ラブライブ!スーパースター!! 3期2話『トマカノーテ』について、思ったことを書き殴る
●序論:いきなりの自分語り
今回の記事は、筆者にとって記念すべきラブライブ記事の1本目である。そのため、まずは僭越ながら簡単に自分語りから始めたい。興味がない方は、目次から次の見出しへとスキップいただくのを推奨する。
さて、ここ1カ月半ほど、ラブライブシリーズにハマっている。
自分とラブライブといえば、無印1期をリアルタイムで見てハマったものの、その後ほとんど触れてこなかった。そんな筆者が再びライバーとしての魂を燃やし始めたのは、何の気なしに久しぶりにμ'sの曲を聴いたから。とくに『夏色えがおで1, 2, Jump!』に気がふれるほどハマって、どうせなら1から見返してみようと思った。
んでもって驚いた。サンシャインまでは何となく存在を認知していたが、虹とスーパースターなんてつゆしらず、しかも蓮ノ空なんてのもあるじゃないか。しかも、タイミングよく10月からスーパースターの最新シーズンが始まる!
ということで、全く使わず無駄金を払っていたdアニメストアをフル稼働させ、無印からスーパースター2期まで、実に100話超を見た。んで、なんとかスーパースター3期をリアタイできるまで追い付いた。そしてその間、めちゃくちゃ面白い感想記を書いているブログを目にして、自分も何か書きたいと思った。
しかし、ここでの問題が「キャプチャ問題」、つまりブログを書いている人がやっているように、任意のカットをキャプチャする方法が分からん。しかしこのたび、その方法を会得したため、スーパースターの2話から感想を書いてみようと思った。本当はキリよく1話から書きたいが、諸事情によって難しいので断念。長くなったが、さて始めましょうか。空色カーテンオープン! 海色ゲートウェルカム!
●本論:2話『トマカノーテ』感想
今回のあらすじ↓
次回予告で「トマカノーテ」って出たとき、何のことやらと思ったけど、どうやら冬鞠(とまり)、かのん、マルガレーテからそれぞれ2文字ずつ取ったユニット名らしい。某部長の圧力がかかって「まんマル」とかになんなくて良かったね。
前回の最後、かのんが入部届を出すシーンからスタート。「あんたがスパイとして私に近づいて、Liella!にこっそり情報を流そうとしている可能性だってあるんだから!」と話すのはまあ至極まっとうな猜疑心である。「とにかくあっち行って!」と指さす先には冬鞠。ここからいきなり「契約において~」とかネトネトした声で語り出す冬鞠怖すぎるだろ。
●冬鞠=サキエル説
この冬鞠、2話ではなかなかつかみきれないキャラではあったは、いくつかの説が考えられる。まずは、第3使徒・サキエル説である。妙に腕が長いのと、ツインテールの形がサキエルの肩を想起させる。
●冬鞠=ダイアンユースケ説
冬鞠=サキエル説を出したが、この冬鞠、お笑い芸人・ダイアンのボケ担当であるユースケ説も考えられる。
●音楽科ってどうなったの?
という冗談はさておき、今回からは冬鞠というキャラがよくわからなかった。前回のラブライブ大会で結果を出したかのん・マルガレーテを驚かせるほどのダンスセンス・体幹を見せつつ、金にはシビア。
……それならば、スクールアイドルなんかせずにダンスとかをやった方がよくない? そういえば音楽科ってどうなった? 制服は普通科と音楽科の両方から選べるようになったけど、まだ普通に音楽科ってあるよね。別に音楽科でダンスでもやりながらスクールアイドルの偵察をするって手もあるわけで、死に設定になっちゃってないか。
だいたい「姉者、見定めさせてもらいます」って何をだよ。3年生まで出られる大会を、2年生までのチームで優勝したLiella!の力は何も疑いないし、スクールアイドルの魅力を味わうならLiella!に素直に加入しとけよ。
●3期は「鬼塚商店」についてもっと知りたい
とはいえ、冬鞠が出たことで影が薄かったオニナッツの「姉」としての面を見られたのは良かった。2期でオニナッツの実家が映ったとき、若干ぼろい家で「鬼塚商店」というレトロな看板が出ていたのが気になってたんだよ。
これがオニナッツが金に執着する理由の一つとして説明されるのかなと思っていたのに、違うロジックで説明されてスルーされていたから、3期でそういう話も出てくるとうれしい。
●マルガレーテが豹変しすぎ
冬鞠が一番気になったけど、マルガレーテもキャラ変わり過ぎてちょっと追い付けない。
2期ではかのんの前にいきなり出てきてごめ~ん、誠にすいまめ~んしたり、ステージ上でめちゃくちゃケンカ売ったりと中二病では擁護しきれない尖りをしていた。
まあ今回明かされたように、幼少期になぜかマルガレーテ1人を置いて家を出ていく家族の仕打ちや姉と比較されてきただろう出自を考えると、少しは同情の余地もあるが、3期で同情おろか好感を露骨に上げてきている感。
まあいろんな表情を見せてくれるのはいいんですけどね。それにしても「ただいま~」てめっちゃナチュラルに帰宅したり、「世話になる以上、相手が誰であろうとお返しするのが私のモットー」とか甲斐甲斐しい発言をしたり。「言っとくけどね、ここに来たのはあんたと仲良くなるためじゃないわ。勘違いしないでよ」とか模範的ツンデレムーブまでしちゃって。
最終的にはアントニオ猪木のモノマネまでしてくれるほど、日本に馴染んでくれているようで安心しました。
●「曲弱い」問題について
スーパースターでしきりに話題になる「曲弱い」問題。今回、トマカノーテが披露した『Bubble Rise』も、ダンスは良いなと思ったけど、やっぱり曲弱くないか?
