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作家・沢木耕太郎さんのご父君が、「お父さんがいたから」と父をいたわる沢木さんにたいして…
文庫本になったのを機会に買い求め、いまちょうど三分の二くらいを読み終えたところです。エ…
なになに、「賢い女は敬遠される。男の出番がないからだ」!? そこまで言うか、マドンナ先…
西江(雅之)先生の新著を待ってる人って、結構いるんじゃないかな。とにかく面白いもの。目…
ブッシュ米大統領の言葉? いえいえ、ちがいます。イエス・キリストの言葉(「マタイによる…
「たそがれ清兵衛」を見てきました。四度目です。──音楽がすごい。月山が美しい。子供たち…
キレる……のは「若者」であると、相場は決まっています。でも実際は、どうなんだろう。客商売をしてみれば分かるけれど、すぐにキレるおじさん・おばさんの、なんと多いこと。キレる人というのは、ようするに気の短い人、横柄な人、思慮の浅い人のことでしょう? 実年齢じゃないんです。精神年齢なんです。相手との対話を考えずに自分を押し通そうとしてぶつかる。それが面倒で、無理やり突破しょうとするから摩擦が生じる。その摩擦によって礼節という薄皮が剥がされて欲望がむき出しになることがすなわち、
普通の人の普通の暮らしを読むと、ホッとします。遥かに遠いアラブの地にも普通の人がいて、…
「茨木のり子集/言の葉」(全三巻)が完結しました。最後に茨木さんの今のお話がうかがえる…
そう。「わかる」というのはそういうこと。でも、『スター★ガール』の主たるテーマはそうい…
倉嶋厚さんといえば、かつてはお天気キャスターとしてつとに知られていた方。その倉嶋さんが…
山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』を見ました。 大好きな作家の作品を原作にした映画やテ…
たまには本屋さんで、ゆっくりと時間を過ごしてみるものですね。それも、少し大きめの本屋さ…
岩波新書久々のヒットでしたね。『イラクとアメリカ』(酒井啓子)。まずもってタイムリーな企画だし、その内容も正確・冷静。フセインとブッシュの「生さぬ仲」を、事実の積み重ねからあぶり出します。 どこまで本気かはブッシュの腹の内ながら、アメリカ(政府)は対イラク戦の準備に余念がありません。またしても全世界が、好むと好まざるとに関わらずこの愚かな遠心分離機に放り込まれ、そしてそのなかで、罪の無い普通の人々が命を落とすことになるのでしょう。不毛な二極対立を乗り越える手立ては、無い