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個人的2020年のベスト10曲を紹介します|ふみまる今年の10曲(2020)

こんにちは。ふみまると申します。

今年の4月、家にこもる生活をするようになり、なにか新しいことを始めたいと思いました。

また、DTMで作曲活動もしているので(最近してないけど)、色んな曲を聴いてインプットしていきたいとも思っていました。

そこで、「ふみまる今朝の1曲目」と題して、毎朝1曲聴いてツイートするということをはじめました。

今回は、2020年の締めくくりとして、私が今年聴いた中でお気に入りの曲を10曲選んでご紹介したいと思います。

アニメファン、東山奈央オタク、ポップス好きなので偏りはありますが、どうぞ見てってください。

ふみまる今年の10曲

01. SHINY DAYS/covered by 東山奈央
02. ダイスキ。/大橋彩香
03. インドア系ならトラックメイカー/Yunomi feat. nicamoq
04. adrenaline!!!/TrySail
05. 歩いていこう!/東山奈央
06. ちっぽけな願い事/桜井美景(CV:東山奈央)
07. きらきらにひかる/いきものがかり
08. TwinkleStars/ユイ(CV:種田梨沙), ヒヨリ(CV:東山奈央), レイ(CV:早見沙織)
09. なかよし!〇!なかよし!/チマメ隊(チノ(CV:水瀬いのり), マヤ(CV:徳井青空), メグ(村川梨衣))
10. まどろみの約束/千反田える(CV:佐藤聡美), 伊原摩耶花(CV:茅野愛衣)

10曲選んできてプレイリストを組んだときの曲順なので、好きな順ではありません。

01. SHINY DAYS

SHINY DAYS/covered by 東山奈央
作詞:永塚健登
作曲:新田目翔
編曲:立山秋帆
※原曲の歌唱は亜咲花さん

私は東山奈央さんのオタクなのですが、東山奈央さんは今年で声優活動10周年を迎えました。

声優活動10周年を記念して制作されたキャラソンベストアルバム『Special Thanks!』において、東山さん出演作品の主題歌カバー企画として、TVアニメ「ゆるキャン△」OPの「SHINY DAYS」のカバーが収録されました。

「ゆるキャン△」にハマった私としては大変嬉しく、今年8月のキャラソンベストアルバム購入以降たくさん聴いただけでなく、アラームの音声に設定して毎朝聴いています。

亜咲花さんが歌う原曲はパワフルで快活な洋楽風のアレンジですが、東山さんカバー版では編曲を「ゆるキャン△」劇伴の立山秋帆さんが務め、アイリッシュ風味の「ゆるキャン△サウンド」のアレンジになっています。

​「SHINY DAYS」、前向きな歌詞とキャッチーなメロディで背中を押してくれる、1日の始まりに聴きたい曲です。

東山奈央カバーの「SHINY DAYS」が収録された「Special Thanks! (アニバーサリースペシャル盤)」は現在まだ販売中ですので、気になった方はぜひ。

このキャラソンアルバムの凄さは、インタビュー記事でどうぞ。


02. ダイスキ。

ダイスキ。/大橋彩香
作詞:Kanata Okajima
作曲:Kanata Okajima , pw.a
編曲:pw.a

2019年8月にリリースされたこの曲を知ったのはつい最近、12月に大橋彩香さんのアルバム「WIGS」をサブスクで聴いたときです。

エレクトロ・ポップみたいな感じで可愛くかっこいい曲です。
カワイイ風味のEDMみたいな感じ?

まず聴いて最初に思ったのは「カラダ中が「ダイスキ」って叫ぶの」というフレーズがめちゃくちゃ耳に残る。
曲頭に持ってきているだけあって印象的なフレーズです。

大橋彩香さんの曲をちゃんと聴いたのは初めてでしたが、ハイトーンの突き抜ける感じが気持ちいい。
どちらかといえば張り上げ系だけど、まったく苦しさを感じさせず、非常に伸びやかです。
大橋さんってトークとかを見てると可愛い感じかと思ってたんですが、こんなにかっこよく歌うんだと思って引き込まれてしまいました。

あと、大橋さんのt子音、d子音(た・て・とetc.)の飛び方が気持ちいい。
日本語よりも英語っぽい発音。
発音を気にするのは合唱歴8年の合唱人の性なのかもしれない。