過去振り返ると、地区予選以降にラブライブ大会で披露した曲はμ'sが『Snow halation』に『KiRa-KiRa Sensation!』。Aqoursは『 MIRAI TICKET』『MIRACLE WAVE』と『WATER BLUE NEW WORLD』。どれもこれもテンションが上がる、勢いのある曲である。
それと比較してLiella!と来たら……まあ今回はトマカノーテだけど。まあ今回は代々木スクールアイドルフェスティバルだけど。とはいえ、マルガレーテが「最近のスクールアイドルの流行曲なんて知らない」とか言っていたから、最近はこういうしっとりした曲がトレンドなのか?
あと、ストーリー的にこのままトマカノーテがゲスト枠になるんだろうけど、そもそも「1万イイネ」ってどんくらいハードル高いのか? 1万イイネを獲得したグループが複数いたらどうなるのか? 次回、ゲスト枠最終決定戦でアルティメットミュータントガールズと戦うとかになったらめちゃくちゃ熱いな。
●かのんのスマホと話がテレコになっている
ゲスト枠で思い出したのが、かのんがマルガレーテに代々木スクールアイドルフェスティバルの話をする場面。このシーンでかのんは2回、スマホの画面をマルガレーテに見せているのだが、1回目がこちら。
2回目がこちら。
で、かのんがリモートライブで1万イイネを獲得したらゲスト枠に出られる! と話したのが、2回目にスマホを出した場面。でも、スマホにその話が書いてあるのは1回目にスマホを出した場面。いや、画面と話の内容逆じゃない?
余談だけど、かのんの練習着ってバーガーショップの店員すぎるよね。
●あらためて、全体的な感想
かのんのマルガレーテ懐柔は良い感じだけど、冬鞠がよくわからん。ここはオニナッツと合わせて掘り下げていく感じなのかな? と思ったけど今までのパターン的にやはり最後の一押しはかのんなんだろうか。トマカノーテは現状かのんとマルガレーテの知名度頼りなところもでかそうだし、冬鞠がどうスターダムにあがっていくかは気になるところ。
そうなると残り掘り下げが足りないのは科学部のハリウッドザコシショウとやさぐれヤンキーの人だが、次回予告的にこの2人にフォーカス当たるのかな。
●その他、思い付いたこと
ここからは単に各シーンで思ったことをだらだら書いていくだけ。
↑これいつ使う機械なんだよ。妙にハイテクなのに「判定嘘つき」がたこ焼き屋のロゴみたいなフォントなのも笑える。2期から思ってたけど、科学部のハリウッドザコシショウの技術力どうなってんだ。
↑ここ、これから歌詞作ろうってときにわざわざ黒板に「Let's 作詞」って書く? ふつう曲のイメージとか詩の断片とか書かない?
↑ここの振り付け、エビオス錠のCM思い出した。
↑ここ、みんながトマカノーテ「全体」を心配してるのに、マルだけ「かのんちゃん……」とか言って「個人」の心配してるのがちょっと怖かった。てかよく見たら恋の顔が「無」なの笑えるな
↑ここ、前列2人にオタクの嫌な部分が全て詰め込まれてるなと思った。それに引き換え大人なすみれよ。妹を見守る姉の顔をしてるオニナッツ、いつも通りのきな子も良いね。
以上。