ラブライブ!スーパースター!! 3期6話「タカラモノ」感想 とうとう出たね。。。
どうも、匿名希望のラブライバーこと、ぺてん師です。今回はラブライブ!スーパースター!!3期6話「タカラモノ」について。
前回までの感想記事はこちら↓
●6話「タカラモノ」感想
今回のあらすじ↓
あらすじ前半、Web漫画のヒキみたいでなんか笑う。絶対バッドエンドじゃん。
あと「かのんは可可が本心では納得していないことに気づいていて…」って、すみれもしっかり気付いてただろ! 入れてやれよ。「かのんとすみれは」って。ギャラクシー。
冗談は縦置き(真空ジェシカ)、前回の最後、上海のフェスに出て可可を助けてくれと頼まれた新生Liella!。おそらくほとんどの人が、トマカノーテも合流してパフォーマンスすると予想したのではないか。実際そうだったのだが、何か消化不良なやり口だったなあと感じないでもない。では、今回も行ってみましょう。
●全体の感想①:唐秀秀さん、サニパに出会うの巻
可可が勉強できるキャラなのは知ってたけど、こんな周囲にドン引きされるくらいぶっちぎりの秀才だったんだね。もう「唐可可」じゃなくて「唐秀秀」とかに名前変えたら?
勉強を頑張る、テストで良い点を取る、それが全てだと思っていた。優しい家庭に恵まれた可可にとって、それが一番の親孝行だと思っていた。そんな可可を変えたのが――何を隠そう「Sunny Passion」だった。
唐突な登場で笑った。ここだけ切り取ったらな~~~んにもあこがれる要素ねえな。まあ勉強一筋の可可からしたら、普段見慣れないどぎつい色がさぞかし華やかに映ったんでしょう。知らんけど。そんなサニパも、調子こいて連覇狙ったら無様に敗退。今年のM-1グランプリを予言しているようだ。令和ロマン、お前だよ。
余談だが、ショーウィンドウに可可が反射して映るシーン、あそこまで制服を汚れさせる必要あったのかな。一応裕福な家庭の子どもだろうに。
●全体の感想②:やっぱ可可ってすげーよ
そんなこんなでスクールアイドルを目指し、無事? 結女へ入学した可可。そこから3年間の活躍はいうまでもない。一時期は電話で家族とスクールアイドル続ける続けないでケンカしてたけど、今では認めさせているのは本当に頑張ったよね。まあロクな成績じゃないオニナッツが受かるような学校に我が子を進学させるの、そりゃ親も気が気じゃないわな。
んでちょっと気になったんだけど、萌萌って可可の「歌」を評価してんの? かのんに悩みを打ち明けるときに可可が「(スクールアイドルやめて大学に行くと伝えたら、萌萌は)反対すると思います。歌を続ければ良いのに、って」とか言ってるのが引っ掛かった。たしかに可可は良い声だけど、やりたいのは(スクール)アイドルなんだから、そこはしっかり理解して、背中おしたげて。
しかし、かのんにだけ見せる泣き顔も良かったね。新天地行く前に見せた顔も良いし、何よりフェス前にかのんに説得されたときの泣き方も良かった。それにしても、ギャラクシー過ぎる察知能力で可可の異変を見抜いたのに、負けヒロインになるすみれがかわいそうである。
●全体の感想③:かのんはちょっと強引じゃないか?
上海フェスはセンター可可と決まって、いざ本番。アイドルやめて進学すると親に伝えた可可の下へ走るかのん。その直前に、すみれも可可に声をかけてるのに、選ばれたのはかのんでした。
ここで気になったこと。新天地の店で可可はすでに、大学進学の意思をかのんに伝えていた。にもかかわらず、萌萌から「親に進学するって伝えた」と聞いたかのんが「えっ……」って絶句するのはおかしくない?