03. インドア系ならトラックメイカー

インドア系ならトラックメイカー/Yunomi & nicamoq
作詞・作曲・編曲:Yunomi, nicamoq

エレクトロニカつながりで、次はこの曲。

巣ごもり期間、DTMに精を出していたとき、Kawaii Bassというジャンルを知りました。

今まではドラムンベースやダブステップなどはあまり聴いてこなかったのですが、この記事を読んだことをきっかけにYunomiさんの曲にハマりました。

なかでも、「インドア系ならトラックメイカー」は、一回聴けば絶対に頭に残る「ドシソミレミド ラドドレミ」というフレーズが印象的で、そのフレーズを繰り返しながら展開していくクラブミュージックっぽい曲だなと思います(このジャンル聞き慣れてない人間の感想なので許して)。

ボーカルのnicamoqさんの声もいい感じで脱力系で、ラップ調の歌にマッチしています。
「ふたりを揺るがすワブルベース」の「ワブル」が3連符になるのが気持ちいい。

甘めのシンセ&ボーカルとブリブリのベースのギャップが癖になる「インドア系ならトラックメイカー」、おすすめです。

両手を掲げて クラッピョヘンザ!

04. adrenaline!!!

adrenaline!!!/TrySail
作詞・作曲・編曲:中野領太(onetrap)

TVアニメ「エロマンガ先生」、アニメを配信で見たのはたしか2018年くらいだったように思いますが、そのED曲がこの曲。アニメ視聴時からめちゃくちゃ好きだなと思ってましたが、楽曲を買うには至りませんでした。

2020年、私が音楽と付き合う上で大きかったのは配信サブスクへの加入です。
色んな曲と出会うことができ、流行ってる曲や気になった曲をとりあえずフルで聴いてみることもできる。
今までは毎回気に入った曲を購入していたので、新しい音楽を聴くハードルがぐっと下がりました。

そんな折、昔聴いて気になってた曲を一通り探した中の1曲が「adrenaline!!!」です。

アップテンポでひたすら明るく前向き。Bメロはだんだん盛り上がってサビへの期待感が高まり、サビで転調してハジける感じ。
2サビ後の間奏なんかは、マリオのBGMでこういう曲なかったっけ?というくらい楽しげです。タイトル画面で流れてる軽快なBGMみたいな。

やっぱりトランペットが入ると一気に快活な曲になるなあ、と思いました。

最後の後奏でもうひと押し転調してキーが上がるのもお気に入りポイントです。

05. 歩いていこう!

歩いていこう!/東山奈央
作詞・作曲:川嶋あい
編曲:伊賀拓郎

TVアニメ「恋する小惑星(アステロイド)」OPテーマ。

作詞作曲は川嶋あいさん。
まっすぐで、素直に心に響いてくる歌詞です。

物語に合わせた歌詞ではあるのですが、メッセージとしては普遍的。

“うつむいた先にも見上げてる先にも
きっと未来は待っているよ
だから歩いていこう”

「恋する小惑星」は、天文班と地質班からなる地学部の高校生のお話ですが、「うつむいた」「見上げてる」はそれぞれ地質と天文にかかっていて、こういうのオタクは好きなんだよなあ~!と思います。

初めて聴いたとき、「かがやくいしを」という歌詞は恋アスにちなんで「石」かなと頭をよぎりましたが、メロディの音形は完全に頭高型なので「意志」か…?と思っていました。
実際には「意志」で、自分で曲を作るときに音形にこだわって歌詞をはめる僕としては川嶋あいさん好き!となりました。

曲調としてはミドルテンポでアコースティックな感じ。
BPMは100くらいですが、譜割りが細かい(16分音符も多い)のでバラードと言う感じでもない。
特にストリングスがきれい。ピアノも美しい。伊賀拓郎さん好きだわ。

東山さんの澄んだ声がよく活きた曲だと思います。
ダンスもできる東山奈央、ぜひ公式MVをご覧ください。

06. ちっぽけな願いごと

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画像引用:HMV&BOOKS online

https://lin.ee/s7uXLlU(LINE Music:無料で1回フルで聴けます)

ちっぽけな願いごと/桜井美景(CV:東山奈央)
作詞・作曲:伊賀拓郎

同じく恋アスから、東山さん演じる桜先輩のキャラソン。

初めて聴いたときは80年代アイドルかな?と思ってしまった。
なんかメロディとかリズムが80年代っぽい気がする。
「つっけんどんな態度」のメロディとか。
サビのビートとかクラップは荒井由実の「ルージュの伝言」を連想した(1975年だけど)。

