何事もとらえかた次第で大きく変わる

「失敗」というものは、生きてて日々を過ごしていればつきもの。
ただ、一見すると失敗だったことも、考え方次第では失敗ではないこともある。

今週の仕事内の打ち合わせで、「失敗はなく、単なる出来事のひとつとして捉えると考えている」という先方のお話しを聞き、私は私自身が陸前高田に来た11年前くらいを思い出していた。

周りと違うことをするのは正直怖いし、リスクもある。一見すると飛び込んだ当時は失敗のようにも思えたときもあった。

飛び込んだ結果、しばらくは孤独感や悩みもつきまとってくる。
けど、それを続けたことで出来たことや良いこともあったよねとも思う。

正直なところ、高田に来た当初はめちゃくちゃ孤独だった。

同年代に出会えないことの友達のいなさや、移動のできない不自由さ、自然合わせの休み方、慣れない土地の環境や仕事、文化、人、慣れるまでとても時間がかかった。
時間はかかったけど、少しずつ慣れてきて、少しずつ開けていったなと思う。

学生の頃のようではなくなった孤独な夜の時間は、気になっていることの勉強をしたり、時間をゆっくり過ごすことができた。SNSから友達ができたりした。

車の免許を取れて、ひとりで車に乗っていろんな場所に移動ができるようになった。

何事も捉え方、視点の切り替え次第。

人と違うことをすれば失敗のように見えるかもしれないけど、長く続けていたら良いこともたくさんあったから、本当に捉え方次第なんだなと思う。