書きました。


今回のnoteは、2021年の私が大事にしたいテーマや働き方についてです。
まず、今年大事にしたいテーマは下の3つ。

・集中
・素直
・余白

"集中"に感しては去年から引き続きですが、”素直”と”余白”については昨年末に思ったことです。私に圧倒的に足りてないのは素直さと、オンとオフをきちんとわけて休める余白をつくること。
このふたつは、ほんとにどうにかしたいなと思ってます。笑


・集中 

まずは集中について。
12月頃からすこしずつ、私がどう過ごしていきたいのかを考えていたのですが、2021年はわかめの養殖作業の期間は完全に集中できる環境を整えたいなと思いました。

集中と整えることについては去年の年始も書いていて、主に下半期を思い出すと結果的には全然できていなかったです。

私の主軸は海のことです。
昨年のわかめの海上作業がはじまってくる11〜12月は気づいたらすこしハードめなスケジュールになっていて、結果的に本業の海のことに完全には集中できてない形にしてしまったなと反省しました。

昨年のことを踏まえて、2021年はわかめの最盛期で出荷時期の3〜4月、来シーズンのわかめの海上作業をはじめる11〜12月、この4ヶ月間は完全に海のことだけに集中します。

特に3月中旬頃から4月末にかけてのわかめの収穫/出荷期間は、1年間の中で最もハードな時期です。

わかめの最盛期で収穫時期にあたる3〜4月だけはわかめの生育状況に合わせて刈り取りをして、約10日に1回ペースで行われる出荷日に合わせた作業サイクルに変わります。(その年の牡蠣の出荷状況にもよるけど、コロナ以前はわかめ作業と同時並行で牡蠣の水揚げ作業なども行われていました。) 


職場のわかめ/牡蠣作業にプラスして、今年から私の養殖施設分の作業が追加される形になるので、2021年の春は私が経験した7年間の中で1番体力的にハードな時期になるのではないかと想定をしてます。 (とはいえ、いまの世の中の状況的に春頃の牡蠣出荷がどうなるか読めないので、その頃になってみないとわからない部分ではあります。)

なので、この冬の間にゆっくり過ごして私自身の体調や物事をきちんと整えて、春の時期はわかめ作業に完全集中しようという気持ちです。

それにあたり、2021年以降からは上記に書いたわかめ作業を行う4ヶ月間に該当する予定の私個人への仕事や取材等のご依頼は完全にお断りさせていただくことにしました。大変申し訳ないですが、どうぞよろしくお願いいたします。


・素直

次に、素直について。

素直に伝えること。素直に受け止めること。
私にできていないことはこれだなと思いました。

私は私自身の感情をストレートに出すことが苦手で、特に口頭だと素直に伝えられないことが多いです。自分でも気づかないうちに、感情に制限をかけて我慢してしまっていました。

私自身をふりかえっていて、それはなんでなのかなと思ったのですが、瞬間的に発して相手に伝わる口頭での言葉に対しては「相手にどう思われるだろうか」という気持ちが勝っていたんだなと。
だからこそ、伝えるまでにすこし間の置ける文章に気持ちが寄っていったのかもしれません。

年を取るごとにそういった感情は緩和されてきてはいるけど、私にはまだ足らなかった。30歳を目前にして、もっと肩の力を抜いてゆるくいこうぜという気持ちに変わってきました。

なので、2021年は素直に私自身の感情を表現していこうと思います。私は私。もっと素直に、ゆるくいこう。

また、相手が気遣ってくれたことを素直に受け止めきれないときもありました。私が気づいていない視点をあらためて伝えてくれたことを、素直な気持ちで受け止めていきたいです。


・余白

最後は、余白について。
2021年はオンとオフのメリハリをつけて、体も頭もきちんと休んだり、好きなことを楽しむ余白を大事にします。これ、1番大事かもしれない。

いま考えているのは、私の本業にあたるわかめ養殖や私自身がこれからやりたい事業 / 職場の海仕事で合わせて8割、それ以外で関わらせていただいていることは1〜2割くらいの力配分でいこうかなという気持ちです。

正直私はスケジュール管理がうまくなく、2020年下半期はゆっくり休むことを疎かにしていました。

去年の下半期をふりかえると、正直秋頃から年末にかけての私はすこしメンタルの状態がよくなかったです。睡眠が浅く神経が過敏になっていたり、感情のコントロールが難しくなったり、記憶が飛んだり、じわじわと仕事にまつわる連絡の返信が返せなくなっていきました。

きちんと休まずに動き続けたことで、体の疲労もだけどメンタル疲労も大きかったです。(年末年始ゆっくりごろごろ休んだので、大丈夫になってきました)

また、心身ともに疲労して私自身の余裕がなくなってくると、周りにいてくださる方々や仕事に良い影響を与えません。それはほんとによくないことだなと反省しました。

昨年末のそういった状態をふまえて、今年はきちんと休んでオフになるための余白が必要だなと思っています。きちんと動くためには、エネルギー充電に集中して電源を切る時間が大事。

また、これはまだぼんやりと思っていることですが、今季のわかめ作業を全て終えたあと、わかめと牡蠣のオフシーズンにあたる5〜9月中旬までの4ヶ月半だけは、すこし私の働き方を変えようかなとも思っています。

いまは大体週6で漁港にいて、他の物事は夕方以降か休日に作業するのですが、ここにプラスして、わかめの養殖作業を終えたあとに私がやりたいことをはじめようと思うと、この働き方では完全に無理だなと思いました。休む時間もだし、もうすこし考える時間をつくる必要がある。

私自身は全然キャパが大きくないので、物事を幾重にも重ねていくと集中力がなくなり、精度も悪いです。なにより倒れちゃいそうな気がする。

やりたいことがあっても、私の体はひとつです。なので、オフシーズンだけはすこし柔軟に働き方を変えるのはありだなと思っています。
全部自分でやるのは無理なので、誰かにお願いできるところは素直にお願いして、私が集中すべきところにきちんと集中する。いろんな得意分野をもつ友達たちと一緒に新たにはじめたいことを動かせていけたらうれしい気持ちです。

また、仕事のタイミングを見ながら、ときどき週末旅にでようと思います。
ときどき違う地域の泊まりたい宿に泊まって、未知の環境に触れたり、新しい視点を得たい。いまの私に必要なのは旅な気がする。

あんまりまとまってないし長くなったけど、2021年はこの3つのテーマで動いていこうと思います。やってこ〜。


最後に。
年末頃から年始にかけてぼんやりと昔の私自身をふりかえっていたのですが、そのときにあらためて気づいたことがあるので、それをメモ的に残して終わりにしようと思います。

2020年の夏頃に私自身がどうありたいかの方向性を言語化して、秋頃に遠野の岳さんと話してある言葉をいただいて以降、「私は私」という気持ちで、自信を持って私自身がありたい姿で立てるようになってきました。

学生の頃の写真や投稿までさかのぼって見ながら、1年くらい前までは「誰か」と比べてしまう私がいたけど、いまはそうじゃないかもなと思いました。比べるべきは昔の私であり、他の人ではないなと。昔の自分と比べてどれだけ視点やできることが増えたのか、物事を積み重ねて進んできたのか、そのほうがよっぽど大事でポジティブな気持ちになります。

そのときどきで仕事や感情を残したり、ときどきふりかえることは大事なことだなと、あらためて気づけてよかったです。

これからも私は私で、ゆっくり確実に進んでいこうと思います。
2021年も、楽しんでいこう〜。




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三浦 尚子 / Hisako Miura / ura
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