どんな形であれ、可可は決意したわけで。かのんが可可にアイドルやっててほしいのも分かるよ。それでも尊重すべきは可可の意思じゃん。その点、そっけなく可可を焚き付けたすみれの方が、自分はポイント高いかな。
●全体の感想④:ツッコミどころ満載のトマカノーテ前説
なんだかんだこれまでの教祖ムーブで板についた説教で可可を翻意させたかのん。それだけで飽きず「私、やる。可可ちゃんが一番祝福される状況を、私が作る。だから泣かないで。待ってるから」と力強い言葉を残して、ステージへと走るかのん。トマカノーテでパフォーマンスでもするのかな? と思ったら……
「名前だけでも覚えてってくださいね~」じゃねえんだよ。競い合う相手なら、こんなぬるい前説してないでパフォーマンスで盛り上げてみせろよ。
前説の内容も「みなさんに、ククちゃんを大声で呼んでほしいんです!」とかいうヒーローショーの手口で笑っちゃった。マルガレーテと冬鞠まで上海の大観衆の前に引っ張り出して、やることそれかい。何が「私、やる。可可ちゃんが一番祝福される状況を、私が作る」だよ。なぜか日本語の呼びかけに観客が応えてくれてよかったけども。
ってか観客にコールさせたら、すぐ可可に出てきてもらうか、トマカノーテはステージから下りた方が良いよ。マルガレーテは「私たちのステージも、今度みてよね!」とか雑魚しか言わないような捨て台詞吐いてるし、可可より早く嵐部長が出てきてかのんに飛び付く始末だし。やりたい放題だな。
●全体の感想⑤:「チンチン」から始まる名曲が、ここにはある
「だって今、私たち上海にいるんだよ!」という謎の「逆治外法権」理論を振りかざして、11人として初のパフォーマンス。正直、こんな中途半端な形とは思わんかった。
曲は良かったよ。ここまでの3期挿入曲の中では一番いいかな。何がいいかって、可可が笑顔で放つ「チンチン!」から始まるのが勢い付くよね、見てるこっちも。これ空耳かなと思ってGoogle翻訳で「聴いてください」の中国語訳を調べたら「请听(Qǐng tīng)=チンティン」だった。
その他は、オニナッツが、冬鞠はもちろんマルガレーテをパフォーマンスの中で積極的にあおってて、かなり良かった。
曲が終わってヘリが周回してたのは、やっぱり「チンチン」発言がやばかったのかな。
本編の感想はこの辺にして、ここからは気になった点。
●気になった点:唐突にたくさん出てくる男キャラ
とうとう出たね。。。何が? そう、顔あり男キャラ。しかも壮年。
いや、これまでも矢澤にこの弟・虎太郎とか、いたよ。男は。でもおっさんは違うじゃん。みんな顔は全部出していなかったじゃん。顔全部出たら、想像で補えないじゃん。直接的すぎるじゃん。
まあしょうがないか。今後も男キャラ普通に出ると思ってます。当然の権利やし。
てか上海の男性率高くない? なに、一人っ子政策の結果として男女比が狂っちゃった中国政府イジってんの?
そしてその延長で気になったのが『絶対的LOVER』の披露したあと、嘘のように客席から男が消えていること。
ひとつ前の画像では、男女比だいたい3:7か4:6くらいだったので、ぱったり消えるのは謎としかいえない。可能性として考えられるのは、スクールアイドルのパフォーマンスには男性を女性に変えてしまう謎の力がある説。
これならば、ラブライブ世界内でスクールアイドル先進国の日本に男性キャラがほぼいないこともある程度納得できる。なお虎太郎、穂乃果パパ、千歌パパ、可可パパは男性として踏みとどまっていることから、第二親等までは耐えられると推察される。多くの人が無意識のうちにオスと認識していたサンシャインのしいたけがいつの間にか妊娠・出産していたのにもこれで合点がいく。
●気になった人:オルゴデミーラ系でシカマル系女子、マルガレーテ
これはマイナスな意味もそうなんだけど、もはやキャラ変わりすぎてマルガレーテのことが気になっている自分がいる。
前回マルガレーテを「デスタムーア系女子」といったけど、
・第一形態:中二病マルガレーテ
・第二形態:新スクールアイドル部募集マルガレーテ
・第三形態:トマカノーテマルガレーテ
を経て、もう第四形態入っちゃってんじゃん。オルゴデミーラじゃん。
前回まで「あの尖りマルガレーテどこ行った」とか言ってたけど、もうお前この路線で良いよ。めんどくさがるけど結果を出す、ラブライブ界のシカマルだよお前は。
もちろん、こち亀で有名な「ヤンキー理論」というものがある。改心したヤンキーって「えらい!」「がんばった!」とされがちだけど、一度も道を外さずまっすぐに生きているヤツの方がよっぽど偉いみたいな理論。この理論は、確かにそう思う。マルガレーテなんてまさに、この理論のヤンキーである。
それでも俺はマルガレーテを支持したい。異国の地でもめげずに頑張って、しっかり上海旅行、一宿一飯の恩義を唐家に返して。最初はオニナッツにあおられて嫌々だったパフォーマンスも、最後は笑顔になっちゃって。これからもがんばれよ!
●気になった点:「密輸」のみの若菜四季さん
お前今回「密輸(Me,too)」ひとことしか発してなくねえか? ギャラはみんなと同じなのか気になるところである。それ言ったらきな子は何も台詞なかった気がしてきた。
●結び
ニュエラ爆誕かとの期待がかかった今回、消化不良だが1曲の中でさまざまなマルガレーテの顔を見られたので良しとしましょう。強い圧をかけず可可の説得にかかったすみれ、そしてパフォーマンスでマルガレーテを良さを引き出したオニナッツには加点。
相変わらずストーリーの展開上必要なことか、無意味なことしか言わない恋、「密輸(Me,too)」しかいわない四季は減点。客に可可を呼んでもらったのに「いきなり出てきてごめーん」な嵐部長は大減点。台詞ゼロ疑惑のきな子は据え置き。沈黙は金。
今回はこんなところでしょうか。次回予告がなかなかぶっ飛んでたので今から気になる。今回も、長々と、お読みいただきありがとうございました。
(文責:ぺてん師)