NCISのある話

 アメリカのドラマで、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」というのがある。CSIの海軍に特化している版というのか。海軍がらみの事件を捜査するドラマです。これがまぁ、結構好きでして、DVDを買ったりしています。
 (配給元が変わったりで声優とか変わっているのであまり2以降は見て居ないんですが)

 シリーズ2のDISC2に入っている「硫黄島の記憶」というお話が個人的に気に行っています。
 第二次世界大戦の硫黄島での戦いに於いて、名誉勲章をもらった男性が其の時人を殺したとある日告げてくる。名誉勲章はく奪か、という中で真実を探していく感じなのですが。以下ネタバレも含みますので気を付けてください。
 第二次世界大戦のアメリカ側の話に触れる事が少ないので、興味深く見ていました。

 名誉勲章を頂いている人に対しての経緯は、やはり軍人なら当然という感じなのが凄い。制服着ているとサービスがあるなんて海外では聞いたりしますが、本当なんだろうなと。
 日本軍との苛烈な戦いの硫黄島。旗を掲げる絵は有名です。ドラマのストーリーとしては、殺したという事の理由については憎しみとかそういうのではなく、他の仲間を救うための仕方がなかった措置という事が判明。
 日本軍のゲリラ戦に苦戦していたンだなという描写。名誉勲章者への経緯。圧勝したわけではなく、そこで亡くなった人もいるンだなと当たり前のことを考える機会となりました。

 最後の日本兵で出てきた人とのやりとりで、「ガダルカナルで」というオチがまた秀逸。

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