ラブライブ!スーパースター!! 3期12話「ずっとずっと」感想 みんな大好き!
どうも、匿名希望のラブライバーこと、ぺてん師です。今回はラブライブ!スーパースター!!3期12話「ずっとずっと」について。いよいよ最終回ですね。
●前回までの感想記事リスト(直近3話)
過去回の感想も、毎回頑張って書いているのでよかったら読んでってください!
●12話「ずっとずっと」感想
もうここ数回ずっと言ってるけど、今回もたがわず良かった。今回こそ言うことないよ。もはや特にこのnoteで言うことはないんじゃないか。そんなことすら感じるが、まあ今回もいってみましょう。
●マルガレーテ、スパロボ参戦してほしい
「前回のラブライブ」なし。OPもなし。1本勝負。かのんの荷造りから始まる。枕をしっかり忘れないの、どこぞのレジェンドグループの人と違って偉いね。
それにしてもマルガレーテ、まだ好感度上げてくるか。ウィーンに知り合いがいないことなどを危惧するかのんに対して
「私が日本に来た時も、知り合いなんて一人もいなかったけど」
「それでも私、今とても楽しいわ」
とか言っちゃう。
ホント何なんだよこいつ。素晴らしいよ。だいたい敵とかNPCが味方になったときって雑魚になって萎えるんだけど(例:スパロボのハマーン・カーンなど)、この人はそんなことなかったね。スパロボMXのテンカワ・アキト以来だな。まあこいつは敵じゃなかったけど。
こんな紙まで作っちゃってさ。「よりよいパフォーマンスを目指す」の下位目標が「今まで以上に集中して練習に取り組む」ってのが根性論過ぎるけど、3つめがめちゃくちゃ具体的で笑った。
●クゥクゥ、ドゴール宣言
お次はクゥクゥとすみれ。何とすみれが受かった事務所にクゥクゥも所属するとのこと。そりゃ驚くわ。というかこいつらタッグ組んだら天下取れるんじゃね?
ただ、クゥクゥはいったん帰国して学業に専念。しばらくは潜伏期間をとりつつ、いずれはアジアをまたにかけるシャルルドゴールの二番煎じみたいなことをしたいという。
とはいえ学業と並行してすみれのマネジャーっぽいこともするらしい? この辺りはよくわからんかったけど、すみれって自分の見せ方が下手なイメージあるので、それはそれでアリだと思う。
自分の将来展望を語るクゥクゥに「アジアをまたにかけるっていうの?!」とかキャッチーかつちょっとユーモラスなコメントを即座に出せる辺り、すみれはきっかけさえあればテレビで売れそう。ってかお前昔は「ギャラクシー」とか言ってたんだからアジアをまたにかけられるだけで日和るなよ。
●たこ焼き鍋?! まあ明石焼きもあるし……意外といけるのか
次期部長、きな子かなと思ったけど、なんかメイになってた。面倒ごとを押し付けられるという点でいけばオニナッツも可能性あったけど、まあメイでも納得感がある。四季っていう相方もいるし。まあそんなこといったらオニナッツにも冬毬がいるか。
そんな下級生をしり目に、体育館で夜通し「たこ焼き鍋」という斜め上の迷惑行為をかます3年生。
こんなことしていいのか不安がるかのんだが、恋いわく理事長から「春から頑張ってもらう分、特別だそうです」とのこと。――いや、どういう意味?
たこ焼き鍋に対して素直に喜んでいるメンツもやべーよ。これ普通に闇鍋だろ。と思ったけど明石焼きとかあるし意外とうまい……のか?