80年代っぽいというのは悪い意味ではなく、僕のストライクゾーンがそのへんにある気がしています。
「赤いスイートピー」とかめちゃくちゃ聴いたし。
……ユーミンが好きなだけかもしれんな。

「ちっぽけな願いごと」は物語中の桜ちゃんの心情を歌ったザ・キャラソンって感じの曲です。
弱みを見せたくなくて心を開けずにいたところから、地学部のみんなと過ごす中でだんだん心を開いて、新しい世界に一歩を踏み出す。

11月頃だったか、落ち込んでいた時期があったのですが、そのときに聴いて背中を押してもらった曲でした。

07. きらきらにひかる

きらきらにひかる/いきものがかり
作詞・作曲:水野良樹
編曲:島田昌典

昔からいきものがかりが好きで、よく聴いていました。
「ブルーバード」とか、「歩いていこう」とか、「会いにいくよ」とかが好き。

放牧(活動休止)を経て、水野良樹さんも作曲家として活躍の幅を広げていて、いろんなところで名前を見るようになりました。
大橋彩香さんのアルバム「WINGS」リード曲の「START DASH」の作詞作曲も水野さんだし、TVアニメ「かぐや様は告らせたい」の鈴木雅之さんが歌うOP曲も作曲しています。

「きらきらにひかる」はとにかくかっこいい。
メロディもシンプルだけどパワフル。こういうのがいいんだよ。
「中学生の頃に聴いていた音楽で音楽の趣味が決まる」と聞いたことがありますが、やっぱり吉岡さんの声といきものがかりの音楽が好きだなあと思った。

アレンジでは、バイオリンがとにかくかっこいい。
絶え間ない16分の刻みがかっこいい。
ラスサビで満を持してロングトーンになるのもかっこいい。

サビ前のキメなんかもミニマルでいいですね。
それでいて落ちサビから盛り上げて、ラスサビでは転調しつつ1拍目にブレイクも入れちゃう。
ラスサビのブレイクは、この骨太のメロディと確固としたボーカルじゃないと決まらないよなあ。すごいなあ。

08. TwinkleStars

TwinkleStars/ユイ(CV:種田梨沙), ヒヨリ(CV:東山奈央), レイ(CV:早見沙織)
作詞:野村イクミ(Cygames)
作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)

プリンセスコネクト!Re:DiveのイベントED曲。
リリースは2019年ですが、今年に入ってから購入して聴き込みました。

プリコネは前作のリリース当初からプレイしていたので、Re:Diveになってからユイ・ヒヨリ・レイの3人が活躍してるだけで泣きそうになってました。

そこでリリースされたこのキャラソン。
懐古厨(僕)にぶっ刺さる曲でした。

“失くした絆を もう一度つないでいくために
大切なその手は 離さないよ ずっと”

前作でつないだ絆は失われてしまったけど、Re:Diveでまた新しく絆を作って、敵に立ち向かっていく。
オタクはこういうのに弱いんだよ!!

元気印のヒヨリ、優しくてちょっと自信なさげなユイ、凛とした強さを持っているレイ。
3人の個性がよく声に現れていると思います。
声優さんってすごいな。

楽曲としては、まずイントロのギターのリフがかっこよすぎる。
そして、Bメロで大胆にリズムを変えることでサビの盛り上がりが引き立っている。
サビ終わりのコード進行、Ⅵ♭→Ⅶ♭→Ⅰだと思うのだけど、これも王道感があって良い。

作編曲の石濱さんはデレマスの「Tulip」で初めて知ったけど、こっちもめちゃくちゃかっこよくてセクシーなので聴いて。
この曲もイントロからかっこいいな。
聴いてたらデレステやりたくなってきた。



09. なかよし!〇!なかよし!

