恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」を観た
Netflixシリーズ「ボーイフレンド」を観ました。
いわゆる恋愛リアリティショーです。
恋愛リアリティショーって今まで見たことがなくてこれが初めてなんですが、なぜ興味が湧いたかというと出演者が全員男性だから。
これ、ゲイの恋愛リアリティショーなんです。
男女ものなら絶対観ない恋愛リアリティショー。
なのに男男ものなら前のめりで観てしまうのは何故なんだぜ……と、図らずも自分の内面と向き合うことにもなりました。
ドロドロした過激な恋愛ショーなんて観たくない、そんなもんは現実でたくさん。ピュアで可愛くて「こんな恋愛、現実にはないよ……」と思うような綺麗な恋愛ショーを観たい。
どうやら私はゲイに「ピュア」「一途」「真摯」みたいなもんを求めているらしい。
それこそ「夢見てんじゃねえよ、失礼だろ」って感じでは???
しかし実際「ボーイフレンド」に映し出される恋愛は、ピュアで切なくて可愛くて綺麗なんだよね。
リアリティショーと言いつつ、パランスよく出演者を選び、非日常的なお洒落な舞台を用意し、演出して編集してBGMつけて。
リアリティショーという名のショ一。
「これはREAL(ほんとう)なんだ」と思って楽しむ脚本のないSHOW(寸劇)。
そんなわけで単純に楽しむことはとてもできず、「これにキュンキュンしちゃっていいのかな〜でもそういうふうに作っているんだから楽しんでいいのかな〜〜」と悩みながら試聴しました。
リアルでもリアルでなくても、彼らがこれに「出てよかったな」と思えているといいな、と思います。