NASからGoogleDriveへ移行する方法
この記事は、NAS(TeraStation)からGoogleDrive(TeamDrive)へのデータ移行方法を解説します。
前提
OS : Windows7 Pro(64bit)
NASの要件:SMB1.0(\servername)でアクセスできるNASであること。
GoogleDriveの要件:Drive Files Steamが使えること。
移行方針
robocopyのミラー機能を使い、初回コピーと差分コピーの2段階で移行する。
移行手順
1. 方針に沿って初回コピーを実施する。
2. 切替日にNAS側のアクセス権を管理者のみ変更し、差分コピーを実施する。
3.コピーが完了すればGoogleDrive側が最新となる。
移行プログラム
set logfile="C:\workcmd\%date:~0,4%-%date:~5,2%-%date:~8,2%_hoge_backup.log"
robocopy SOURCE DESTINATION /MIR /XD trashbox bklog /R:0 /LOG+:"%logfile%" /NP /NDL /XJD /XJF
プログラムの説明
1行目で、LOGファイルを定義します。ここではbatファイルと同じ場所にログファイルを出力します。
2行目で、robocopyのミラーを実行します。
SOURCRが移行元、DESTINATIONが移行先です。
気をつけるポイント
/NP /NDL /XJD /XJF のオプションが重要です。
(任意) /NP :バックアップ中の進行状況を表示しません。
(必須) /NDL :バックアップ結果として、ログファイルにファイルのみが出力されるようになります。
(必須) /XJD :フォルダの接合ポイントを除外します。
(必須) /XJF :ファイルの接合ポイントを除外します。
接合ポイントを除外しないと、変な特殊ファイルが大量にコピーされてしまいます。(Windows 7 / 8 / Vista / 2008の場合)
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