あとこたつは2期で使ってたのと違うやつなんだな。それでも電源を必要としない謎のエネルギーで発熱する仕様は変わらずな模様。冬の体育館とかアホみたいに寒そうだけど、こんなちんけなこたつ1個で大丈夫だろうか。
●平安名すみれ、あなたは絶対に売れます
Bパート、いよいよ卒業式。泣きすぎ2年生。1年生が自由参加ってのもよくわからんな。どういう理屈なんだろうか。
そんな中、しっかりカマしてくれたのはこの人。ボケでもなんでもなく、本気でこういうことをやってくるのがやっぱり才能なんだよ。ふつうちょっとは照れるけどそういうの一切ないからね。あなた、絶対に売れます。
音楽科の卒業生で恋がひとりだけ普通科の制服着てるのも笑っちゃった。生徒会長として融和を率先しながら全く浸透してねーじゃねーか。まあ式典なので「正装」という意味で音楽科制服を選んだ人が多いのかもしんないけどさ。個人的な話だが、小学校の卒業式で周りがみんなブレザーだったのに、自分だけセーターだった恥ずかしい記憶もフラッシュバックした。
●答辞と送辞で感じた力量の差
きな子、恋の新旧生徒会長による送辞と答辞は露骨に「力量」の差が出たね。
きな子もきな子で立派ではあったけど、Liella!という色眼鏡が過ぎる感があった。もちろん歴史の浅い、かつ音楽科を擁する学校として、連覇という偉業をもたらしたLiella!の功績は計り知れないし、結女の中によく思っていない人はほとんどいないと思うけど、それにしてもちょっと。
とはいえ送辞だけだったら何とも思わなかったかもしれない。でも恋の答辞が完璧すぎたから。まあここはメリハリの問題かな。2人とも同じようなことを言うよりは、どっちかがLiella!フォーカスの方が良いだろうし。
きな子もこれから生徒会長としていろいろな壁に直面していく中で成長して、きっと1年後には素晴らしい答辞を述べるのでしょう。
●ラストは、うーん……
いやまだ泣くの?! 泣き方にバリエーション付けたいがためにオニナッツとメイの泣き方、ちょっと面白い感じになっちゃってるし。オニナッツはかき氷食べた後の頭痛で、メイは悔し泣きって感じに見える。
この辺はもう最終盤で、泣かせに来てるんだと思うけどちょっと行き過ぎてギャグに感じるところが目立った。卒業生が超絶跳躍してメッセージ残すところとか、画面の黄昏の色合いもあって、ジョジョで誰か死ぬときの描写っぽすぎる。
記念写真撮るときの掛け声もなんで「ラブライブ!」なのか。まあいいや。なんかこの回は、言えば言うほど野暮な気がしてきた。
でも最後に言わせて。『始まりは君の空』、めちゃくちゃ感動したけど何でバナナの皮剥いたみたいな衣装なんだ。これ元ネタとかモチーフがあるのかな、ご存じの方はぜひ教えてください。
●結び
何はともあれ、文字通り「大団円」を迎えたラブライブ!スーパースター!!。無印ラブライブ以来、10年ぶりくらいにリアタイしたシリーズかつ、オンタイムで感想を書いたのは初だったので結構疲れた。
誰が読んでるかもわからんし、どうせほぼ誰にも読まれていないこんな雑記を書き続けられたのはやっぱりラブライブのパワーであり、そして最後に素晴らしいゴールが待っていて、良かった。
2期のひどすぎる終盤~最終回によって、情け無用組手をダメージ300%で始めるみたいな修羅の幕開けだった3期で、途中はちょっとたるんだけど、結果的に11人の個性とそれぞれの関係も必要十分には描いていたし、Liella!が11人の完全体になってからはとっても良かった。何より2期まではそんなに好きなキャラがいなかったけど、ツッコミどころ含めて「みんな大好き!」になったよ、ほんと。
1期生が、Liella!という道を通って、それぞれの夢へと進んでいったのも良かった。願わくは、この11人状態でもう1クールなりやってほしいもんだが、通例で言えば劇場版なんだろうか。さすがに卒業式終わった状態で1クールはハードル高すぎるし。でも過去シリーズと比較して、締めが「これで終わり」感すごかったから、案外これでスパッと終わるのかね。
何はともあれ、今回、そしてどこかの回の拙文をお読みいただいた方、ありがとうございました。また新たなシリーズや映像コンテンツなどがあったときに感想を書く予定なので、その時にお会いしましょう。
感想とか反論とかなんでもあれば、Xにでもどうぞ。何でも反応してくださると、うれしいものです。
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それではまたどこかでお会いしましょう!
(文責:ぺてん師)