なかよし!〇!なかよし!/チマメ隊(チノ(CV:水瀬いのり), マヤ(CV:徳井青空), メグ(村川梨衣)
作詞:畑亜貴
作曲・編曲:大隅知宇

ごちうさ3期はチマメ隊の3人(高校生組もだけど)が進路を考えるのが大きなテーマになっています。高校は離れちゃうかもしれないけど、ずっと仲良しでいよう。みんなで過ごす時間を大切にしたい。

きっとその楽しさっていうのは、その瞬間でしか味わえない儚い気持ちなんだろうなと思うと、切なくて泣けてしまう。

で、この曲もその楽しさとか切なさが盛り込まれている。もっとも、この曲には楽しいことしかなくて、聴いてる僕が勝手に切なくなってるだけではあるが。チノちゃん……良かったねえ……。

この曲、めちゃくちゃベースラインが動くのが気持ちいい。にぎやかで楽しい。それでいて「ずっと一緒がいいね 変わってく季節の中でも」なんてこと言うんですよ。楽しくて切ない。

あと、EDアニメが可愛いすぎるのでぜひ見て。見て。
12/25のABEMA特番でも、村川梨衣さんが「EDアニメーションがすごく可愛かった」って言ってて、画面の前でめっちゃうなずいてしまった。


10. まどろみの約束

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画像引用:HMV&BOOKS online

https://mora.jp/package/43000152/LACM-4936/(サビが試聴できます)

まどろみの約束/千反田える(CV:佐藤聡美), 伊原摩耶花(CV:茅野愛衣)
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:岡本健介

音楽サブスクと合わせて、dアニメストアにも加入しまし、以前から気になっていた「氷菓」を見始め、ハマってしまいました。

千反田えるの純粋な好奇心がかわいい。
あとはアニメーションがきれいで見ごたえがある(制作は京都アニメーション)。
田中公平さん担当の音楽もよくて、映画を見てるみたいな気分になる。

もちろん、ストーリーも面白い。
日常の中のミステリーを解き明かしていく主人公の折木奉太郎がかっこよくて、でも高校生なりの未熟さみたいなのもあって、青春だなあ〜〜!

そして、ED1の「まどろみの約束」は、初めて聴いたときから心を鷲掴みされました。一目惚れならぬ一耳惚れ(?)。

この曲の好きなところを3つ述べたいと思います。

1つ目は、90年代J-POPを彷彿とさせる曲調です。
エレキギターをメインに据え、きらきらしたシンセが入ってくる感じ。
サビだけ転調し、サビの進行は4536の王道進行。
4536の進行は、長調と短調の間を行ったり来たりてなかなか解決しない感じがエモいのですが、この曲のサビでは最終的にDmに落ち着きます。
それがめちゃくちゃ切ない。いいですねえ。

2つ目は、千反田える(佐藤聡美)と伊原摩耶花(茅野愛衣)の歌声。
千反田えるのほうは優しく透明感があって伸びやかな声。
摩耶花のほうはまっすぐで芯がある、ちょっと不器用な感じの声。
この対象的な2人のヒロインの声が重なるとグッときます。
摩耶花のほうは、Bメロでちょっとリズムが不安定なところもあって、それがまた味があってよい。
ちなみに、クレジットを見るまで摩耶花が茅野愛衣さんだと気づかなかった。

3つ目は、サビのハモリ。
Bメロまでは2人で歌い分けていますが、サビに入るとハモります。
なんてことはない3度ハモリか(それでも美しいのですが)……と思いきや、サビ3小節目で「夜のあいだだけの魔法」「…気づいてほしい」と、違う歌詞・譜割りで掛け合います。
初めて聴いたときは何が起きてるのかわかりませんでしたが、聴き込むと両方聞こえるようになりました。
対旋律的な動きをするのはサビの1小節だけですが、それでもこの部分がこの曲の深みを増していると言えるでしょう。
また、サビ後半で「きっと ねえ 見つけてね」という箇所がありますが、「きっと」は千反田える、「ねえ」は摩耶花、「見つけてね」はユニゾンで歌います。
ずっとハモって歌ってきているだけあって、この1箇所のユニゾンは説得力があり、ドキッとさせられます。

急に音楽オタクになってしまった。
色々書いたけど結局なんでこんなに惹きつけられたのかはよくわかりません。これが恋…!?()
2020年にこんなに「まどろみの約束」を聴いた人間もそうそういないと思います。
久々にドハマリした曲でした。

おわりに

さて、今年のお気に入り10曲を紹介してきました。
曲を褒める語彙をもっと増やしたい。

せっかくなので、AmazonMusicUnlimitedで聴ける7曲でプレイリストを作成しました。
よかったら聴いてみてください。

ふみまる今年の7曲(2020)
https://music.amazon.co.jp/user-playlists/c3597d8d95284301b2a68d1dd55249ecjajp?marketplaceId=A1VC38T7YXB528&musicTerritory=JP

2021年も色んな曲と出会いたいなあと思います。DTMもたくさんしたいな。

最後まで読んでくださってありがとうございました。良いお年を。

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