イスタンブール渋いっすわ
メキシコを出てトルコに来ました。カンクン国際空港から約8時間のフライト、ブリュッセル国際空港で乗り換えてイスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港へ到着。到着が夜10時頃で変に動くのも嫌だったのでそのまま空港泊しました。
朝起きて街に向かって動き出そうと思ったのですが、空港のWi-Fiがめちゃくちゃ弱い(控えめに言ってクソ)。Wi-Fi繋いでeSIM取り込んで、ホステル予約して、街への行き方調べて…ってしようと思ってたのにー。そもそも長時間移動&早朝でテンション低いってのに電波も繋がらなくて鬱。
そのまま2時間ほど放心状態でしたがじっとしてても埒が開かないので、とにかくこの(クソ)Wi-Fi環境を抜け出す方向へと舵を切りました。幸いなことに出入国審査対策で目星をつけてたホステルの住所をメモしていたので、「ここに行きたいです。どうすればいいですか?」と人に聞きまくって街行きのバスに乗ることができました。
スマホの無い時代はみんなこうやって生きてたのかな、すげぇ〜なんて思いながら1時間半ほどバスに揺られてカッシム kasimという場所にやってきました。ここがイスタンブールの中心地らしい。
バスを降りてすぐWi-Fiを拾うためにカフェを探していたらレストランのおっちゃんが声をかけてきてWi-Fiもあるというので入店。コーヒーだけのつもりがトルコ式朝食をゴリ押しされたので一緒に注文。ここらへん疲れてテキトーになってたと思う、よくないよね。
トルコ式朝食は普通に美味しかったです、でも別にお金出す必要無さげです。トルココーヒーは美味しくなかったです、私の口には合いませんでした。いつの間にか出てきたトルコティーは美味しかったです、。
そしてお会計すると680トルコリラ(約3400円)。なんか高くないか??
まあ朝食はメニューに書いてた値段450リラで結構するなとは思ったけど記念に注文しました。コーヒーの値段は確認せずに頼んだ自分がバカでした。トルコティーは注文してないけど飲みました…追加されてる?
なんか色々よく分からないけど食べて飲んだのは間違いないし、英語があんま通じない店主に確認するのも面倒くさいし、めちゃくちゃな額でもないのでまあいいやとカードで支払おうとしたら「現金のみだけど問題ないよ!目の前の換金所で下ろしてくるの待ってるから!」
問題ないよ!じゃないんよ…と若干イラッとしてしまいましたが、学びになりました。バスターミナル近くや便利な場所の相場は高い(当たり前すぎ)、カードで支払えるかどうかは入店する前に確認必須、注文するメニューの値段も事前確認必須、追加で出てきた謎サービスはお金かかるのか確認必須。
朝&疲れてる&余裕ない時は全てテキトーになるしつけ込まれるしイライラしちゃうし本当よくないわ。
自分の状態がよろしくないことが明らかだったのですぐホステルに向かいました。24時間チェックインOKのホステル神。
この日は誕生日だったので夜は美味しいご飯とケーキが食べれたらいいなぁと思いながら寝ました。
夕方になりディナーに行こうと思ったのですが朝のぼったくりが少々メンタルにきていた私は安全なご飯屋さん目掛けて出発したかった。ホステルの優しい兄ちゃんに聞くと、ガラタ橋を渡った先の方がリーズナブルなお店が多いと教えてくれました。
ガラタ橋は写真を撮ってる観光客はもちろん多いけど、それ以上に釣りしてる人が異常に多い!
橋を渡ると美しいモスクぽいのがあって、その先にご飯屋さんがたくさんあります。
(一応)バースデーディナーは大好物のチキンにしました。あとフムス。
普通に美味しかったです、特筆することはないです。フムスは美味しかったけど「あ、これ冷たいんや…」って思いました。
その後ケーキ屋さんを探して歩いていたらパっと目に入ったお店のケーキたちがすごく美味しそうだったので入店。
優しいおじちゃんがそれぞれのケーキのフレーバーを説明してくれて、迷った挙句ピーカンナッツのチョコレートケーキにしました。
で食べようとしたらその場にいたご夫婦が何語か分からないハッピーバースデーソングを歌っていたので「誕生日なんですか?」と聞いたら奥さんがお誕生日とのこと。「私も今日誕生日なんです〜!」と言ったら、突然奥さんがケーキを切り分けて私にくれたんです!!びっくりしたけど本当に嬉しくて、私のケーキもお裾分けしました。
ケーキはどちらもめちゃくちゃ美味しくて、お互いのバースデーケーキをシェアした嬉しさで尚更美味しくて。なんてあたたかいんだろう…と満たされまくりました。
朝からあんまりいい感じではなかったけどこれで一発逆転。やさしい気持ちでニコニコしながら宿に戻って即寝ました。今年も歳を取り、今日も無事に寝床につけて良かった、ありがとう。
とまあ誕生日は良かったのですが、イスタンブール最終日を迎えて「トルコあかんわぁ」となってます。街の雰囲気、人の感じ、料理がシンプルに私の好みではなかった。なんの予想も期待もしてなかったけど「あ。こういう感じですね、はい。」ってやつ。
街全体がいろんな意味でちょっと汚いなって思いました。まず街は汚い、ベンチとかあんま座りたくないなって感じ。タバコに規制ないから路上喫煙者めちゃ多いし、細狭いイスタンブールの道で歩きタバコの後ろになった時はわりと地獄でした。
あと人も、最初の店だけじゃなくて基本ぼったくり気質なのが残念でした。
アメ村(大阪)の外国人客引きみたいな明らかなやつは初っ端から無視すればいいけど、イスタンブールの人たちは普通の価格でとりあえず店に入れて、後の方で追加物を紛れ込ませてくる(ナチュラルオプション)。
もちろん良い人もいます。
トルコアイスを食べに行ったのですがそこのおっちゃんすごい優しかった。まず価格が良心的。メインストリートのトルコアイスが1スクープ200リラ(1000円くらい!)するところ3スクープで90リラ。そして最後にチョコソースとココナッツかける?と聞いてくれた時に、警戒心バキバキになっていた私はNOと一度は断ったのですが「オススメだよ、無料だよ」ともう一度確認してくれて、かけてもらいました。
まじで美味しかったです、滞在中に2回行きました。トルコアイス食べるならこのお店本当にオススメします!トルコアイス名物の茶番劇が無いのも高評価。
純粋に人の良心を信じれなくなった自分に嫌気がさしてます。一瞬でもトルコアイスのおっちゃんのことを疑ってしまって申し訳なくなった。けど「いや、私が申し訳なくなる必要ねえな!?」と思う。
イスタンブールが中心地で稼ぎ所なのは分かるし、ここだけがトルコではないのは百も承知だけど、ここの人たちのいや〜な感じを受けてトルコの他の都市にも行ってみたいとはならないかな。これは連帯責任だと思う。
イスタンブールに関して言えることはスイーツがとっても美味しいです!
ケーキ屋さん
ここも滞在中2回行きました。
泊まった宿
トルコ式朝食が無料で付いてきて美味しいので、ぼったくり店で食べるくらいならここの宿で食べるのおススメします。
旅メモ
いらないサービスにはハッキリ「NO」と言わなければならない。
日本人の「う〜ん、どうしようかな〜」は外国人にとっては「YES」。
NOを明示しない限り会話が終わらないorしっかり徴収されます。
もう一度言います、いらないものには「NO!」
いるかもしれないなら無料Freeかどうか確認してから「NO or YES」